Googleからクリスマスプレゼント的に、「Google Nest mini」が届きました。
というのも、YouTube Premiumに登録していたら、無料で「Google Nest mini」が購入できるクーポンコードの通知がYouTubeから来たので早速無料でゲット。
月額1180円のYouTube Premiumの登録で6,050円の「Google Nest mini」をプレゼントしてくれるとは、「Google様本当にありがとう!」
ということで、Google Home Miniの小型モデルのスマートスピーカー「Google Nest mini」をレビューしていきます。
「Google Nest mini」とは?
そもそも「Google Nest mini」は、音声コマンドによる操作ができるスマートスピーカーです。
Bluetoothのスピーカーと異なり、スタンドアローンで音楽の再生や情報を聞き出せるスピーカーなので機能性は段違い。
簡単に言ってしまえば、スマホのGoogleアシスタントやSiriが単独で使えるスピーカーと言えるでしょう。
「Google Nest mini」の概要と特徴
「Google Nest mini」は、「Google Home」の小型モデルのスマートスピーカー。
小型モデルと言っても機能性に違いはなく、「Google Home」と同じ機能を使うことが可能です。
唯一の大きな違いはドライバーのサイズが「Google Home」よりも小さい為、音量や音質面で劣ってしまいます。
とはいえ、小型なので置き場所の選択肢が「Google Home」よりも豊富になり、狭いスペースでの利用や、壁掛けでの利用などフレシキブルな使い方が可能です。
- 小型でも「Google Home」との機能性に違いはなし
- 「Google Home」よりもドライバーサイズが小さい為音量や音質面は劣る
- 小型なので置き場所の選択肢が豊富
「Google Nest mini」ができること
「Google Nest mini」でできる事は以下の8つになります。
- 音声コマンド
- 音楽の再生
- 天気予報やニュース情報
- Google Duoを用いた通話
- アラーム
- メモ機能(3件)
- IoT家電との連携
- Actions on Googleアプリによるサードパーティー製アプリの活用
YouTube MusicやPlay Musicなどから音声コマンドで再生が可能で、音楽再生に関しては、auのうたパスやAWAなどの音楽系アプリとも連携できるのでGoogle系サービスを使っていなくても利用可能です。
また、天気予報を聞いたり、ニュース情報を聞くこともできるので朝の忙しい時間などの「ながら」用のハードとしては有用でしょう。
その他にも、アラームやタイマー、メモ機能(3件まで)に加え、IoT家電を用意し連携することで家電製品も音声コマンドで動かすことができます。
「Google Nest mini」はスマホでGoogleアシスタントを利用している人とって、使い方が近いのですぐに使いこなす事ができるでしょう。
「Google Nest mini」と「Google Home mini」の違い
今回、プレゼントされた「Google Nest mini」は、名前は違うものの「Google Home mini」の2代目のスマートスピーカーです。
デザインや基本性能はほぼ変わらないものの、一部ブラッシュアップされているので異なるポイントを以下にまとめておきます。
- 高感度マイクが2から3つへ
- スピーカーの低音性能が大幅にアップ
- 電源コネクタがMicroUSBからDC電源コネクタへ
①高感度マイクが2から3つへ
1つ目は、音声を聞き取るためのマイク。
従来は好感度マイクが2個搭載されていたのに対して「Google Nest mini」は3つに進化しています。
これにより、より正確に音声コマンドの入力が可能になり、発音や音声が小さい事で反応ないといった現象が改善されています。
②スピーカーの低音性能が大幅にアップ
2つ目は、スピーカー性能で低音域の性能が大幅にアップ。
両機種とも同じ40mmドライバーをしていますが従来に比べて約2倍の低音を出す事が可能になっています。
初代「Google Home mini」を持っていないので直接比較は出来ませんが、「Google Nest mini」で音楽を聞く限り特別低音が弱いと感じることはありませんでした。
③電源コネクタがMicroUSBからDC電源コネクタへ
3つ目は電源のコネクタ、「Google Home mini」がMicroUSBで電源を確保していたのに対して、「Google Nest mini」はDC電源コネクタを採用しています。
どーせならUSB/typeCを採用してくれると汎用性が高く使い勝手が良かったのですが、調べてみたらスマートスピーカーの多くはDC電源コネクタを採用していました。
なぜ、DC電源を使うのか私にはわかないので知っている人がいたら教えてください…。
「Google Nest mini」のデザインチェック
「Google Nest mini」がどんなものなのか概要的な話が終わったところで、デザインを開封しながらチェックしていきましょう。
フラットデザインな「外箱」
「Chromecast」でも同じですが、Googleの外箱は白を基調としたフラットでシンプルなデザインが良いですね。
フォントの色やイラストの色のバランスも良く綺麗に見えますが、梱包の関係で上の部分の角が少し凹んでいるのがちょっと残念。
簡素を極めた「同梱物」
「Google Nest mini」の同梱物は以下の通り。
- Google Nest mini本体× 1
- 簡易説明書× 1
- DC一体型ケーブル× 1
箱のデザインと相まって同梱物はゴチャゴチャしておらず、机に並べても気分が良いです。
質感の高いファブリックカバーの「本体」
本体は、Pixel3などの純正ケースなどでもお馴染みファブリック張り。
Googleはデザイン面では、Appleなどの高級感が出ているデザインと異なりポップなデザインで好みは分かれそうです。
ちなみに画像の通り私が購入したのはChacoal。
黒系の色にも関わらず柔らかい雰囲気がでています。
Gのロゴが記載された「本体裏」
背面は柔らかめのプラスチック使用。
壁掛け用のフック穴が空いているのでサイズ的にも壁掛けは最適です。
DC電源コネクタの「接続部分」
DC電源コネクタに変換された接続端子。
丸型でデザイン的には不満はないですが、USB/typeCじゃないのが悔やまれます。
とはいえ、使っていると付け外しするものでもないので実用上なにも不便はありません。
針金じゃない使い勝手の良いケーブル「クリップ」
ケーブルをまとめていたクリップ。
良くある針金をコーティングしたタイプではなくプラスチック製の質感の高いものを使用しています。
DC電源やケーブルと同色でデザイン的にも溶け込んでいます。
デザイン性と質感が異常に高い「DC電源&ケーブル」
めちゃくちゃデザイン性と質感が良いのがDC電源とケーブル。
クリップも同様、見事に調和しています。
充電器をここまでデザインしてくるメーカーはそうはないでしょう。
「Chromecast」に似ていますが、サイズは結構小さいのでコンセントに指してもそんなに邪魔にならないと思います。
しかし、タコ足配線で2列で使っている場合、モノによっては干渉するサイズです。
公式より5g軽い「重量」
「Google Nest mini」の重量を測ったところ176gと公式の重量181gより5g軽い結果に。
5gはどこいった…。
「Google Nest mini」の使い方と音質
「Google Nest mini」の使い方は簡単で、「Chromecast」とほぼ同じ手順でセットアップできるので今回は簡単に手順の紹介と使い方を紹介していきます。
セットアップなどの「初期設定」
「Google Nest mini」のセットアップはGoogle Homeアプリがないと始まりません。
まず、Google HomeをPlay Storeからインストールしたら本体に電源を入れてセットアップをタップしましょう。
初めての人は名前の登録も必要になりますが、新しいデバイスをタップすることで自動で検索してくれます。
「Google Nest mini」が見つかったら「次へ」と順に進んで行けば終了です。
また、音楽再生アプリに「YouTube Music」以外を利用の場合、ご契約しているサービスを選択し、リンクしておくと音声コマンドから音楽の再生が可能になります。
使い方と音質
「Google Nest mini」は、Googleアシスタントと同様、「OK Google」と呼びかけ、して欲しいことを言うだけで利用可能!
音楽を聞きたい場合は、「Jazz流して」とか、「おすすめの曲を流して」などというだけで自動で曲が流れるので、Bluetoothスピーカーより間違いなく操作性は優れています。
また、音楽再生の停止は、音声コマンドはもちろん、本体のライト部分をタップすることでも停止が可能。
タイマー機能もあるので、寝る前などに「6時間後タイマー」などと「Google Nest mini」に言う事で時間がくると知らせてくれます。
IoTとの連携試せていませんが、導入すれば「電気を消して」や「エアコンつけて」など家の家電も操作可能なため、Bluetoothスピーカーとは違い音楽以外の用途でも活躍可能です。
その他にも「Google Duo」に対応しているので、「Google Duo」の利用者が周りにいれば、一人暮らしの場合、スマホやイヤホンなどを使わず通話も楽しめます!
「Google Nest mini」がおすすめの人
「Google Nest mini」は、気軽に音楽を楽しみたい人やスマートスピーカーを初めて購入する人にはおすすめ。
特に「YouTube Music」や「Spotify」を含むサブスクリプション型の音楽サービスを利用している人には相性が良いでしょう。
というのも、操作はスマホなどを使わずに「Google Nest mini」に話しかけるだけのなで、手間が掛からず音楽もすぐ聴く事が可能なためです。
逆に、大音量の音質に拘る人は、本格的に音楽を聞くスピーカーサイズではないため、本気で音楽を楽しむにはちょっと厳しいかもしれません。
とはいえ、話しかけるだけで手軽に操作ができ、本体もコンパクトで壁掛け利用ができるので室内の音楽利用のためだけに購入するのも全然ありの商品です。
「Google Nest mini」レビューのまとめ
Googleアシスタント機能を備えたスピーカーを初めて使いましたが、音楽再生はBluetoothスピーカーより簡単に使えて音楽配信サービスをフル活用できます。
ただし、同じ金額のBluetoothスピーカーに比べるとやや音質が落ちるので音声コマンドをどの程度便利と捉えるかによってコスパ感覚が人によって大きく変わりそうです。
また、Googleのデバイスは年々デザイン性があがり、ハードソフトの全体で統一感があるのでちょっと揃えたくなって来てしまいますね。