iTunesとの連携やクラウドへの音楽アップロード機能を持つ「Apple Music」。
無料おためし期間も3ヶ月と「YouTube Music Premium」よりも2ヶ月長く、音楽アプリを利用しようとしている人は気になるはず。
ということで、この記事では「Apple Music」の料金を契約方法を含めて徹底解説していきます。
機能や使い方にについては知りたい場合は↓
解約方法について知りたい場合は↓
他の音楽アプリを検討している場合↓
「Apple Music」とは?
「Apple Music」はAppleが2015年から提供しているサブスクリプション型のサービズで、広告無しのストリーミングに加え、ダウンロードすることでオフラインでの再生も可能な音楽アプリです。
また、洋楽を含む約6,000万曲もの豊富な楽曲数とレコメンドによって自分の知らない海外の音楽の提案やラジオも楽しめます。
Appleが提供してるだけあってiTunesとの相性も良く、既存の曲をクラウドにアップロードできる機能は「Apple Music」と「YouTube Music Premium」だけです。
24時間配信しているRadio
海外の有名アーティストなどが24時間ライブ配信しているラジオ[Beats 1]やローカルラジオも「Apple Music」では聞くことでき、音楽を聞く以外にもラジオを楽しむ事が可能です。
邦楽に飽きてしまった人には、海外のラジオを通して新たなジャンルの音楽を開拓する手助けしてくれます。
100,000曲を保存できるiCloud ミュージックライブラリ
「Apple Music」を利用すると自分の持っている楽曲をクラウド上に100,000曲まで保存できるiCloud ミュージックライブラリの機能を使用する事が出来ます。
この機能を使用すればiTunes内の曲やプレイリストなどをクラウドにアップロードすることでストリーミング再生や、曲をダウンロードしてオフラインで再生するなんて使い方も可能。
つまり、6,000万曲に対応しているとはいえ全ての曲に対応していない「Apple Music」の補完的使い方が可能で、既に持っているiTunes Storeで購入した曲やCDから取り込んだ昔の曲なども含めてオリジナルのプレイリストを作り楽しことができます。
サブスクリプション型の音楽アプリでは「YouTube Music Premium」と同様に「Apple Music」は曲をクラウドにアップロードできる数少ない音楽アプリです。
「Apple Music」はAndroidでも使える
「Apple Music」はiPhoneだけでなく、Apple IDを持っているばAndroidでも利用可能!
利用方法は、
- [Google Play]から「Apple Music」をインストール
- Apple IDとパスワードを入力
で利用でき、Apple IDで紐付いているので、Android端末以外のPCからでもウェブ上で「Apple Music」を開きApple IDとパスワードさえ入力すれば簡単に音楽を楽しめます。
また、Android端末の「Apple Music」でも、事前にiCloud ミュージックライブラリに曲をアップロードしていればiTunes内にある曲も聞く事が可能です。
「Apple Music」の料金プラン
「Apple Music」は3ヶ月無料トライアルはありますが、無料プランは存在しません。
大きく分けて3つの有料プランがありそれぞれの違いについて解説していきます。
個人プラン | ファミリープラン | 学生プラン | |
月額料金 | 980円 | 1,480円 | 480円 |
楽曲数 | 6,000万曲 | ||
曲順/シャッフル再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
無料期間 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
広告非表示 | 無し | 無し | 無し |
ストリーミング再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
ダウンロード | ◯ | ◯ | ◯ |
データアップデート | ◯ | ◯ | ◯ |
歌詞 | ◯ | ◯ | ◯ |
オフライン再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
利用人数 | 1人 | 6人 | 1人 |
3ヶ月無料トライアルは、基本的に有料プランに入る前のお試し期間としての役割なので、利用出来る機能は有料プランと変わりません。
プラン別で出る大きな違いは料金と利用人数です。
auユーザーは6ヶ月無料な「個人プラン」
「個人プラン」は「Apple Music」でも基本となるプランで、3ヶ月の無料トライアルがついて月額980円でフル機能を提供しています。
また、auユーザーの場合、4G LTEスマートフォン契約者はウェブや店舗などau経由で「Apple Music」を申し込みするだけで6ヶ月間無料で利用する事が出来ます。
しかし、6ヶ月間無料になるプランは個人プラン限定となってしまう他に、支払い方法はキャリア決済になる点だけ注意しましょう。
マックスなら激安になる「ファミリープラン」
家族で「Apple Music」を利用する人が1でもいるならファミリープランにするのがお得!
最大の6人で利用した場合は1人あたり247円とかなり安くなります。
家族2人で利用した場合でも1人あたり740円と、980円の個人プランよりも240円安く利用でき、iTunes Storeで購入した曲も家族間でシェアが可能なので、家族で利用する予定があるならばファミリープランにしない手はないでしょう。
最大48ヶ月限定の「学生プラン」
在学証明書が必要になりますが、「学生プラン」は同じ機能を月額480円と個人プランの月額980円よりも500円安く利用できます。
利用期間は最大48ヶ月の期間限定ですが、Apple TV+も無料で付いてくるので、大学生以上の学生は必ず利用しましょう。
ちなみに48ヶ月の期間が過ぎると自動的に「個人プラン」に切り替わります。
「Apple Music」の契約と支払い方法
「Apple Music」に無料プランがないため、「Android端末、iOS端末、ブラウザ、iTunes」から必ず契約する必要があります。
どの契約方法でも共通しているのは、Apple IDがあれば以下の手順でプランを選んだら即契約完了し利用できます。
- スマホのApple Musicアプリ→立ち上げ後[無料で始めよう]を選択
- ブラウザ→「Apple Music」のサイトにアクセスした後、料金プランを選択
- iTunes→左上の[アカウント]から[サインイン]を選択し、Apple IDを入力してログイン
契約に必要になる「Apple ID」の作成
「Apple Music」の支払い方法は「Apple ID」に紐付けされた決済方法で支払われます。
iOS端末を持っている人は事前に「Apple ID」をすでに作成している人が多いと思いますが、その場合はApple IDと紐付いたクレジットカードやキャリア決済で支払い可能です。
iOS以外のデバイスでも支払い方法は「Apple ID」を作成した際に[お支払い方法]の画面で入力した決済方法で決済されます。
決済方法には「クレジットカード、デビットカード、キャリア決済、iTunesカード」があり、特にカードを使いたくない人の場合はキャリア決済にする事で携帯電話の料金と支払いが一緒になるのでおすすめです。
「Apple Music」のデメリット
音楽アプリの中でも比較的多い6,000万曲の提供楽曲数を誇る「Apple Music」ですが、邦楽が洋楽に比べると充実していません。
2019年から邦楽も増え始めましたが、まだまだ国内の音楽アプリと比べるとやや劣る印象です。
また、iTunesに大量の曲を管理している人の場合、「Apple Music」を通して曲を聞くにはiTunes内の曲をすべてクラウド上にアップロードしなければならないので、かなり時間がかかります。
現状iTunes管理で満足している場合は「Apple Music」との相性は悪いでしょう。
「Apple Music」のメリットとおすすめの人
「Apple Music」はAppleの製品を使っている人や、新しい音楽の開拓に興味がある人におすすめ。
「Apple Music」とiTunes内を同期させオリジナルのプレイリストの作成が出来たり、AirPodsとも連携はかなり便利、音声アシスタントであるSiriを起動させ「◯◯の曲をかけて」と話すだけでハンズフリーで曲を聞くことが出来ます。
邦楽に飽きてしまったたり、海外の音楽が好きな人はレコメンドによるおすすめやAppleのオリジナルのラジオ局「Beats 1」など、普段では聞くことがない音楽にふれる機会を増やしてくれるので、音楽が生活に欠かせない人との相性も良いです。
「Apple Music」まとめ
「Apple Music」は音楽アプリでも数少ない曲のアップロードに加え、AirPodsとの連動による快適性など、Apple製品を普段から利用している人には使いやすいサービスです。
Apple TV+も無料つかえる「学生プラン」や、利用する家族が多ければ多いほどお得な「ファミリープラン」などもあり、無料期間も3ヶ月と長いので、興味がある人は一度試してみる価値は十分あるサービスですね。