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ボールペンの人気日本メーカーの一覧と特徴!!

ボールペンの人気日本メーカーの一覧と特徴!!

前の記事でゲルインクとエマルジョンインクが日本の企業が開発してるという事を「ボールペンの仕組みや種類についてざっくりと解説!!」でも紹介しました。

ガジェットの分野では海外勢に押され気味の日本ですが、こういった技術は流石「物作りの日本」っと言った所ですね!

また、インクだけでなくボールペンそのものも優れた物を作っています。

というわけで、今回は日本企業の人気ボールペンメーカーの一覧と特徴をまとめて紹介していきます!

ボールペンの人気日本メーカー一覧

それではさっそく、日本企業の人気ボールペンメーカーと代表的なボールペンを下記の表にまとめました。

メーカー名 代表的なボールペン
パイロット フリクションボール
(消せるインク)
ゼブラ ブレン
(エマルジョンインク)
サクラクレパス ボールサイン ノック
(ゲルインク)
三菱鉛筆 ジェットストリーム
(油性)
ぺんてる ボールproduct
(水性)
伊東屋(ロメオ) ロメオNo.3
(油性)
トンボ鉛筆 エアプレス
(油性)
セーラ万年筆 G-FREE
(油性)

ボールペンの新技術を開発しているだけあってメーカー数が結構多いですよね。

その中でも三菱鉛筆のジェットストリームやパイロットのフリクションボールは、殆どの人が知っていたり使っていたりするのではないでしょうか。

ボールペンの人気日本メーカーの特徴

日本の人気ボールペンメーカーと代表的なボールペンがわかったとこでそれぞれの特徴を解説していきます!

文字が消せるフリクションボールを生み出した「パイロット」

パイロットという名前を聞いて飛行機が由来と思われがちですが、パイロットは船舶用語で水先人という意味だそうです。

また、パイロットは1918年に創業している歴史の長い会社です、高級品から安価なボールペンを幅広く取り扱っており、消せるボールペンで有名な「フリクションボール」は2014年には累計10億万本を超えるヒット商品になりました。

他にも非常にクオリティーの高い低粘度油性ボールペンのアクロボールなども人気がありますね。

しかも、低価格帯向けの商品だけでなく高級ボールペンの分野でも世界のブランドと方を並べられるメーカーです。

エマルジョンインクを開発した「ゼブラ」

ゼブラは、日本国内でもパイロットと並びシェアが高いメーカーです。

ゼブラが開発したエマルジョンインクは、別名油中水滴型インクとも呼ばれていて油性インクと水性インクの両方の性質を狙ったインクです。

そして、このエマルジョンインクを使ったボールペン「ブレン」は、名前の通り書いていてブレないのが特長的となっています。

ペン先のパーツが特殊な作りになっており、そのパーツがペン先をしっかりと抑えてくれるのでペン先が「カタカタ」とブレるのを防いでくれるのです!

リフィルも「ブレン」オリジナルになっているので、「ブレン」はかなり力を入れたボールペンです。

ゲルインクを生み出した「サクラクレパス」

クレパスで有名なサクラクレパスですが、ゲルインクを開発したことでも有名です。

エマルジョン同様に、油性インクと水性インクの両方の性質を兼ね備えたインクとなっていて、インクの粘度が変化することで油性インクと水性インクの性質を引き出しています。

このゲルインクを使用した「ボールサイン ノック」はインク自体に安定感と粘りがあり、発色が良いです。

特に油性系では難しい多色展開が魅力です。

また、グリップには滑らないように透明エラストマーを採用したグリップを使っているので握った際に滑らない構造になっています。

低粘度インクで年間約1億万本販売した「三菱鉛筆」

一度は目にしたことのある高級鉛筆uniでおなじみの三菱鉛筆ですが、実はボールペンの製造元としても海外市場では北米で人気の高いメーカーです。

また、2014年に年間約1億万本販売された「ジェットストリーム」は低粘土油性インクを使用したことでボールペンの歴史を変えてしまったボールペンなんです。

油性ボールペンの短所をすべて潰すのを目的として作られており、油性ボールペンの長所はそのままに軽い書き味と掠れのない濃い黒の表現を実現しました。

「ジェットストリーム」販売以降、他社からも相次いで低年度油性ボールペンが発売されて開発競争が生まれるきっかけになったボールペンです。

水性ボールペンで一度は目にした事がある「ぺんてる」

ぺんてるとは、絵を描くことの意味のペンティングとパステルを組み合わせた造語だそうです。

現在は、文房具から産業用ロボットの製造販売まで幅広く行っているメーカーになっています。

ぺんてるの「ボールPentel」は現在、赤・青・黒色のみの販売ですが昔からお馴染みのデザインで一度は目にした事があるボールペンですね!

書き味が樹脂チップにより非常に柔らかく独特な特徴を持っています。

老舗文具店の「伊東屋」

伊東屋は明治時代から長らく続いている老舗の文具店です。

1914年に発売した伊東屋オリジナルROMEO万年筆の歴史を受け継いで、2009年に生まれたオリジナルブランドのROMEO/ロメオは1万円前後の高級ボールペンの分野で非常に人気のあるブランドです。

ROMEO/ロメオ「ロメオNo.3」は低粘土油性インクと絶妙な重量バランスが相まって疲れずそして書きやすい回転式のボールペンです。

天冠に時計の竜頭をイメージした作りで回しやすいデザインも特徴的になっています。

MONO消しゴムで有名なトンボ鉛筆

トンボ鉛筆は国産鉛筆のシェアでは三菱鉛筆と合わせると約9割となる超有名メーカーです。

トンボ鉛筆の中ではボールペンというよりMONO消しゴムの知名度が高いですが、本来は最高級鉛筆MONO100のおまけだったのものが、販売を希望する人が多く製品化されたといった変わった経緯があります。

そして、ボールペンでもタフに使えるトンボ鉛筆「エアプレス」は強力なグリップや掴みやすいラバーボディ、といった性能に加え最も特徴的な部分がノック式加圧機構。

このノック式加圧機構はリフィル[替え芯]に加圧空気を送ること可能なんです。

結果上向き書きや早書きなども崩れずにしっかりと書くことができます。

万年筆の日本代表する「セーラ万年筆」

セーラ万年筆は日本を代表する万年筆のメーカーです。

セーラーとは船舶用語で水兵という意味で、一人の提督より多くの水兵が大切だという意味がこめられています。

また、日本で初のボールペンの製造やカートリッジ式万年筆の特許取得など日本の筆記用具業界を引っ張ってきたメーカーです。

そして、筆圧によって弾力設定をすることができる筆圧アジャスターを搭載した、セーラ万年筆「G-FREE」も有名です。

ペンのノック部分を回転させることで自分の好みにあった弾力設定をすることで手の負担を10%以上軽減してくれる優れたボールペンとなっています。

ボールペンの人気日本メーカーのまとめ

ボールペンの革新的技術は殆ど日本から生まれていますね。

特に消せるボールの「フリクションボール」や油性の概念を変えた「ジェットストリーム」は、ユーザーの使い勝手を大幅に向上させたと言って良いでしょう。

近年では、各社低粘度インクを使ったボールペンを開発しているので最も競争の激しい分野になっていますが実際の書き心地で「ジェットストリーム」に最も対抗しているのがパイロットの「アクロボール」です。

フリクションボールだけでなく多くの分野で優れた製品を出すパイロットの開発力はもの凄い高いと言えますね。

また、普段あまり注目して見ることのないボールペンですが、ひとえに書きやすさといっても様々な企業努力の結果というのが開発の経緯を調べるとよくわかります。