スマホのカメラ性能は、年々上昇して今では恐ろしいぐらい高画質な写真を撮影できるようになりましたね。
特に、2016年に登場したデュアルカメラのApple「iPhone 7 Plus」以降ポートレート撮影なども可能な機種も増え殆どマルチカメラとなっています。
また、2018年には今まで綺麗に撮ることが難しかった暗所や夜景でもバッチリ撮影できる「HUAWEI P20 Pro」が発売され一段とカメラ性能が向上しました。
マルチカメラでの進化以外にもAIを強化することで、画質の向上をさせるGoogle「Pixel 3」によってシングルレンズでも異次元の夜景撮影を可能にするスマホも現れ、目まぐるしく覇権が変わっています。
ということで、今回は様々な要素が絡み合ったスマホのカメラの解説と比較をしつつカメラ性能に優れたスマホの紹介をしていきます。
スマホのカメラ性能の見方
スマホのカメラ性能は、画素数だけでなく様々な要素から成り立っています。
そのため、スマホのカメラ性能を決定づける9つの要素を1つづつ解説していきます。
①マルチカメラ
②画素数
③イメージセンサー
④F値
⑤ISO感度
⑥手ブレ補正
⑦ズーム性能
⑧シャッタースピード
⑨ソフトウェアの処理
①様々な撮影環境に対応する「マルチカメラ」
スマホはデバイスのサイズによる制約上、一眼レフカメラの様に大きいレンズやイメージセンサーを搭載することができません。
その弱点を補うために出てきたのが、デュアルカメラやトリプルカメラなどの「マルチカメラ」です。
レンズやセンサーで劣る分、望遠やマクロ、広角、モノクロといった特性の異なる特化型カメラを搭載し撮影環境に合わせ最適な組み合わせをすることで綺麗な写真を撮ることが可能となります。
また、「HUAWEI P30 Pro」では、赤外線を飛ばし反射により被写体との距離を計ることができるToFセンサーも搭載することで、ピントやポートレートなどの精度が高められています。
そのため、自分に使うシーンにあったカメラ・レンズを搭載しているスマホを選ぶことが重要です。
②解像度の高さが分かる「画素数」
カメラ性能といえば、昔から真っ先に出てくるのが「画素数」。
画素数が高い=高画質と思っている方もいるかも知れませんが大きな間違いです。
現在、スマホに搭載されるカメラの大半は1,000万画素を超えており、撮影した写真をスマホでの閲覧やL判印刷する程度では、殆ど画素数による差はでません。
そのため、大きなサイズの印刷が目当てでもない限り「画素数」は程んど意識しなくて良いでしょう。
また、もう少し踏み込んで話すと画素数が高いほど光が取り込みにくくなるので、暗所などの撮影時に弊害になる可能性も考えられます。
③画質に大きな影響を与える「イメージセンサー」
「イメージセンサー」はスマホに限らずカメラの核といって良いでしょう。
というのも「イメージセンサー」は、レンズから受け取った光を電気信号に変換するというデータ化において最も大きな役割を持つため非常に重要な部分です。
また、上記の画像のように画素数にも密接に関係します。
同じサイズの「イメージセンサー」の場合、画素数が少なければ少ないほど画素一つ一つのサイズが大きくなりより光を集めやすくなります。
光を集めやすくなるということは、暗闇や夜間の撮影でも潰れずに階調表現がしっかりした写真が取りやすくなるということです。
上記の画像のように、スマホと一眼レフなどのカメラではイメージセンサーのサイズが最大で5倍ほど大きいため、画素数が近い場合光の取り込む量が圧倒的に差ができます。
そのため、スマホでは、モノクロセンサーやAIなどが非常に重要になってくるのです。
その他にもイメージセンサーには、CCDやCMOSが有ります。
しかし、ノイズが発生しやすいという弱点を克服したCMOSイメージセンサーが部品のコストや消費電力面で優れており現在はCMOSイメージセンサー一択となっています。
④光量を示す「f値」
「f値」は、簡単に言ってしまえば光が通る量を示しています。
現在のスマホでは、メインカメラは「f値1.5」や「f値1.8」などの低い数値が主流になっており、低い数字ほど光量を集めやすいため暗所や夜景の撮影、ポートレートに向いています。
逆に、「f値」が高いとダメかというとそんなことはなく特性の違いです。
高い「f値」の場合はパンフォーカスでの風景写真やシャッター速度を遅くした夜間撮影に向いています。
しかし、現実的なとこで考えるとそもそもスマホのイメージセンサーは一眼レフカメラなどに比べて小さく光量が足りない状況に陥りやすい上、三脚が必要なシャッター速度を落とした撮影では用途が違うので「f値」は低いほうが良いでしょう!
⑤光の感度を示す「ISO感度」
イメージセンサーから受け取った光を電気信号に変える能力を「ISO感度」といいます。
「ISO感度」をあげる最大のメリットは、光の取り込む量を増やせるということです。
即ち、「ISO感度」をあげた撮影では、暗所での撮影時にシャッター速度を遅くせずに撮影することを可能にします。
しかし、電気信号を増幅することで「ISO感度」はあがるので、光を集めるメリットと相反してノイズが乗りやすくなってしまうことが大きなデメリットです。
殆どのスマホが、撮影シーンに併せて自動で「ISO感度」を調整してくれますが、光が足りない場合やノイズが入ってしまう場合などは自分で調整してみるのも有りでしょう。
また、高い「ISO感度」は光を速く集められるため、シャッター速度を速められるため、動いている被写体などには非常に有効です。
⑥写真のブレを抑える「手ブレ補正」
「手ブレ補正」は、手持ち撮影時のブレの抑制に非常に有効に働きます。
というより、「手ブレ補正」がない場合三脚がないと解像感の高い精細な写真を撮影することがほぼできません。
また、「手ブレ補正」の方法には、ジャイロセンサーで傾きを検知し物理的にセンサーが動く光学式、写真の合成や補正による処理をする電子式、光学式と電子式両方の機能をもつハイブリット式の3通りの方法があります。
現状、ほぼ全てのスマホがソフトウェアでの補正は掛けているので、画質を気にする場合は光学式センサー対応モデルを選ぶと良いでしょう!
⑦遠い被写体を撮影するための「ズーム性能」
遠くの被写体を撮影するためには、高い「ズーム性能」が要求されます。
ズームは、レンズでズームを可能にする光学ズームと画像を引き伸ばすことでズームとするデジタルズームの2方式があり、当然光学ズームの方が綺麗に撮影可能です
しかし、一眼レフカメラと違いサイズ的に制約の厳しいスマホでは、28mmの単焦点レンズが限界に近いため光学ズームが採用されることは稀です。
そのため、スマホはマルチカメラ化の流れの中、望遠カメラを搭載することで光学ズーム的に使うことを可能しました。
遠い被写体を撮影することが多い人は、望遠レンズや光学ズーム搭載モデルを選択することをおすすめします。
⑧シーン併せて選択する「シャッタースピード」
「シャッタースピード」は速くすれば動いている被写体に強く、遅くすれば暗所に強い特性を持ちます。
具体的な使い方では、「シャッタースピード」を遅くして三脚を使い夜景や天体撮影する場合などに利用されます。
そのため、写真に拘るなら「シャッタースピード」をマニュアルで選べるスマホが良いでしょう!
⑨画質の決め手「ソフトウェアの処理」
Googleの「Pixel 3」がシングルレンズカメラにも関わらずトップクラスの撮影能力を持つように、ここ1~2年はAIを含めたソフトウェアの作り込みの重要性が増しています。
ということで、AIやソフトウェアはどのようにして画質を挙げているのが紹介していきます。
マルチフレーム
複数枚の写真データから明暗や色合いなどの調整し合成することで最適な一枚を保存する手法です。
AppleのiPhoneやGoogleのPixelなどで主に用いられる手法で12MP程度のイメージセンサーを搭載するスマホで活用されます。
ピクセルビニング
昨年より登場した4,800万画素などの非常に高い解像度をもつカメラの合成技術で、4画素を1画素に最適化する技術です。
こうすることで、色の表現の最適化が図れます。
中華スマホの多くがこの手法を採用しています。
超解像
超解像とは画像や動画をより高い解像度にアップコンバートしたさいのボケ感を擬似的に補完する技術です。
この技術を使っていた昔のPS3は超優秀でした。(笑)
スマホでは、デジタルズームしたさいのボケ感を補完する技術として使われ、Google製のスマホのカメラは圧倒的に優秀です。
明暗や色合いのチューニング
スマホの写真は保存した時には加工されています。
その加工された時の明暗や色合いなどの作り込みが、画質の違いに現れます。
HDR
HDRは、明るい写真と暗い写真を合成することでより広い幅の明るさを表現する技術でHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略です。
室内から屋外を撮影するときや日光が強力なシーンに最も活躍する技術となります。
スマホのカメラ性能を比較するなら「DxOMARK」
スマホのカメラの性能を厳密に比較したい場合は、海外サイトではありますが、DxoMARKを見るのがおすすめ!
DxoMARKは、世界中のメジャーなスマホのカメラ性能のみを評価するサイトで評価項目は多岐に渡りスマホのカメラという部分では最も専門性、権威性、信頼性が高いサイトと言えるでしょう。
カメラ性能が気になる場合は、一度DxoMARKの閲覧をおすすめします。
露出
色合い
オートフォーカス
質感
ノイズ
圧縮
フラッシュ
ズーム
ポートレート
スマホのカメラ性能を重視したおすすめ機種
スマホのカメラ性能の見方がわかったところで、カメラ性能に重点を置いたおすすめ機種を紹介していきます。
ローコストで最高レベルの写真を撮影できるGoogle「Pixel 3a」
Google「Pixel 3a」 | |
リアカメラ | 12.2MP |
f値 | 1.8 |
インカメラ | 8MP |
f値 | 2 |
ズーム | 8倍デジタルズーム(超解像) |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ | なし |
広角レンズ | なし |
ToFセンサー | なし |
モノクロセンサー | なし |
DxOMARK | 100ポイント |
その他 | Visual Core |
Google「Pixel 3a」は、シングルレンズカメラにも関わらずDxOMARKで100ポイントを獲得する性能と5万円を切る価格を成立させた国内では稀な端末です。
また、Googleが開発販売しているスマホなのでAndroidのバージョンアップも最速で適応されるため最新のOSに触れたい人には最適でしょう。
カメラ性能だけでなく、お財布ケータイやミドルレンジにふさわしい基本性能を持っているので長期利用にもおすすめできます。
暗所撮影は世界トップGoogle「Pixel 4」
Pixel 4 | |
リアカメラ | 12MP |
f値 | 1.7 |
インカメラ | 8MP |
f値 | 2 |
ズーム | 8倍デジタルズーム(超解像) |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ | 16MP F2.4 |
広角レンズ | なし |
ToFセンサー | なし |
モノクロセンサー | なし |
DxOMARK | 112 |
その他 | Pixel Neural Core |
Google「Pixel 4」は、Google「Pixel 3」から望遠レンズが追加されズーム時の画質が大幅に進化したトップクラスのカメラ性能を誇るスマホです。
また、Google「Pixel 3a」とのカメラ部分の違いは、画像処理専用チップ[Visual Core]や[Pixel Neural Core]の搭載の有無。
ちなみに[Pixel Neural Core]は、Google「Pixel 3」に搭載された[Visual Core]の次世代版で撮影や保存、AIにCPUやDSPを使うよりも高速な処理が可能なGoogleのAIに最適化された専用チップ。
そのため、Google「Pixel 3a」より快適な動作を期待できます。
また、基本性能は2019年のフラグシップデバイスに採用されているSnapdragon 855を搭載しお財布ケータイも使えるため、あらゆる面でGoogle「Pixel 3a」より快適に使えるでしょう。
特に画質面では、[Night Sight]モードに「天体撮影モード」が追加され、星空も綺麗に撮影することができるようになっています。
更にDxOMARKでは、暗所や夜景の撮影に最適化された[Night Sight]モードが加味されていないので実際は更に高いポイントを獲得できるポテンシャルを秘めています。
驚異のコスパとカメラ性能を誇る「Xiaomi Mi9」
Xiaomi Mi9 | |
リアカメラ | 48MP SONY IMX586 |
f値 | 1.8 |
インカメラ | 20MP |
f値 | 2 |
ズーム | 光学2倍+デジタルズーム |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ | 12MP f1.8 |
広角レンズ | 16MP f1.8 |
ToFセンサー | なし |
モノクロセンサー | なし |
DxOMARK | 107ポイント |
その他 |
「Xiaomi Mi9」は、メイン+望遠+広角のバランスの良いカメラで様々なシーンで高画質な撮影が可能です。
このことはDxOMARKのポイントだけでも明らかですが、最も着目するポイントは価格です。
最新のフラグシップSoCであるSnapdoragon 855に加えてOLEDや画面内指紋認証などを備えつつ5万円以下で購入可能なコスパを誇るスマホは世界中探してもほとんどないでしょう!
唯一の欠点は、国内で販売されていないため海外通販で購入するしかないところだろう…。
あらゆる場面が想定された驚異の5眼カメラの「Xaiomi Mi Note10」
Xiaomi MI Note 10 Pro | |
リアカメラ | 108MP |
f値 | 1.69 |
インカメラ | 32MP |
f値 | 2 |
ズーム | 光学式5倍+光学2+デジタルズーム |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ① | 12MP F2.0 |
望遠レンズ② | 5MP F2.0 |
広角レンズ | 20MP F2.2 |
マクロレンズ | 2MP |
ToFセンサー | なし |
モノクロセンサー | なし |
DxOMARK | 121 |
その他 |
「Xaiomi Mi Note10 Pro」は、世界トップクラスの5眼レンズカメラに加え、世界初の1億画素を越えるセンサーと搭載しながらXiaomiらしく低価格のコスパの高いモデルだ。
また、「Xaiomi Mi Note10 Pro」から本格的に日本市場に参入したので日本人に取っては購入のハードルが大幅に下がった記念すべきモデルでもあります。
5眼レンズカメラといえば、「Nokia 9 PureView」が登場していますが、カメラの構成は全く別物。
「Nokia 9 PureView」が標準カメラの2つにモノクロセンサーやTOFセンサーで一定のシチュエーションで画質の向上を目指しているのに対し、「Xaiomi Mi Note10 Pro」では広角、超広角、望遠のフラグシップ標準装備に加え、マクロレンズや5倍望遠レンズを搭載することであらゆるシチュエーションに対応しています。
そのためDxOMARKでも驚異の121ポイントを獲得し一時は世界トップになるほどのカメラ性能です。
また、「Xaiomi Mi Note10」とのカメラ部分の違いは1億画素を有するメインカメラのレンズが7枚から8枚へと増えているだけなのでカメラ以外の部分のスペックで選ぶと良いでしょう。
遂にカメラ性能も大幅に向上したSamsung「Galaxy S10+」
Samsung「Galaxy S10+」 | |
リアカメラ | 1.2MP |
f値 | 1.5 |
インカメラ | 標準1MP+広角0.8 |
f値 | 標準:1.2 広角2.2 |
ズーム | 光学2倍+デジタルズーム |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ | 1.2MP F2.4 |
広角レンズ | 1.6MP F2.2 |
ToFセンサー | なし |
モノクロセンサー | なし |
DxOMARK | 109 |
その他 |
Samsung「Galaxy S10+」は、カメラ性能の高さだけでなく基本スペックも非常に高いスマホです。
カメラ性能は他社に比べると特筆すべき点は少ないのですが、多くのシチュエーションでバランス良く撮影してくれます。
機能面も音波式の指紋センサーやパンチホール式インカメラなど最新技術を盛り込んでおりスマホをヘビーに使う人や最新の技術に触れたい人にはおすすめです。
あらゆるシーンに対応するクアッドカメラを搭載する「HUAWEI P30 Pro」
HUAWEI P30 Pro | |
リアカメラ | 40MP |
f値 | 1.6 |
インカメラ | 標準3.2MP |
f値 | 2 |
ズーム | 光学式5倍+デジタルズーム |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ | 8MP F3.4 |
広角レンズ | 20MP F2.2 |
ToFセンサー | 有り |
モノクロセンサー | なし |
DxOMARK | 112 |
その他 |
「HUAWEI P30 Pro」は、現時点で最もカメラ性能が高いスマホです。
特に凄いのが光学ズーム。
レンズをペリスコープ(潜望鏡)構造にすることで、光学5倍のズームを実現。
更にデジタルズームと合わせると50倍までズームが可能という恐ろしい性能を兼ね備えています。
また、ToFセンサーを搭載することで被写体のとの距離を計ることを可能にしているためポートレートでの撮影も高いレベルで撮ることが可能です。
基本性能自体もSnapdragon 855を搭載したモデルにはやや劣るもののハイエンドモデルに相応しい高いスペックを誇ります。
昨年に引き続き現役トップクラスの夜景を撮影できる「HUAWEI P20 Pro」
HUAWEI P20 Pro | |
リアカメラ | 40MP |
f値 | 1.6 |
インカメラ | 2.4MP |
f値 | 2 |
ズーム | 光学3倍+デジタルズーム |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ | 8MP F2.4 |
広角レンズ | なし |
ToFセンサー | 有り |
モノクロセンサー | 20MP f1.8 |
DxOMARK | 109 |
その他 |
2018年に夜景の撮影性能の高さで話題になった「HUAWEI P20 Pro」は2019年もまだまだトップクラスのカメラ性能を誇ります。
特に夜景の撮影では、Google「Pixel 3a」に肉薄すると言っても過言ではありません。
また、光学3倍ズームを使った望遠撮影やモノクロセンサーの合成による暗所や夜間での撮影は2020年でもトップクラスのスマホ以外は上回ることが容易ではありません。
DxOMARKも109ポイントと未だ高い位置に君臨するレベルなので2018年に話題になったのも頷けますね。
iOSで選択するなら「iPhone11 Pro Max」
iPhone 11 Pro MAX | |
リアカメラ | 12MP |
f値 | 1.8 |
インカメラ | 12MP |
f値 | 2.2 |
ズーム | 光学式2倍+デジタルズーム |
手ブレ補正 | 光学式 |
望遠レンズ | 12MP F2.0 |
広角レンズ | 12MP F2.4 |
ToFセンサー | なし |
モノクロセンサー | なし |
DxOMARK | 117 |
その他 |
ここ1~2年カメラ性能であまり話題になることが少なかったAppleのiPhone。
しかし、2019年に登場した「iPhone 11 Pro MAX」はトレンドの広角+超広角+望遠の3眼レンズを採用し、レンズ感の差の少ない画質を実現し実用性はトップクラスに躍り出ています。
DxOMARKでも117ポイントと上位に位置し、他社に遅れを取っていた夜景モードも搭載するなど文句なしの出来といえるでしょう。
ちょっと気になる点は、ポートレートの境界のクオリティーぐらいでUIの使い勝手もAppleらしく直感的にまとめられているので誰でも綺麗な写真が撮れます。
スマホのカメラ性能まとめ
スマホのカメラ性能はマルチカメラやAIによりここ数年で飛躍的に向上しました。
そして、写真の見た目を大きく作用するAIによる写真の画作りのノウハウが今後は重要になって来そうです。
また、Nokia 9 PureViewなどの5つカメラを搭載したモデルが登場するなどしているのでまだまだ、成熟してきたとは言えずまだ数年は飛躍的に進化していくでしょう!