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【2020年最新】スマホのベンチマークスコアランキング【Antutu GeekBench 5】

【2019年最新】スマホのベンチマークスコアを比較【Antutu GeekBench 4】

スマホの基本性能を決めるCPU[SoC]

長く快適にスマホを使うには、搭載されるCPU[SoC]の性能とメモリ量が重要になります。

しかし、[SoC]は種類も多いためスペックシートから型番を見ただけではどのぐらいの性能か分からない人のほうが多いと思います。

そのため今回は、スマホのCPU[SoC]性能を計るメジャーベンチマークアプリの【Antutu】と【Geekbench 5】を使い[SoC]毎に性能を比較しました。

スマホのベンチマークとは?

スマホのベンチマークとは?

そもそもスマホのベンチマークは、処理速度やグラフィック性能など体感では分かりにくいものを可視化するためのツールで、購入前には分かりにくいレスポンスや処理性能など目安として使われます。

また、スマホのベンチマークを計測するアプリは数多くあります。

その中でも、基本性能の総合性能を計測する「Antutu」とCPU性能を計測する「Geekbench 5」は、ベンチマークアプリの中でも多くの場合指標として使われます。

そして、基本性能の高さは、操作性やレスポンスに大きく影響するため、快適に長く使う事を考えると超重要ポイントです。

また、今回の比較ではスマホなどのデバイス単位ではなくCPU[SoC]毎に比較していきます。

搭載されるデバイスにより若干の誤差はでますが、実利用で差が出ることは殆どありません。

今回比較する、CPU[SoC]は、以下の5メーカーの[SoC]です。

CPU[SoC]メーカー

①Qualcomm「Snapdragon」
②Huawei「Kirin」
③MediaTek「Helio」
④Samsung「Exynos」
⑤Apple「Aシリーズ

上記のCPU[SoC]のチップ毎のランキングを「Antutu」「Geekbench 5」それぞれの見方や説明をしたあとにグラフ形式で記載していきます。

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スマホのベンチマーク「Antutu」とは?

スマホのベンチマーク「Antutu」とは?

そもそも「Antutu」は、中国の北京に本社を置く「安兔兔」が提供しているベンチマークアプリです。

総合性能を計測するベンチマークアプリの中で最も標準的に使われるベンチマークとなっています。

また、Androidはもちろん、iPhone(iOS)やWindowsに対応したクロスプラットフォームアプリではありますが、Windows系では「PCMARK 10」が総合性能ベンチマークアプリとして標準的に使われています。

そのため、「Antutu」はスマホがメインのベンチマークアプリと考えて方が良いでしょう。

AnTuTu Benchmark
AnTuTu Benchmark
開発元:Beijing AnTuTu Technology Limited
無料
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「Antutu」の見方と注目すべきポイント

「Antutu」のベンチマークスコアは、総合スコア以外にも個別でスコアが確認できるので、各スコアのポイントを紹介していきます。

トータル性能がわかる「総合スコア」

総合スコアは、名前の通り「CPUスコア」「GPUスコア」「UXスコア」「MEMスコア」の合計のスコアになります。

CPU[SoC]の総合的な性能がひと目で分かるので、非常に便利です。

また、現在から1~3年ある程度快適に使えるスマホが欲しい場合は、130,000ポイント以上を1つの目安に購入の判断材料にすると良いでしょう!

基本性能がわかる「CPUスコア」

CPUスコアは、[SoC]のCPU部分の性能のスコアです。

CPUの性能は、レスポンスや表示速度などに大きく影響するので総合スコアの中での最も重要なスコアです。

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ゲーム性能がわかる「GPUスコア」

GPUスコアは、[SoC]のGPU部分の性能スコアです。

GPUの性能は、ゲームなどのグラフィックに大きく影響するので、3Dを使ったFPSなどのゲームをする場合は必ずチェックしましょう。

YouTubeをみたりSNSを利用する程度では、最新のスマホは大きく差が出ることは少なくなりましたが、3Dゲームにおいては使用感にとんでもなく差がでますので要注意なポイントです。

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体感でのレスポンスの目安になる「UXスコア」

UXスコアは、ユーザーエクスペリエンスのスコアなので、レスポンスや表示速度、滑らかさなど使用感のスコアです。

また、UXスコアはCPUスコアと比例関係にあるので参考程度に確認しましょう!

表示速度の目安になる「MEMスコア」

MEMスコアは、RAMやROMの読み込みスピードや書き込みスピードのスコアです。

読み書きのスピードが、速いとアプリの立ち上げや切替時に差がでますので、MEMスコアもCPUスコアと同様にUXスコアに影響を与えます。

とはいえ、他の項目に比べてもスコアの比率も低く、MEMスコアは、数字差ほど使用感に影響を感じないのでそこまで重要視する必要はないですね。

スマホのベンチマーク「Geekbench 5」とは?

スマホのベンチマーク「Geekbench 5」とは?

「Geekbench 5」は、スマホのCPU性能を計るベンチマークアプリでCPU性能を計測するアプリの中では最も指標として扱われています。

「Antutu」同様、Androidはもちろん、iPhone(iOS)やWindowsにも対応するクロスプラットフォームを採用していますが、WindowsではCPU性能の指標として扱われることは稀です。

また、「Geekbench 5」はGPU性能の測定もできるのですが、重要視されることは殆どないので今回は記載しておりませんのでご了承くださいませ。

Geekbench 5
Geekbench 5
開発元:Primate Labs Inc.
¥120
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「Geekbench 5」の見方と注目すべきポイント

「Geekbench 5」は、CPU性能を計測するベンチマークアプリですので、CPUのシングル性能とマルチコア性能をスコア化します。

1コアの性能が分かる「シングルコアスコア(Single-core-Score)」

現在のスマホは、ほぼ全てマルチコアCPUを採用しています。

しかし、シングルコアの性能は非常に重要です。

というのも、アプリがマルチコアに対応していないケースやPCなどと違い複数の作業をスマホで同時に扱う状況が生まれにくいためです。

そのため、シングルコアの性能は、アプリのレスポンスなどの使用感に大きく影響を及ぼすためマルチコアのスコアより注視しましょう!

動画編集や複数のアプリを利用したときの性能が分かる「マルチコアスコア(Multi-core-Score)」

マルチコアは、マルチコアに対応したアプリや複数のアプリを使った作業や、動画の編集やエンコード、書き出しなどに性能を発揮します。

現状スマホは、デバイス的にマルチな作業や動画編集などには向かないので、シングルコアの性能に比べると重要性は低いです。

スマホのベンチマークのスコアランキング

スマホのベンチマークのスコアランキング

ベンチマークの概要と見方がわかったところで「Antutu」と「Geekbench 5」それぞれのスコアを[SoC]毎にチェックしていきましょう!

また、[SoC]は、少し前のものを含めるとめちゃくちゃ数が多いのでQualcommやMediaTekなどのメーカー別にグラフにしてまとめています。

スマホやタブレットに搭載されたさいには熱対策やメモリやROMによっては、若干スコアが異なることもありますが、基本的に大きく変わることがないので購入のさいの目安になると思います。

「Antutu v8」の性能の目安と「SoC」別スコア

まずは「Antutu」のスコアからチェックしていきましょう!

「Antutu v8」スコアの体感的な性能の目安は下記になります。

  1. 300,000ポイント以上3Dグラフィックスを多用するゲームも快適に楽しめる
  2. 200,000ポイント以上ゲームはもちろん、殆どのアプリを快適にサクサク楽しめる
  3. 130,000ポイント以上殆どのアプリを快適に楽しめるが3Dゲームや重いアプリはカクカク
  4. 130,000ポイント以下軽いアプリなら問題なく利用できるがブラウザなどでは表示速度が遅くなる

グラフにマウスや指を置くと総合スコアの内訳が分かりますので興味がある方はお試しくださいませ!

Qualcomm「Snapdragon」の「Antutu v8」スコア

Qualcomm「Snapdragon」は、スマホのCPU[SoC]を長年リードしているシリーズでラインナップが豊富で、ハイエンド[SoC]の性能も非常に高いです。

特にGPUは、AMDのモバイル向けGPU「Adreno」を部門ごと買収し進化させることで常にトップクラスを維持しています。

総合的な性能としても製造プロセスの問題で爆熱になってしまった「Snapdragon 810」の世代を除き常にトップクラスかつAndroidスマホのベンチマーク的役割を担っています。

Huawei「Kirin」の「Antutu v8」スコア

Huawei「Kirin」は、Huaweiデバイスでのみ搭載されています。

性能は年々上がってきていますが、CPU性能やGPU性能では、Qualcomm「Snapdragon」に劣ります。

しかし、近年注目されてきているAI処理を行うNPUに力を入れており独自性を出してきていますね。

また、正確にはHuaweiではなく、Huaweiの子会社「HiSilicon Technology」が製造、開発を行っています。

MediaTek「Helio」の「Antutu v8」スコア

MediaTek「Helio」は、ハイエンド[SoC]としては、見る影もありませんが低コストのスマホには多く搭載されています。

中国製の完全コスト重視のスマホには、多くの場合「Helio」が採用されているのでコストの安さが伺えますね。

性能的には特筆すべき点はとくにありません…。

Samsung「Exynos」の「Antutu v8」スコア

Samsung「Exynos」は、Qualcomm「Snapdragon」とAndroidスマホの黎明期からハイエンド[SoC]の座を争っているシリーズです。

主に、Samsung製のスマホに採用され、近年はAppleのAシリーズを追いかけるようにARMの「v8-A」と呼ばれるアーキテクチャを利用したカスタムCPUを開発しシングルスコアを上げています。

Apple「Aシリーズ」の「Antutu v8」スコア

Apple「Aシリーズ」は、iPhoneやiPadでのみ採用されます。

性能の高さは、業界トップといっても過言ではなく、特にCPUのシングル性能の高さは長年トップに君臨しています。

また、iPhone 11シリーズで搭載されるA13 BionicではCPU、GPUが共に強化され2019年10月時点で最高性能の[SoC]となっています。

「Geekbench 5」の性能の目安と「SoC」別スコア

次はCPU性能の測定に特化した、「Geekbench 5」をシングルコアとマルチコアのポイントと一緒に[SoC]別に見ていきましょう!

「Geekbench 5」スコアの体感的な性能の目安は下記になります。

  1. シングル400、マルチ1,600以上ブラウザの表示速度や殆どのアプリでレスポンスなどが早く快適に利用可能
  2. シングル300、マルチ1,200以上殆どのアプリで快適に利用できるが、ゲームやレスポンスでは劣る
  3. シングル250、マルチ1,000未満ブラウザの表示やアプリの起動で若干もたつきを感じる

Qualcomm「Snapdragon」の「Geekbench 5」スコア

Qualcomm「Snapdragon」は、[SoC]の総合性能やバランスは非常に高いのですが、CPUのシングル性能は、Apple「Aシリーズ」Samsung「Exynos」に対して劣っています。

シングル性能が劣っている要因としては、AppleやSamsungがARMのCPUをフルカスタムしてるのに対して、Qualcommはセミカスタムに留まっていることが考えられます。

また、2020年から採用されるARM「Cortex-A77」では、4命令デコードから6命令デコードに変更になり大幅にシングル性能が上がっているので徐々に差は縮まって行くと予想されます。

Huawei「Kirin」の「Geekbench 5」スコア

Huawei「Kirin」は、シングル、マルチ共に標準的な性能です。

「Kirin」は、AMRのCortex-Aシリーズをそのまま採用しているので、フルカスタムしているAppleやSamsungに対してCPUの性能で特長を出すのは難しいでしょう。

MediaTek「Helio」の「Geekbench 5」スコア

MediaTek「Helio」もAMRのCortex-Aシリーズをそのまま採用しています。

スコアの低さは、低価格向けのスマホを対象にした[SoC]を中心としているためです。

ただ、価格面はともかく、ローエンド系のCPU[SoC]で比較しても「Snapdragon」や[Kirin]と比べるとやや性能が低めなのは残念なところ、、、

Samsung「Exynos」の「Geekbench 5」スコア

Samsung「Exynos」は、CPUコアの中でもBigcoreをフルカスタムで設計しているのでシングルスコアの性能が非常に高いです。

最新の[Exynos 9820]は、[Apple A12]に肉薄する性能を有しています。
Qualcommの同世代[Snapdragon 855]と比べてもシングルスコアの性能は1,000ポイント以上差をつけているので性能の高さが伺えます。

Apple「Aシリーズ」の「Geekbench 5」スコア

Apple「Aシリーズ」は、Apple A6から独自のARMカスタムCPUに切り替えCPUのシングルコア性能では、常にトップに君臨しています。

そのシングルコアの性能の高さは、「iPhone7」に採用されている「A10 Fusion」の時点でQualcommの最新[SoC][Snapdragon 855]ど同レベルの性能を誇っています…

3年ほど前に発売された機種なのに恐ろしい、、、

また、iPhone 11シリーズに搭載されるA13 Bionicではシングルコアスコアが5,500まで上昇しており、SamsungのM4コアを圧倒的に差を付けQualcommとは2,000ポイントほども差を付けいています。

スマホのベンチマークまとめ

ベンチマークのスコアは、スマホの基本性能を見極めるのに最適です。

また、一昔前ではハイエンドモデルでさえカクつくこともありましたが、毎年劇的に性能が上がったことで近年ではミドルレンジモデルでも使い方によっては十分すぎる性能となっています。

そのため、ベンチマークの数字に囚われず、自分が何を重視するのか、どのような使い方をするのかしっかり見極め選択材料の1つとしてしっかり活用しましょう!

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