スマホが普及したため、現在ではPCよりスマホでインターネットのブラウジングをする人が増えています。
多くの人がAndroidの場合「Google chrome」、iPhoneの場合「Safari」などのバンドルされているブラウザを利用していると思いますが、Androidは、デフォルトのブラウザを変更することが可能です!
また、Androidでは「Google chrome」以外にも多くのブラウザが「Google Play」で提供されているため、いざ変えようと思っても、「どれを選べば良いかわからない」っとなってしまう人も多いのではないでしょうか。
そのため、今回はAndroidブラウザの選び方や用途に合ったおすすめのブラウザを11選紹介していきます。
Androidブラウザの選び方
Androidは、本当に無数のブラウザが選べる状況なので、何を求めるのかしっかり把握しておく必要があります。
難しい場合は、現在使っているブラウザの不満点を可視化しておくと良いでしょう!
それでは、ブラウザの選び方を項目別に解説していきます。
デフォルトのブラウザの「変更方法」
まずは、デフォルトのブラウザの変更方法。
ブラウザ自体はインストールすれば使えるものの、他のアプリから開く場合などはデフォルト設定をしておくと任意のブラウザに飛ぶことができるようになります。
多く場合アプリ内の設定から変更可能ですが、変更方法が分からない場合は以下の手順でお試しくださいませ!
- 端末設定
- アプリと通知
- デフォルトアプリ
- ブラウザアプリ
- 任意のアプリの選択
デフォルトの設定しないと外部アプリから飛ぶ際に好きなブラウザを選択できる用になるので、使い分けしたい場合や試しに使ってる時などは、デフォルトの設定をしないようにしましょう!
導入ハードルを決める「価格」
Androidのブラウザは、多く場合無料で利用できます。
しかし、中には有料版を購入しないと広告が表示されたり機能が一部開放されていないアプリも存在します。
無料でも優れたブラウザは、多数提供されているのでよっぽどお気に入りの機能がある場合を除き無料のブラウザを選ぶ方が良いでしょう。
安心して使うことができる「安定性」
動作が安定して使えるのはほぼ絶対条件です。
不安定なアプリであればかなりストレスを抱えることになります。
「安定性」については、端末との相性にも作用されるため一概には言えませんが、大手かつ評価の高いものは比較的「安定性」が高いといえるでしょう。
とはいえ、最終的には使ってみないとわからないので評価だけで決めず一度インストールして確認することをおすすめします。
ストレスが軽減する「レスポンスと表示速度」
タッチに対してのレスポンスや表示速度が速いと想像以上にストレス軽減に役立ちます。
傾向的には、多機能なブラウザより軽量なブラウザの方が軽快な動作の傾向がありますが、スマホ本体のスペックが高い場合は特に気にする必要はありません。
逆に2019年以前のミドルレンジを使っている場合は、差を感じることが多いので機能性より軽量なブラウザを選んだ方が快適に利用できる可能性が高いです。
困ることがなくせる「機能性」
「機能性」が高いと出来ないことが少なくなる上、合って困ることもないため、ハイスペックなスマホの場合、多機能なブラウザの方が有利な側面が多いです。
特に便利な機能としては、
- ブックマーク同期
- ナイトモード
- ジェスチャー
- ダークモード
- オフラインモード
- 広告カット
- PDF化
があります。
ブラウザの利用頻度が高い人は、「ジェスチャー」や「広告カット」があると便利なので重視すると良いでしょう。
逆に、スペックが低いスマホを使っている場合、重くなって操作感が損なわれる可能性が高いので敢えて高機能を避けるのも有りです。
視覚的も操作にも影響する「UI/UX」
人によって気にする人としない人で大きく分かれるのが、「UI/UX」。
しかし、デザイン部分はともかくメニューバーの配置が上と下では、使い勝手が大きく変わるように非常に重要な部分です。
特に近年18:9などの超縦長デザインが採用されるスマホでは、片手では上部に親指が届きにくいため、下部にメニューバーがある方がUX的には優れているといえるでしょう。
自分好みにカスタマイズできる「拡張性」
PC版「Google chrome」のエクステンションやFirefoxのプラグインなど自分でお好みの機能を追加できる拡張性をもったブラウザも存在します。
自分好みにカスタマイズできる反面、カスタマイズの手間や安定性などに影響があることを覚えておきましょう!
ストレス大幅減の「広告ブロック」
広告カットは機能は、大幅にストレスを減らすことに貢献します。
最近のブラウザは広告ブロック機能を備えていることが多いですが、精度は機種により異なります。
「Google Chrome」などの場合、Googleが広告会社のためブロックされるのは悪質な広告だけなので、「もっと広告を排除したい」といった場合は、「Brave ブラウザ」などを使うと良いでしょう。
トレンドに対応できるかの境目「更新頻度とセキュリティー」
更新頻度はセキュリティーにも大きく関わるので非常に重要です。
また、更新頻度が高いブラウザの場合、「ダークモード」や「広告ブロック」などの新機能にも対応するケースが多いです。
また、OSのバージョンアップなどの対応も速いのでメインで利用するブラウザは、更新をしっかりしているものを選びましょう。
Androidブラウザのおすすめアプリ12選
ブラウザの選び方が分かったとこで、おすすめのブラウザを用途を交えて紹介していきます。
今回紹介するブラウザは、下記の27個のブラウザを全て利用しその中から使いやすかった11個厳選しました。
また、紹介するブラウザは青字にしております。
- 「Google Chrome」
- 「Opera browsers」
- 「Opera mini browsers」
- 「Opera Touch ウェブブラウザ」
- 「Firefox」
- 「Firefox Focus」
- 「Microsoft Edge」
- 「Yahoo!ブラウザー」
- 「Vivaldi」
- 「Sleipnir Mobile」
- 「さくらブラウザ」
- 「Lunascape」
- 「Yuzu Browser」
- 「Via」
- 「Smooz ブラウザ」
- 「Mint Browser」
- 「UC Browser 」
- 「UC Browser Turbo Japan」
- 「UC Browser Mini」
- 「Lightning Web Browser」
- 「Maxthon Android Web」
- 「Samsung Internet Browser」
- 「Dolphin Browser」
- 「Exsoul Web Browser」
- 「Habit Browser」
- 「Puffin Web Browser」
- 「Brave ブラウザ」
①定番中の定番「Google Chrome」
まずは、皆さんご存知「Google Chrome」!
AndroidだけでなくPCでも高いシェアを誇る世界No.1ブラウザ。
デスクトップ版と異なりAndroidではエクステンションは使えないものの「Google Chrome」同士でのブックマークの同期はもちろん、IDやパスワードも同期してくます。
そのため、デスクトップで「Google Chrome」を使っている人とは相性抜群です。
個人的には「メニューバー」が下部にないため若干不満はあるものの「Google Chrome」間の同期ができるという点でメインで利用しています。
- PCとの履歴やブックマークの連携
- IDやパスワードも同期
- 最多ユーザー数
- Androidデフォルトブラウザ
②とにかく多機能で使いやすい「Opera browser」
「Opera browsers」は、とにかく多機能。
ナイトモードや広告ブロックは、当たり前でオフライン、PDF出力も可能です。
その他にスピードダイヤルや「Opera」間でのブックマーク同期、更には無料VPNも利用できるなど至れりつくせりなブラウザ。
足りない機能といえばジェスチャーぐらいです。
また、多機能にも関わらず分かりやすい設計で、ダウンローダーの使い勝手も良いためライトユーザーからヘビーユーザーまで満足できる超優良なブラウザといえるでしょう!
- 無料VPN
- 広告ブロックやPDF化などの多機能
- 多機能ダウンローダー
- Opera間同期
③拡張性で選ぶなら「Firefox」
「Firefox」は、「Google Chrome」登場前までデスクトップ版で「IE」に次ぐシェアとプラグインによるカスタマイズ性で人気を博したブラウザです。
最盛期の勢いはないもののAndroidでもデスクトップ版同様、自分好みに機能を追加できるプラグイン機能を搭載し、歴史の長さからか膨大な拡張アプリを備えています。
一般ユーザーには若干敷居は高いものの好みにカスタマイズできる自由さからヘビーユーザーとは相性が良く、欲しい機能が明確でカスタマイズ好きには最もおすすめできるブラウザといえるでしょう!
- Firefoxと間同期
- プラグイン対応で機能追加可能
- ヘビーユーザー向け
④マイクロソフトと連携するなら「Microsoft Edge」
デスクトップOSの王者Microsoftが満を持して提供を開始した「Microsoft Edge」。
デスクトップ版より遅れて登場したものの完成度は高く、デザインやUXが文句なしに優れています。
昔のWindowsのイメージから古いイメージを持たれがちですが、見た目もUXも圧倒的に洗練されています。
機能的な部分では特筆すべきポイントは少ないですが、必要十分な機能と高い安定性、分かりやすく使いやすい設計のおかげで気持ちよく利用できるため、ライトユーザーにおすすめです。
- 優れた操作性とデザイン
- Microsoft Edge間の同期
⑤Yahoo!サービスとの連携やメモリ解放もできる「Yahoo!ブラウザー」
トレンド情報に敏感なユーザーに最適なのが「Yahoo!ブラウザー」。
左記の画像の用に検索で急上昇したキーワードが常時流れてくるので、トレンド情報の取得に最適です。
また、どの場面からでも1~2タップでYahoo!のサービスに辿り着ける設計になっているのでYahoo!にどっぷにな人相性抜群!
その他、画像をロングタップすることで、画像の商品を探し出してくれたり、カメラやQRコード、メモリ解放などの機能もついているのでブラウザ中心にスマホを活用するユーザーにもおすすめです。
- トレンド情報に優れる
- メモリ解放やQRコード読み取り可能
- Yahooのサービスとの連携
⑥日本製でジェスチャーに優れた「Sleipnir Mobile」
デスクトップ版の「Sleipnir」から登場した「Sleipnir Mobile」は、ジェスチャー&エクステンション特化アプリ。
正直、デザイン性が悪くUIの統一感も薄いので、わかりにくくライト~ミドルユーザーには向きません。
しかし、UIやデザインが気にならずジェスチャー操作を中心にブラウザを活用したい人や足りない機能をエクステンションで自分で追加する人にはおすすめです。
- 豊富なジェスチャー設定が可能
- UIの統一感やデザインが悪い
⑦超軽量+高速動作の「Via」
「Via」はファイルサイズからして超軽量。
しかし、ただ単に軽量というわけではなく軽量を生かした超シンプルな作りとメニューバーの配置や配色や数など綺麗にまとめられているため高いデザイン性を実現しています。
UX的にも初見から分かりやすく、タップが必要な部分は全て下部に集中しており、動作も軽快なのでスペックの低いスマホユーザーやライトユーザーとは相性バツグンです。
ちょっと物足りない部分はタブの切替で、文字によるタイトル表記だけなので使いやすさは良くても視覚的なわかり易さやインパクトは劣っています。
とはいえ、軽量化とはトレードオフの関係なので優先順位を見極めましょう!
- 最軽量ブラウザ
- 動作も軽快
- シンプルで低機能
⑧バックグランド再生もできる「UC Browser Turbo Japan」
「UC Browser」の日本語版、「UC Browser Turbo Japan」。
「UC Browser Turbo Japan」は、使い勝手、わかり易さ、デザイン性、機能性が高い次元でまとまったブラウザです。
機能だけみると総合的に「Opera browser」には劣るものの、音楽や動画のバックグランの再生など一部勝る部分もあります。
また、メニューバーをスワイプすることでタブを高速切替できるので、「Opera browser」ほど機能はいらないけどタブ周りが使い勝手良いブラウザが欲しいといった人に最適です。
- 多機能かつバランスに優れる
- 音楽や動画のバックブランド再生が可能
- スワイプでタブ変更可能
⑨レスポンス、安定性、デザインと三拍子揃ったXiaomi「Mint Browser」
ガジェット分野に限らず多くの分野でコスパ最強のメーカーと呼び声の高いXiaomiのブラウザが「Mint Browser」。
検索バー周りは薄めのグリーンでポップなデザインながら中々高機能。
広告ブロックはもちろん、スピードダイヤル、ナイトモードと利便性が高い機能は一通り揃っており、レスポンスも良く安定性が高いのでライトユーザー~ミドルレンジユーザーにおすすめです。
その他に特徴的な部分はiPhoneの「Safari」に近いタブ切り替えのデザインなのでiPhoneからの乗り換え時に選ぶ選択肢としては有り!
- 高レベルでバランスがとれたブラウザ
- Safariライク
- 広告ブロック搭載
⑩圧倒的なダークモード精度を試したいなら「Samsung Internet Browser」
「Samsung Internet Browser」は、スマホ市場で世界No.1のシェアを持つSamsungが提供するブラウザ。
「Samsung Internet Browser」の凄いところは、「Microsoft Edge」同等以上に使い勝手が良いところ。
タブの切替も下部に設置されたメニューバーをスワイプすることで可能なんですが、感覚的のもちょうどよく、タブが多い時はタブ切り替えタスクカードベースで切り替え可能。
デザイン的な部分でも、タスクカードの角を丸くすることで狭額ベゼルスマホの角の部分とマッチしたりと細かい心地良さが特徴です。
また、設定からアドオンを選択すると機能を追加できる拡張アプリも使えるため「Firefox」のように自分好みにカスタマイズもできます。
しかし、もっとも特筆すべきポイントはダークモード。
他のブラウザではダークモードにした際、サイトやブログなどの配色が若干おかしくなったり違和感があることも多いのですが、「Samsung Internet Browser」はかなり自然にダーク化してくれます。
基本的な機能を揃え、レベルの高いダークモードやデザイン、使い勝手も拡張性も高いため「Opera browser」以上に最強ブラウザに近いポジションにいます。
そのためライトユーザーからヘビーユーザーまで万人におすすめできる超優良なブラウザです。
- スムーズで高い操作性
- 完全なダークモード対応
- 多機能かつアドオン対応
⑪超強力な広告ブロックを求めるなら「Brave ブラウザ」
「Brave ブラウザ」は超強力な広告ブロック機能を備えたブラウザです。
自分が使った限りほぼ全ての広告をブロックしてくれました。
UI/UXはベースが「Google Chrome」に非常に近い設計のため多く人が自然と使えるでしょう。
また、メニューバーに関しては下部に配置されており、スワイプでタブの切替もできるので「Google Chrome」より使いやすいです。
強力な広告ブロックを使うために使い勝手を諦める必要もなく普通のブラウザとしても使えます。
そのため、広告をブロックしたいユーザーはもちろん、「Google Chrome」もメニューバーに不満があるユーザーにおすすめです。
- 圧倒的な広告カット機能
- Google Chromeライク
- メニューバーを下部配置可能
Androidブラウザの比較
価格 | 安定性 | レスポンス | 機能性 | 拡張性 | 広告ブロック | 更新頻度 | |
Google Chrome | 無料 | ◯ | ◯ | △ | ☓ | △ | ◎ |
Opera browsers | 無料 | ◎ | ◯ | ◎ | ☓ | ◯ | ◯ |
Firefox | 無料 | △ | △ | ☓~◎ | ◎ | ☓~◎ | ◯ |
Microsoft Edge | 無料 | ◯ | ◯ | △ | ☓ | △ | ◯ |
Yahoo!ブラウザー | 無料 | ◯ | ◯ | ◯ | ☓ | ☓ | ◯ |
Sleipnir Mobile | 無料 | △ | △ | ◯~◎ | ◯ | ☓~◎ | △ |
Via | 無料 | ◎ | ◎ | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
UC Browser Turbo Japan | 無料 | ◯ | ◯ | ◯ | ☓ | ◯ | ◯ |
Mint Browser | 無料 | ◯ | ◎ | ◯ | ☓ | ◯ | ◯ |
Samsung Internet Browser | 無料 | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯~◎ | ◯ |
Brave ブラウザ | 無料 | ◯ | ◯ | △ | ☓ | ◎ | ◎ |
ここまで紹介したおすすめのブラウザを項目別に表にまとめると「Opera browser」と「Samsung Internet Browser」が高い次元でバランスが高いですね~。
また、Androidブラウザでは拡張アプリが使えるブラウザは少なく「Firefox」と「Sleipnir Mobile」と「Samsung Internet Browser」の3つのアプリのみなので好みにカスタマイズしたい人は選択肢が限られます。
Androidブラウザのまとめ
一部高い次元で万能タイプのブラウザもありますが、デザインや使った時の感覚は千差万別!
人それぞれ選ぶうえでの優先順位が異なるのでしっかり可視化して選択することで満足度の高いブラウザをみつけることができるでしょう!