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ぺんてる「ビクーニャフィール」レビュー!!超低粘度インキの滑らかボールペン

ぺんてる「ビクーニャフィール」レビュー!!超低粘度インキの滑らかボールペン

低粘度油性インクのボールペン、最後のシリーズはぺんてる「ビクーニャフィール」

主要なメーカーのインクは殆ど使ってきたので、書き始めた瞬間すぐわかりました。

アクロボールに近いと…。

個人的にアクロボールがフィットしなかったので記事にするのを躊躇いましたが、競合商品といういうことでレビューしていきます。

ぺんてる「ビクーニャフィール」の概要と特長

ぺんてる「ビクーニャフィール」の概要と特長
メーカー名 商品名 油性インクの
種類
ボール経 色の種類 方式 価格
Pentel ビクーニャフィール ビクーニャインキ 0.5mm
0.7mm
ノック方式 約100円

ぺんてる「ビクーニャフィール」は、超低粘度のインク「ビクーニャインキ」を採用したボールペンで綺麗な発色とかすれのない書き心地を実現。

また、「ビクーニャインキ」は、世界で最も低粘度のインクということで滑らかというより水性のようなサラサラとした書き味で普通の油性ボールペンとは異なり軽い書き方に適しています。

ぺんてる「ビクーニャフィール」のデザイン

このぺんてる「ビクーニャフィール」というボールペン、何故か長いです…。

だいたい0.5mmぐらい他のボールペンと比べて長いのですが、内ポケットのサイズ次第では底に当たってしまいます。

使っていても未だになぜ長いのか不明ではありますが、恒例のデザインから見ていきましょう!

明らかにペン尻に比重をよせた「重心」

ぺんてる「ビクーニャフィール」」のデザイン明らかにペン尻に比重をよせた「重心」

重心はかなりペン尻よりです。

私は比較的ボールペンは80°ぐらいの角度で持つことが多いので、前よりの重心の方がフィットするんですよね…。

逆に40~50°ぐらいの角度に寝かせて書く人に向いている重心だと思うのでちょっと合いませんでした。

一体成型された「キャップ」

キャップは完全に一体型のため取り外しできない仕様ですね。

分解することはほとんどないので個人的には筐体の一体感があって好きです(笑)

バネ式で使い勝手が良い「クリップ」

ぺんてる「ビクーニャフィール」の最大に優れているポイントがクリップ!

100円前後のボールペンが軒並みプラスチックで一体になっているのに対してバネ式になっています。

バネのため割れる心配もないし楽に広げることができます。

また、あくまでテコの原理で楽に広げることができるので止めが弱いなんてことはなく、使い勝手はこのクラスで完全にトップ。

その分デザイン的にはシンプルさに書けるのでイマイチではありますが、極端にダサいわけではないので許容範囲内です。

縦ストライプで若干滑りやすい「グリップ」

画像では少しわかりにくいですが、グリップに縦のストライプが入っています。

これが素材と相まって若干滑りやすいんですよねー。

はっきり言って金属製でもっと滑りやすいボールペンでも実用性には問題ないので気にするレベルではないのですが、レビューするために他のボールペンと細部まで比較すると若干気になる部分です。

また、グリップはやや太めに作られているので太めのグリップが好きな人にはバッチリフィットすると思います。

長いだけにちょっと重い「重量」

ぺんてる「ビクーニャフィール」」のデザイン

100円クラスでは、9~10gのボールペンが多い中唯一の11g。

そもそも軽ければ良いってものでもないし、1gの違いはもって分かるものでもないっていう。

ぺんてる「ビクーニャフィール」の持ちやすさ

ぺんてる「ビクーニャフィール」の持ちやすさ

ぺんてる「ビクーニャフィール」は、ペン尻よりの重心で本体自体も長めなのでより重心が後ろに行きやすいため、寝かせて書く持ち方にフィットするように設計されている感じがしますね。

また、グリップが太めで平坦なため良く言えば持つ場所を選ばない、悪く言えばフィット感に欠けるので固定の持ち方が決まっている人は満足度が下がりそうです。

ちなみに私は重心やグリップの太さ的に「自分に合うな!」とはなりませんでしたが、本体が長い分ペン回しはやりやすかったです(笑)

ぺんてる「ビクーニャフィール」の書きやすさ

ぺんてる「ビクーニャフィール」の書きやすさ

それでは、ボールペンの本丸である書きやすさについてがっつりまとめていきます。

今回もコクヨのリングノート、ボール経0.5mmで試しています。

①インクの出やすい角度

ぺんてる「ビクーニャフィール」のインクが出やすい角度は、他のボールペンなどと同様60~90°付近。

また、ゼブラ「スラリ」ほどではないですが、40°などの寝かせた角度ではかすれが目立つようになります。

寝かせた角度に適した設計に見えるのに「どういうこっちゃ」と思いましたが、弱い筆圧であればそれほどかすれることなく普通に書くことができるので及第点ですかね。

逆に強めの筆圧で寝かせた状態だと、かすれすぎてまともに書けないので結構書く人を選ぶボールペンといえます。

角度や筆圧による傾向がパイロット「アクロボール」に非常に近いのでインクの質が近いことが推測できます。

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②インクの出方(かすれ、滑らかさ)

ぺんてる「ビクーニャフィール」はインクの出方の傾向もパイロット「アクロボール」にかなり近くドバドバと出ます。

若干アクロボールより粘度が低い分、水性に近く油性ボールペン独特の滑らかさを感じる書き心地ではないですね。

その分弱めの筆圧でもインクはしっかり出るので、昔からの油性ボールペンと比べると全く異なる特性といえるでしょう。

ただ、インクが出る分どの筆圧でもダマが出やすく特に弱い筆圧でゆっくり書いたりする人には向かないなどオールマイティーに使えるボールペンとは言えないです。

③インクの色合い

インクの色合い自体はめちゃくちゃ優れていてインクの色がしっかり黒色として発色します。

今までで最も色合いが良かったパイロット「アクロボール」に近いレベルでしっかり黒色がでるので書き心地やピーキーな部分も含めてかなり近い特性といえるでしょう。

④インクの乾きやすさ

正直、乾きにくい部類に入ります。

この部分もパイロット「アクロボール」と近く、書いた直後指でこするとほぼ滲みますが、1~2秒後であればノートにより誤差はあるものの滲むことはないので実用面で不便はありません。

しかし、左利きの場合は文字を書いた方向に手が動く為、気をつけながら書く必要があります。

⑤書いた直後のインクの裏ぬけ具合

ぺんてる「ビクーニャフィール」は、インクがかなり低粘度なので水性の様に裏抜けするかと思いきや今の所全く裏抜けしていません。

数ヶ月置いたあとの検証は出来ていませんが、即座に裏抜けする可能性は低いでしょう。

ぺんてる「ビクーニャフィール」がおすすめの人

ぺんてる「ビクーニャフィール」は重心がペン尻よりで、本体が若干長めなためボールペンを寝かせて書く人におすすめです。

ただ、寝かせて書く場合、強めな筆圧だとかすれが酷いので弱めの筆圧であることが条件になります。

また、書き心地はヌルヌルと滑らかに、というよりサラサラ系の水性に近い書き心地なので水性の書き心地が苦手な人も避けたほうが良いでしょう。

とはいえ、インクの発色はパイロット「アクロボール」と並びトップクラスに良い色なので書き方が「ビクーニャフィール」と合っていれば選択肢として有りです。

ぺんてる「ビクーニャフィール」レビューのまとめ

ぺんてる「ビクーニャフィール」は、特性がパイロット「アクロボール」と酷似しているのでちょっと私にはフィット感が足りませんでした。

特に弱い筆圧時のダマになりやすさや書き心地がハマらなかったのでメインで使うことは無さそうです。

ただ、性能がピーキーなだけに弱い筆圧、寝かせて書く、速い記入の条件が揃った書き方をしている人にはバッチリはまるので持ち主を選ぶボールペンと言えるでしょう。

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