モバイルバッテリー、充電器、オーディオ、プロジェクターと低価格で優れたモデルを多数販売するAnker。
特に大人気ガジェットの完全ワイヤレスイヤホンでは安いだけでなくクオリティーも高く、多くの競合メーカーがあるにも関わらずAmazonでベストセラーモデルになるなどコスパが抜群です。
ということで、今回は数あるAnkerの完全ワイヤレスイヤホンの中でも特にコスパに優れたおすすめの5モデルを徹底比較していきます。
最新のAnker製品を比較してみたい方はこちらをご覧くださいませ!
Ankerのワイヤレスイヤホンの特徴
Ankerといえばモバイルバッテリーのイメージが強いですが、完全ワイヤレスイヤホンも優れたモデルが多くトップクラスのコスパを誇ります。
そんなAnkerのワイヤレスイヤホンの特徴は以下の通り。
- 価格に対してのスペックが高い
- 多くの人に好まれるややドンシャリ傾向のモデル多い
- 通話音質が高い
- デザインや質感が高い
- 左右一体型やヘッドホンも多数ラインナップ
- 保証期間がデフォルトで18ヶ月と長い
完全ワイヤレスイヤホンに限らずですが、保証期間がデフォルトで18ヶ月、更にAnker公式オンラインストア会員だと24ヶ月の長い保証を受けることが可能。
安いだけでなくクオリティーや保証もしっかりしているからブランドを確立できたと言えるでしょう。
オーディオブランドは「Soundcore」
Ankerのオーディオ関連のブランドは、「Soundcore」のみです。
元々、ハイスペックモデルはzoloブランドで発売されていましたが、オーディオデバイスは、完全ワイヤレスイヤホンに限らず「Soundcore」ブランドに統一。
また、完全ワイヤレスイヤホンでは、
- ハイエンドの「Liberty」
- フラグシップの「Liberty Air」
- ミドルレンジの「Life」
のラインナップで構成されています。
同価格帯では圧倒的に高いクオリティー
Ankerの完全ワイヤレスイヤホンは、質感や音質が競合製品より優れていることが多いです。
特に10,000円前後のコスパが高く、ANC(ノイズキャンセリング)やコンパニオンアプリは、同価格帯だけでなくハイブランドの製品を上回るクオリティーに仕上がっています。
Ankerのワイヤレスイヤホンおすすめ5選
2021年現在、Ankerの中でおすすめできる完全ワイヤレスイヤホンは以下の5モデル。
- Soundcore Liberty Air 2 Pro
- Soundcore Liberty Air 2
- Soundcore Life A2 NC
- Soundcore Life P2
- Soundcore Liberty Neo
どのモデルも完成度は高いですが、完成度の高い「Soundcore Liberty Air 2 Pro」や圧倒的にコスパが高い「Soundcore Life A2 NC」が特におすすめ!
それぞれメリット・デメリットがあるので、特徴を交えて紹介しています。
Soundcore Liberty Air 2 Pro
再生時間 | 7/26時間 | ANC | 対応 |
Bluetooth | 5.0 | 外音取込 | 対応 |
コーデック | AAC/SBC | 防水 | IPX4 |
アプリ | 対応 | 充電 | Qi+USB/TypeC |
左右同時伝送 | 不明 | 操作 | タッチセンサー |
急速充電 | 対応 | 重量 | 10/62g |
マルチポイント | 非対応 | その他 | 装着検出機能 |
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」超強力なノイズキャンセリング性能と完成度の高いコンパニオンアプリを利用できるAnkerのフラグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。
地味に便利なワイヤレス充電や装着検出機能に、ややドンシャリで解像感の高い音質のため、12,000円台のモデルとしては桁外れの完成度。
また、イヤホン本体やスライド式の充電ケースのデザインや質感も上質のため、欠点の少ない満足度の高いモデルといえるでしょう。
メリット
- 強力なノイズキャンセリング
- 自然な外音取り込み
- 多機能なコンパニオンアプリ
- ワイヤレス充電
- 15分で3時間利用できる急速充電
- 装着検出機能
- 軽いつけ心地
体感的にわかりやすいノイズキャンセリングが優秀なのに加え、使い勝手に影響する機能がしっかり使えるので不満が出ることはほぼないでしょう。
デメリット
- aptx/aptX Adaptiveなどの遅延に強いコーデックには非対応
- 左右同時伝送に対応しているか不明
- 防水性能が低い
高音質で遅延に強いaptX Adaptiveには対応していませんが、通信環境がよほど悪い時以外違いは分からないレベルなので、そこまで気にする必要ないでしょう。
左右同時伝送も対応は謳っていないものの、左右のイヤホンのバッテリーの減り方が同じなので、実用上困ることはありません。
Soundcore Liberty Air 2 Proレビュー!!
Soundcore Liberty Air 2
再生時間 | 7/28時間 | ANC | 非対応 |
Bluetooth | 5.0 | 外音取込 | 非対応 |
コーデック | aptX/AAC/SBC | 防水 | IPX5 |
アプリ | 対応 | 充電 | Qi+USB/TypeC |
左右同時伝送 | 非対応 | 操作 | タッチセンサー |
急速充電 | 対応 | 重量 | 10/53g |
マルチポイント | 非対応 | その他 | 装着検出機能 |
2020年発売のAmazonベストセラーモデル「Soundcore Liberty Air 2」。
発売から1年たつものの、「音質」「操作性」「アプリ」が高い次元でまとまっていて、8,000円未満のため、10,000円以下のモデルではまだまだ現役トップクラスの高コスパモデル。
また、音楽関連のコマンドもアプリから自由にカスタマイズ可能で、本体と充電ケースの質感の高さと相まってノイズキャンセリングに必要性を感じなければ最もおすすめなモデルです。
メリット
- aptX対応
- 多機能なコンパニオンアプリ
- ワイヤレス充電
- 10分で2時間利用できる急速充電
- 装着検出機能
- 軽量で小型な充電ケース
充電ケースには小型で薄いのでポケットに入れての持ち運びにも最適。
デメリット
- aptX Adaptiveには非対応
- 左右同時伝送非対応
- ロールスワッピング非対応
- 防水性能が低い
元々、7時間の連続再生に加え急速充電のあるので実用面で気になることは殆どありませんが、ロールスワッピング機能がないため右側イヤホンのバッテリーの減りが早め。
また、防水性能がIPX5とノイキャン非搭載モデルとしては高くないので、水没の危険性のある使い方をする人は避けましょう。
Soundcore Life A2 NC
再生時間 | 7/35時間 | ANC | 対応 |
Bluetooth | 5.0 | 外音取込 | 対応 |
コーデック | AAC/SBC | 防水 | IPX5 |
アプリ | 対応 | 充電 | USB/TypeC |
左右同時伝送 | 不明 | 操作 | タッチセンサー |
急速充電 | 非対応 | 重量 | 12/69g |
マルチポイント | 非対応 | その他 | – |
「Soundcore Life A2 NC」は、Ankerに限らず全ての完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップと言っても過言ではないコスパを誇るモデル。
20,000~30,000円以上の高級モデルと同等以上のノイズキャンセリングという驚異的な性能を誇るので、10,000円以下でノイズキャンセリングモデル求める場合唯一の選択肢です。
また、音質も良く、イコライザーやコマンドのカスタマイズなどが行えるコンパニオンアプリの「Soundcore」アプリも使えるため、コスパNo.1。
メリット
- 強力なノイズキャンセリング
- 自然な外音取り込み
- 多機能なコンパニオンアプリ
- 10分で1.5時間利用できる急速充電
- しっかりとしたつけ心地
なんといっても強力なノイズキャンセリングが最大のメリット。
加えて、優秀なコンパニオンアプリも使えるので圧倒的コスパです。
デメリット
- aptx/aptX Adaptiveなどの遅延に強いコーデックには非対応
- 左右同時伝送非対応
- ロールスワッピング非対応
- 防水性能が低い
- 充電ケースのキャップが邪魔
- ワイヤレス充電非対応
「Soundcore Life A2 NC」は、充電ケースにキャップが付いているのですが、充電時に外す必要があるので、地味に面倒。
ワイヤレス充電があれば問題ないため、気になる人は「Soundcore Liberty Air 2 Pro」にしましょう。
Soundcore Life P2
再生時間 | 7/40時間 | ANC | 非対応 |
Bluetooth | 5.0 | 外音取込 | 非対応 |
コーデック | aptX/AAC/SBC | 防水 | IPX7 |
アプリ | 非対応 | 充電 | USB/TypeC |
左右同時伝送 | 非対応 | 操作 | 物理ボタン |
急速充電 | 対応 | 重量 | 10/62g |
マルチポイント | 非対応 | その他 | – |
「Soundcore Life P2」は、2020年に高い次元でのバランスと価格の安さで「Soundcore Liberty Air 2」と並び大人気となった完全ワイヤレスイヤホン。
2021年では5,000円以下の競合モデルの性能が上がり突出した性能ではなくなったものの、aptXや急速充電に対応し、デザインや質感も高いため、まだまだ競合に引けを取りません。
また、物理ボタンを採用しているので、タッチセンサーが苦手な人には向いています。
メリット
- aptX対応
- ケース込みの再生時間が40時間と長い
- 10分で1時間再生可能な急速受電対応
- IPX7の高い防水性能
- 物理ボタン採用
1年以上前のモデルとしては驚異的なスペック。
最新の競合のモデルと比べると左右同時伝送とaptX Adaptiveの2点で劣りますが、実感しにくい部分のため、ゲームや通信環境が悪いところでの動画視聴がなければ気にする必要ありません。
デメリット
- aptX Adaptiveには非対応
- 左右同時伝送非対応
- ロールスワッピング非対応
- ワイヤレス充電非対応
- 音の解像感がやや低い
「Soundcore Life P2」は、低音域が強く、高音域に比べると中音域も出ているため、やや低音の迫力はありつつマイルド差も感じる音質。
反面、解像感は高くないので上位モデルと比べると一段落ちるので音質を求める場合は、避けましょう!
Soundcore Liberty Neo
再生時間 | 5/20時間 | ANC | 非対応 |
Bluetooth | 5.0 | 外音取込 | 非対応 |
コーデック | AAC/SBC | 防水 | IPX7 |
アプリ | 非対応 | 充電 | microUSB |
左右同時伝送 | 非対応 | 操作 | 物理ボタン |
急速充電 | 非対応 | 重量 | 11/54g |
マルチポイント | 非対応 | その他 | – |
発売から1年半以上立っているので「Soundcore Liberty Neo」は、ここまで紹介したモデルと比べると性能的には低め。
ただし、セールやクーポンなどで割引されるケースが多く、3,000~4,500円程度で購入できる格安モデルです。
イヤーウィング付き安定性や防水性能もIPX7と高いため、スポーツには向いています。
また、値段を考えると質感も良く低音域は格安モデルとは思えないぐらい迫力があるので、用途が合えば何気にコスパを高く感じるモデルといえるでしょう。
メリット
- イヤーウィング付きで高い安定感
- IPX7の高い防水性能
- 物理ボタン作用
装着時の安定感がしっくりくることに加え、物理ボタンも付いているのでランニング中などの操作に向いています。
デメリット
- aptx/aptX Adaptiveなどの遅延に強いコーデックには非対応
- 連続再生時間が短め
- 充電インターフェースがmicroUSB
- 充電ケースのキャップが邪魔
microUSBが最大の欠点。
特に全てのケーブルをUSB/TypeCに変えてしまっている人は、ストレスになるのでおすすめしません。
Ankerのワイヤレスイヤホンの比較
項目 | Soundcore Liberty Air 2 Pro |
Soundcore Liberty Air 2 |
Soundcore Life A2 NC |
Soundcore Life P2 |
Soundcore Liberty Neo |
総合評価 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 |
コスパ | 4 | 4 | 5 | 4 | 3 |
音質 | 4.5 | 4 | 4 | 3 | 3 |
通話性能 | 4.5 | 4 | 4.5 | 4 | 3.5 |
操作性 | 3 | 4.5 | 3 | 4 | 4 |
遅延安定性 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3.5 |
装着感 | 5 | 4 | 4.5 | 4.5 | 5 |
再生時間 | 7/26時間 | 7/28時間 | 7/35時間 | 7/40時間 | 5/20時間 |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
コーデック | AAC/SBC | aptX/AAC/SBC | AAC/SBC | aptX/AAC/SBC | AAC/SBC |
アプリ | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
左右同時伝送 | 不明 | 非対応 | 不明 | 非対応 | 非対応 |
急速充電 | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
マルチポイント | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
ANC | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
外音取込 | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
防水 | IPX4 | IPX5 | IPX5 | IPX7 | IPX7 |
充電 | Qi+USB/TypeC | Qi+USB/TypeC | USB/TypeC | USB/TypeC | microUSB |
操作 | タッチセンサー | タッチセンサー | タッチセンサー | 物理ボタン | 物理ボタン |
重量 | 10/62g | 10/53g | 12/69g | 10/62g | 11/54g |
その他 | 装着検出機能 | 装着検出機能 | – | – | – |
Ankerの中から2021年時点でのおすすめモデルを以下の7項目を上記の表で比較してみました。
- 総合評価 同価格帯の競合モデルと比べた時の競争力
- コスパ 性能やスペックに対しての価格の安さ
- 音質 音のバランスや解像感と音場基準
- 通話性能 クリアで自然な声で届くか
- 操作性 コマンドやケースからの取り出し安さを考慮
- 遅延安定性 動画視聴時の遅延や安定性
- 装着感 耳につけた時の安定感や疲れにくさ
どのモデルもバランスが高いですが、2021年に買うなら10,000円前後のモデルとは思えない圧倒的なノイズキャンセリングが魅力な「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と「Soundcore Life A2 NC」がおすすめ。
Ankerの完全ワイヤレスイヤホンだけでなく、競合モデルと比べてもこの2モデルはずば抜けています。
Ankerのワイヤレスイヤホンのまとめ
モバイルバッテリー以上にコスパの高い完全ワイヤレスイヤホンが多いAnker。
安いだけの完全ワイヤレスイヤホンはAmazonで探せばいくらでもありますが、ノイズキャンセリングやアプリの完成度が高いモデルは殆どありません。
Ankerの場合高級機と戦えるレベルなので、売れ筋ランキングで常に上位にいるのも納得のクオリティーです。
そのため、初めて完全ワイヤレスイヤホンを買う人や買ったあとに後悔したくないって人は、Ankerの中から選ぶのも有り!