スマホをいじっていている時に「最初の頃よりもなんだか画面の滑りが悪くなったな…」って感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
購入時にはツルツルしていたガラスも時間が立つと引っ掛かりを感じてしまったり指紋の付きが酷くなって画面が曇って見えて来ることも多いでしょう。
こうなると購入当時に施されていたコーティングは剥がれてしまっている状態です。
しかし、この曇ってしまったガラスを再度コーティングすることで復活させる製品がクリスタルアーマー「FUSSO」!
ということで、今回は滑りの悪くなったスマホのガラスを復活させてくれるクリスタルアーマー「FUSSO」をレビューしていきます。
選び方が気になる場合は[スマホのガラスコーティングのおすすめ5選!!]をご覧くさいませ。
クリスタルアーマー「FUSSO」とは?
クリスタルアーマー「FUSSO」は、スマホのディスプレイの滑りや指紋の改善をしてくれる耐指紋性撥油コーティング剤。
撥油(はつゆ)とは、油分やすなわち油性の液体をはじいたりしてくれる性質を意味する語で、スマホに付いた指紋を付かないようにしたり、ティッシュなどで簡単に拭き取る事が可能です。
また、クリスタルアーマーは世界最高峰の指紋防止コーティング技術を持っており、ガラスに科学的に結合することで、がらすの滑りや指紋防止効果を長く維持してくれます。
簡単に言うと、スマホの滑りや指紋防止を維持して高めてくれるメンテナスキットといった商品です。
- スマホの滑りを劇的に改善
- シリコンと違いフッ素のため数ヶ月持続
クリスタルアーマー「FUSSO」の使い方
クリスタルアーマー「FUSSO」は以下の手順でコーティング可能です。
- クリーニングクロスで拭く
- 液を垂らして満遍なく伸ばす
- 2~3回繰り返し行う
- 8時間~12時間放置
- 上塗りすると更に効果アップ
実際コーティングしたので、やり方を詳しく解説していきます。
①クリーニングクロスで拭く
まずはスマホのガラスの余計な汚れなどを拭き取ってあげましょう。
メガネ拭きなどでも綺麗にする事もできますが、クリスタルアーマー「FUSSO」の同梱物にクリーニングクロスでも十分拭き取ることが出来るので安心です。
全くコーティングが残っていない状態で、指紋などの油汚れが取れない場合は、エタノールを使うと綺麗に拭き取ることが出来ます。
②液を垂らして満遍なく伸ばす
下準備が出来たら、次はいよいよコーティング剤を垂らしていきます。
タブレットでは30~40滴程度くらいですが、今回はスマホなので10~15滴程度たらしています。
受話口などにコーティング剤が入るのが気になる人はテープなんかで予め塞いでおくと良いでしょう。
たらし終えたらすぐにティッシュやビニールなどで薄く伸ばしていくのですが、コーティング剤は非常に揮発性が高いのですぐに乾いてしまうのですぐに伸ばして上げましょう。
③2~3回繰り返し行う
コーティング剤をたらしてから薄く引き伸ばす、②~③の作業を2~3回繰り返していきます。
ちなみに今回ティッシュとビニール両方で試しましたがティッシュ自体にコーティング剤が染み込んでしまうので、染み込まないビニールで伸ばす方が作業効率は良かったです。
④8時間~12時間放置
ここからはフッ素がガラスに分子レベルで結合するのを待ちます。
大体8~12時間放置するのが望ましいです。
私は我慢できなくて3時間ほどで少し触ったのですが、元々かなり年月が経っていたスマホだったので、この段階でツルツルを実感できました。(笑)
⑤上塗りすると更に効果アップ
①~④の作業を数日に分けておこなうことで更に効果アップを期待できます。
また、常に高い滑りと撥油性を維持したい場合は数週間置きにコーティングをするとベストな状態を維持することが可能です。
クリスタルアーマー「FUSSO」の効果
それでは実際にクリスタルアーマー「FUSSO」を試してみた効果について触れていきます。
「指の滑り」
滑り具合は、めちゃくちゃ効果あり!
元々かなり前のスマホだった事もあり明らかに滑りが良くなっています。
そして、光沢が若干戻っているのも実感できました。
「指紋の付きにくさ」
滑りが良くなっただけでなく、指紋の付きやすさも実感する事ができましたね。
以前は写真の様に指をおいただけで指紋が付着していたのですが、コーティング剤を施した後では指紋の付着はありませんでした。
「撥水性」
撥水性は目に見えて実感できました。
上の写真では分かりづらいかもしれませんが、水滴を垂らした時に水滴が玉状になっているんです。
スマホを傾けると綺麗に水滴が流れ落ちていきます。
「光沢感」
上の写真はスマホを少し触ってから撮った写真なのですが、使用前は結構モヤの様に汚れが目立っていますが使用後ではほとんどモヤが見られませんでした。
クリスタルアーマー「FUSSO」はメガネにも使えた
あまり需要はあるかわかりませんが、メガネでもクリスタルアーマー「FUSSO」を試してみました。(笑)
写真では分かりづらいかもしれませんが使用後と使用前では水滴の形が違っています。
使用後ではメガネをトントンと叩いてあげると水滴が綺麗に滑り落ちていったので、コーティングの効果は出ていました。
メガネをコーティングすることで急な雨など降った時には簡単に流れ落ちてくれるのはもちろん、指紋や顔の油汚れにも付きにくくなったので思った以上に汎用性が高い(笑)
クリスタルアーマー「FUSSO」のコーティング保持期間
クリスタルアーマー「FUSSO」のコーティング保持期間は公式では約3ヶ月で効果が徐々に劣化していくとなっています。
しかし、購入から数ヶ月立ちましたが、1回のコーティングで3ヶ月は正直持ちません。
とはいえ、完全になくなるというわけではなく、スワイプやタッチが多い箇所だけ指紋が付きやすくは「滑りにくくなったな」と感じるようになるので、1.5ヶ月に1回コーティングすると快適です。
また、量が多いので月1回ぐらいの施工だと1年以上余裕で持つので気にせず使って行きましょう!
クリスタルアーマー「FUSSO」のメリット
クリスタルアーマー「FUSSO」のメリットは以下の3つです。
- 滑りが良くなる
- 指紋が付きにくくなる
- 上塗りや効果が切れたら再度使用できる
滑りが良くなる
一番効果が感じられるのがガラスの滑りです。
スマホのガラスの滑りを気にする人にはかなり嬉しいはず。
特に古くなったスマホなど明らかにコーティングが剥がれている場合はガラスに引っかかりを感じていたので、クリスタルアーマー「FUSSO」使用後にはガラスの滑りがツルツルになっており、効果をかなり実感できます。
指紋が付きにくくなる
指紋の付きづらさも滑り同様効果を実感可能。
以前は普通にガラスを触っているだけで指紋の跡がくっきりとついていたのですが、コーティング後は指紋の付き方が薄くなり、少し拭いてあげるだけで跡が消えるレベルまで復活するのでこちらも効果が実感できます。
上塗りや効果が切れたら再度使用できる
クリスタルアーマー「FUSSO」は上塗りや効果が切れても再度使用できるのも強みです。
内容量は5mlと少なく感じますが、今回スマホ一回のコーティングは10/1未満しか使用しなかったので少なくとも後10回は使える内容量でした。
スマホのガラスの滑りや指紋の汚れが気になり定期的に掃除をする人には、メンテナスキットとしてもってこいですね。
クリスタルアーマー「FUSSO」のデメリット
クリスタルアーマー「FUSSO」のデメリットは以下の2つです。
- ガラスが割れにくくはならない
- ガラスの傷は埋めてくれない
ガラスが割れにくくはならない
クリスタルアーマー「FUSSO」はあくまでもガラスの滑りや指紋防止に効果があるので、ガラスを割れにくくしたり傷つきにくくなったりはしません。
フッ素コーティングなので多少は効果はあるのでしょうが、ガラスを割れや傷から守る効果は基本手的に期待できません。
ガラスの傷は埋めてくれない
もともと、傷ついてしまっているガラスの復活できません。
今回上塗りするにあたって傷があった部分だけ多めにコーティング剤をたらして放置してみたのですが、ガラスの傷が見えにくくなるということはありませんでした。
クリスタルアーマー「FUSSO」がおすすめの人
クリスタルアーマー「FUSSO」は、古いスマホを使っている人やスマホの滑りや汚れが気になる人におすすめ。
特に古いスマホを使用している人は明確に効果を実感できるのでかなり相性は良いです。
逆にクリスタルアーマー「FUSSO」、ガラスを割れにくくしたり、傷つきにくくしたり、傷を埋めて修復する事を期待している人は避けた方がいいでしょう。
コーティングといっても様々な目的のタイプがあるので、期待している効果あるコーティングを選ぶのが懸命です。
とはいえ、スマホのガラスの滑りや指紋の汚れを気して手入れをする人には、使い切りタイプでなく何度か使用出来るメンテナスキットとして常備するのは有り!
クリスタルアーマー「FUSSO」レビューのまとめ
指の滑りが悪くなってしまったり、指紋にディスプレイが曇ってしまうなどのコーティングが剥がれてしまった時に便利なクリスタルアーマー「FUSSO」。
「スマホまもる君」などのガラスコーティングなどと違い保護力は上がりませんが、ガラスコーティングの後に使うなどの組み合わで利用しても効果抜群です!
また、メンテナンスキットなので、数ヶ月置きに利用することで、ディスプレイのコーティングを簡単に維持できるのもGood!