フィルムなどを貼らずにスマホの画面を保護してくれるガラスコーティング剤。
とはいえ、保護力や指の滑り、撥油性など、どこまで信用して良いのか悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。
といことで、今回は硬度9Hでブルーライトもカットする「ScreenGlassCoating for SmartPhone」の使用感をレビューしていきます。
選び方が気になる場合は[スマホのガラスコーティングのおすすめ5選!!]をご覧くさいませ。
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」の概要と特長
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」は、鉛筆の9H並の硬度と色味の変わらないブルーライトカットもできるスマホのディスプレイ用ガラスコーティング剤。
実店舗には利用され、60日間のメーカー保証も付いているため、ガラスコーティングに不安のある人にも安心して利用可能です。
また、耐久性にも優れ一度の施工で半永久的にガラスの被膜が剥がれることなく利用できると謳われています。
- 硬度9H
- 色味の変わらないブルーライトカット可能
- 半永久的に持続するガラス被膜
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」の使い方
まずは「ScreenGlassCoating for SmartPhone」の以下同梱物を確認しましょう。
- コーティング用液剤×1
- 脱脂用クリーナー×1
- 塗り込み用クロス×1
- 説明書×1
同梱物の確認が済んだら以下の手順で施工することで、「ScreenGlassCoating for SmartPhone」のガラスコーティングの被膜が形成されます。
- 脱脂用クリーナーで汚れを拭き取る
- ディスプレイにコーティング剤を塗布
- 塗り込み用クロスを使って満遍なく塗り込む
- 10分後コーティング剤をティシュで拭き取る
それでは、作業毎に解説していきます。
①脱脂用クリーナーで汚れを拭き取る
コーティング剤を塗布する前に必ず付属の脱脂用クリーナーを使い、スマホのディスプレイなどコーティング剤を使う部分を綺麗にしましょう。
脂はもちろん、ホコリなどの汚れもガラス被膜をのりや出来上がりの綺麗さに影響するため、シリコンやフッ素系のコーティング剤を使っている場合はより、念入りに拭き取るのがベスト。
また、付属の脱脂用クリーナーで落としきれない場合は、エタノールやティッシュを利用してもいけます。
②ディスプレイにコーティング剤を塗布
汚れを拭き取ったら、コーティング用液剤をコーティングしたい部分に垂らしましょう。
蓋を取ると大きめの口のため、ドバドバ出てきそうですが、逆さにしても殆ど垂れて来ないため、水平の角度から指で「トンっ」「トンっ」軽く叩くと上記写真の用に出てきます。
③塗り込み用クロスを使って満遍なく塗り込む
コーティング剤をディスプレイ部分などに垂らしたら、ピンク色の塗り込み用クロスを使って満遍なく伸ばします。
このさい、モヤモヤとしたムラが発生しますが、無理に拭き取らず塗布出来てない場所がないように気をつけながら施工しましょう。
塗り終わったら、ムラは気にせず10分放置します。
④10分後コーティング剤をティシュで拭き取る
10分立ったら、ティッシュでムラが残らないように拭き取ります。
この時点では硬化していないため、コーティング剤を全て拭き取ってしまわないよう、あまり強く擦らず優しく拭き取りましょう。
また、完全硬化までは約24時間かかるので、水や衝撃はもちろん、施工した部分は触ってはいけません。
とはいえ、24時間スマホに触れることが出来ないのは、かなり厳しいので、寝る前などのスマホを触らない時間に施工しできる限り触らないで済む時間帯に施工がベスト。
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」の効果
続いて、「ScreenGlassCoating for SmartPhone」を塗布し24時間後得られた効果をまとめていきます。
指の滑りの改善
スワイプ時などのディスプレイの滑りは、スマホを買った当初のレベルではなく感動するほどではないものの、体感的に明らかに改善されています。
とはいえ、滑りだけでいえば、フッ素系のクリスタルアーマー「FUSSO」の方が遥かに摩擦も少なく滑るので、気になる場合は併用したほうが良いかも知れません。
傷から守る
最近のスマホに使割れている強化ガラス自体の硬度が元々高いため、ハサミの先で少し叩いたり擦ったぐらいでは、全く傷は入りません。
コーティング剤が剥がれている感じもしないので、ある程度傷への保護力は上がっていると思って良いでしょう。
とはいえ、ガラスフィルムと違って衝撃などに対する保護力は弱いため過度の期待は禁物。
水弾きや指紋の付きにくさがやや向上
元のスマホのコーティングが残っていたせいも合ってか写真だと分かりにくいですが、撥水性は上がっていますね。
撥水性が高いとウェッティーなどでえ吹いた時に綺麗に拭き取れるので、十分なレベルです。
指紋もやや付きにくくなっているため、ディスプレイが汚れにくく、見た目綺麗な状態がある程度維持することが出来ます。
また、ティッシュを濡らして拭くだけで指紋が綺麗に落ちるので、見た目の綺麗さの維持はかなり容易になったといえるでしょう。
光沢感が上昇
同じくガラスコーティングの「スマホまもる君」同様、ディスプレイの擦り傷などを修復する効果は謳われていませんが、細かく入った傷が見えにくくなったため光沢感が大きく上昇。
写真では分かりにくいので載せていませんが、明らかに違うので、少し古いスマホで浅い擦り傷がきになる場合は有効でしょう。
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」のコーティング保持期間
公式情報では、ガラス被膜は半永久的に持続。
実際、ガラスの被膜が剥がれることはないとは思いますが、経験上、[滑りや撥水、撥油]などの効果はもって1年、ヘビーに使えば3~6ヶ月ほどで効果はなくなります。
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」をまだ長期間使ってないのでわかりませんが、保護の部分はともかく、使用感の部分に過度な期待はしない方が良いでしょう。
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」がおすすめの人
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」は、湾曲ディスプレイで湾曲部分までしっかりと保護できるガラスフィルムがない人や浅い擦り傷は少しでも目立たなくしたいって人におすすめ。
硬度9Hのガラス被膜の成形で傷が付きにくくなり、傷が合っても目立ちにくくなるため、見た目の維持や改善には最適。
逆に、硬化までの時間を待つのがしんどい人、指の滑りやブルーライトカットを期待している人にはおすすめ出来ません。
指の滑りや撥油性だけならフッ素系のクリスタルアーマー「FUSSO」の方が優れていますし、ディスプレイの色味が変わらない時点でブルーライトカットはあまり期待できません。
ただ、クリスタルアーマー「FUSSO」と組み合わせて使うと保護力を上げながら指の滑りや撥油性も高まるため試してみる価値は有り!!
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」レビューのまとめ
「ScreenGlassCoating for SmartPhone」の使用感はガラスフィルムに比べて大分良いのですが、硬化までの24時間が長い!
複数スマホを持っている場合は良くても、1台で運用している場合約1日触れずに過ごすのは現代社会ではかなり厳しい。
硬化も使用感も殆ど同じの「スマホまもる君」は、硬化時間は書いてないものの、使った感じ24時間ぐらい立たないと変化を感じなかったので、ちょっとユーザービリティーが悪いですね。