ボールペン

ゼブラ「スラリ」レビュー!!エマルジョンインクを使用した滑らかボールペン

ゼブラ「スラリ」レビュー!!エマルジョンインクを使用した滑らかボールペン

ボールペンレビューシリーズ第二弾!!

前回の定番ボールペン、ゼブラ「ジムノック」に続いて大人気のジャンル低粘度油性タイプに含まれるゼブラ「スラリ」をレビューしていきます。

低粘度油性の中でも「ジェットストリーム」や「アクロボール」に比べ知名度は劣るものの、独自開発のエマルジョンインクを使ったボールペンの書き心地を徹底的に使い倒した結果はいかに!

ゼブラ「スラリ」の概要と特長

ゼブラ「スラリ」概要と特長
メーカー名 商品名 油性インクの
種類
ボール経 色の種類 方式 価格
ゼブラ スラリ エマルジョン 0.5
0.7
1.0
赤/青/黒 ノック方式 100円
(税抜き)

ゼブラ「スラリ」は低粘度油性ボールペンの中ではちょっと独特のエマルジョンインクを使っています。

そもそもエマルジョンインクは、油性のにじまない、公文書に使えるなどの特長をそのままに水性の滑らかで軽い書き心地の両立を目指しゼブラが開発したインクです。

油性、水性の双方の特長を兼ね備えているので「ジェットストリーム」などの低粘度油性と同じような書き心地を実現しています。

また、ゼブラ「スラリ」ベーシックなデザインのものだけでなくホワイト軸と呼ばれる白系のデザインも出しているので好みのデザインを選ぶことも可能です。

ゼブラ「スラリ」のデザイン

まずは、ゼブラ「スラリ」のデザインから確認していきましょう!

ボールペンは持ち歩く物なので書き心地が良くても気に入らないデザインじゃ満足感に書けますからね。

ペン先に偏った「重心」

ゼブラ「スラリ」のデザイン ペン先に偏った「重心」

写真ではわかりにくいかも知れませんが、若干ペン先の重心が重くなっています。

ゼブラ「ジムノック」ではペン尻が重くなっていましたが、適切な角度でボールペンを持つならペン先に重心が合ったほうが安定しますね。

ノック式のため一体になった「キャップ」

安いボールペンなので当然ノック式を採用していますね。

キャップ部分の作りは比較的大きめなのでスタイリッシュさには欠ける印象です。

先端が尖った短めの「クリップ」

クリップ部分は、先端が尖っているので「ジェットストリーム」によく似ていますね。

また、多くのボールペンと比べると若干短めなのでデザイン的にはGOOD!

ただし、素材的にはプラスチックで強度がないため無理やりスーツに挟むのはちょっと危険。

ペン尻にかけて徐々に太くなる「グリップ」

グリップは若干ペン先からペン尻にかけて太くなって行くタイプ。

ほんとに若干なのでややグリップ位置がわかりくく感じます。

公式重量から+0.3gの「重量」

ゼブラ「スラリ」のデザイン 公式重量から+0.3gの「重量」

公式重量は9.7gに対して実際の重さは10gと若干の誤差。

まー正直手にとってみても重さは全く気づくことができないですけどね。

ゼブラ「スラリ」の持ちやすさ

ゼブラ「スラリ」の持ちやすさ

ゼブラ「スラリ」の持ちやすさは普通(笑)

普通というと感覚的すぎるのでどーいうことかというとグリップ位置を固定するような凹みも急激にペン尻に向かって太くなることもないので特長が薄いです。

その分ベーシックな作りなので好き嫌いが分かれることなく使うことができると思います。

私の場合は、グリップ位置がやや感覚的にハマらず「アクロボール」に比べると劣ってしまう結果になりました。

ゼブラ「スラリ」の書きやすさ

ゼブラ「スラリ」の書きやすさ

それでは、ボールペンのレビューで最も大切な「書き心地」と「書きやすさ」をがっつりレビューしていきます。

今回のレビューに使うボールペンは、ゼブラ「スラリ」のボール経0.5mmです。

また、書き心地といっても色んな捉え方があるので以下の4っつのポイントに絞って評価していきます。

4つのポイント

①インクの出やすい角度
②インクの出方
③インクの乾きやすさ
④書いた直後のインクの裏ぬけ具合

①インクの出やすい角度

ゼブラ「スラリ」は60~90°の角度の角度が最も滑らかに書けます。

逆に、角度を45℃などの寝かせた状態で書くと「ジムノック」とは異なり急激に引っかかりが強くなってしまいますね。

しかも引っ掛かりがあるだけでなく文字もかなりかすれてしまうという…。

新世代のインクなのでどの角度でも「ジムノック」より滑らかな書けるだろうと思っていたら大間違い。

しかし、ボールペンの適切な角度で書く分には非常に滑らかで従来の油性ボールペンより力を入れずに書くことが可能です。

②インクの出方(色の濃さ、かすれ、滑らかさ)

ゼブラ「スラリ」インクの出方は、前述の角度を除きボールペンの中で最もバランスが取れていますね。

色の濃さも「ジムノック」より当然しっかり出ていて人気の「ジェットストリーム」と変わらないレベルです。

さすがに「アクロボール」の黒さには劣りますが…

また、最も特筆すべきポイントは筆圧による書き心地の変化の無さ!

というのも、「ジェットストリーム」や「アクロボール」が筆圧によってかなり滑らかさが変わるのに対してゼブラ「スラリ」は殆ど変わりません。

おまけに比較的ダマができやすい弱い筆圧時に圧倒的にダマが出来ず安定したインクの出方をしてくれるのでかなり安心して書くことができます。

私は、弱い筆圧で書くことが多いので常に細めの線が書けるこの辺りが最高にハマるポイントでした。

③インクの色合い

インクの色はちょっと薄めで黒っぽさも控えめです。

とはいえ従来の油性ボールペン、「ジムノック」と比べると濃さも色合いも優れていて「ジェットストリーム」に近い発色です。

ではなぜ、控えめかというと「アクロボール」と「ビクーニャフィール」が更に桁違いに黒の発色をしているため。

比較してしまうとどうしても差を感じてしまいます。

④インクの乾きやすさ

インクの乾きやすさは、従来の油性ボールペン「ジムノック」にはもちろん「ジェットストリーム」にも劣ってしまいますね。

書いた直後に指でこすると明確に滲みます。

とはいえ、「アクロボール」に比べるとだいぶマシなので低粘度なのに殆ど滲まない「ジェットストリーム」が優秀すぎると捉えた方がいいかも…。

⑤書いた直後のインクの裏ぬけ具合

コクヨのソフトリングノートで試したところ裏抜けはそもそも全くしません。

強い筆圧でなぐり書きしたり、一箇所に集中的に書いても全く問題ないですね。

透け具合も従来の油性ボールペンと殆ど変わらないレベルなので多くの紙で安心して書くことができるでしょう!

ゼブラ「スラリ」がおすすめの人

ゼブラ「スラリ」は、弱い筆圧で滑らかな書き心地を求めている人に最もおすすめのボールペンです。

実際、弱い筆圧時の書き心地は、滑らかなだけでなく圧倒的にダマができにくく常時一定の細さで書けるのでストレスなく使えます。

逆に、唯一の欠点が角度です。

ボールペンのを45°など寝かせて持つ人には避けたほうがいいでしょう。

寝かせて書くと引っ掛かりが強いだけでなく、かすれてしまいまともに使えないのでこの部分はかなり人を選びます。

ボールペンを持つ角度を60~90°で使う人には、ほぼ欠点の見当たらないので徐々に気に入るボールペンになると思います。

ゼブラ「スラリ」のまとめ

このボールペン、正直最初は「ジェットストリーム」や「アクロボール」と比べると知名度が低く尖った特長がないので常用はしなくなるだろうなと思ってました。

しかし、本当に欠点が少ないのでストレスなく使うことができ、使えば使うほど満足感があがるというスルメのような特殊な仕様。

特に弱い筆圧時のダマにならない感じは安心感すら覚えます。

更に、強い筆圧でも同じ用に書けるので圧倒的バランス力をもっています。

使い始めはインパクトが薄くなんとも言えない感じからの満足感という晩成型のボールペンと言えるでしょう!