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イヤホンのエージングとは?効果やアプリ使った方法を解説!!

イヤホンのエージングとは?効果やアプリ使った方法を解説!!

スピーカーやイヤホン、ヘッドホンを購入してすぐ使うと硬いというか柔らかさがないと私は感じることがあります。

同じワイヤレスイヤホン(Anker SoundBuds Slim+)を購入直後のものと比べたことがあるのですが、微妙に音の柔らかさが違うんですよね。

しかし、エージングをすることでより自然な音質に近づけることが可能です。

ということで今回は、イヤホンのエージングの効果や方法などを解説していきます。

イヤホンのエージングとは?

イヤホンのエージングとは?

「エージング」を日本語に直安すると老化とか老けるなんて意味になりますが、イヤホンやスピーカーで使われる「エージング」は、車でいう慣らし運転と近い意味合いです。

具体的には、色んな音を流しドライバーユニット(音を出す部分)を振動させることで音割れをしにくくしたり、音の響きを柔らかくする効果を狙ってする行為を指します。

イヤホンのエージングの効果

イヤホンのエージングの効果

「エージング」は主に下記5つ程の効果を狙って行います。

①高音を割れないようにする

②高音を滑らかにする

③音のバランスを整える

④元々想定されてた音に近づける

⑤音をハッキリさせる

といっても実は「エージング」自体が科学的に証明されたわけでなく、本当に意味あるのかは懐疑的とも言われています。

個人的には、音質が変わるのは実感的にほぼ間違いないので、あとは変化後の音質が好みかどうかの問題で好みに近くなっていれば意味があるでしょう。

しかし、好みの音質にならないどころか買った当初の音質の方が良かったとなれば残念ながら「エージング」は、名前の通り老化させるための行為と言えると考えています。

そのため、「エージング」を行う際は少ないながらも多少リスクがあると考えたほうが良いかもしれません。

イヤホンのエージングをするための基礎知識

イヤホンのエージングをするための基礎知識

一言で「エージング」をするといっても様々な方法があり、使う音源などによって効果が異なることが考えられます。

イヤホンや自分の好みの音質によって使い分けることでより最適な「エージング」が可能となるでしょう。

そのためには、最低限どのような音源を使う必要があるのか基礎知識を知る必要があるので解説していきます。

エージングの時間は「30~100時間」

「エージング」にかける時間は最低でも30時間以上は確保しましょう。

ちょっと長いと感じるとは思いますが、放置していれば良いのでワイヤレスイヤホンなどの場合などで充電時間を考えても10日ほど半放置状態で慣らすことができるので手間はそれほどかかりません。

とはいえ、普段使っているスマホでこれだけの時間慣らすのは現実的に厳しいのでサブ機や前に使用していたスマホを上手く活用すると良いでしょう。

エージングする時の音量は「60~90%」

「エージング」は、10~20%の音量でやってもドライバーユニットの振動があまりないので効果は期待できません。

とはいえ、最大音量も劣化に繫がる可能性があるので最大でも90%未満の音量で行いましょう。

全体の慣らしをするなら「ホワイトノイズ」

高音域、中音域、低音域など特定せずに「エージング」を行いたい場合、「ホワイトノイズ」の音源を使って慣らすのが良いでしょう。

というのも、「ホワイトノイズ」は高音域~低音域までの全ての音域で発生するノイズの為、全音域で「エージング」による慣らしが可能です。

そのためバランスよく「エージング」したい場合、「ホワイトノイズ」は最適です。

低音域を中心に慣らしたいなら「ピンクノイズ」

低音域のしっかり慣らしたい場合に適しているのが「ピンクノイズ」。

そもそも「ピンクノイズ」は、周波数の高さに反比例し増えるノイズで低音域になればなるほど強くなるノイズです。

余談ですが、炎は人にやすらぎをもたらす1/fゆらぎをもっていますが、「ピンクノイズ」も同じ波形を持ちます。
そのためか、「ホワイトノイズ」と比べると「ピンクノイズ」を聞いてみるとノイズにも関わらず不快感をほとんど感じにくいです。

また、特性から、EDMなどの低音が重要視される音楽などを聞く人の慣らしに向いているでしょう。

ハイレゾ音源を対応のイヤホンで聞くなら「24bit/96kHz」

ハイレゾ音源を聞いたり対応したイヤホンやヘッドホンを「エージング」する場合、24bit/96kHz以上、できれば192kHz以上の音源で慣らした方が良いでしょう。

ハイレゾ音源は一般的な音源の16bit/44.1kHzよりデータ量が多いのでより解像感が高い再生を目指すなら上記の数字以上の音源で慣らすことで効果的に「エージング」ができると考えられます。

音楽の聞くジャンルが決まっているなら「好みの音楽」

「ホワイトノイズ」や「ピンクノイズ」だけでなく一般的な音源でも「エージング」は可能です。

特に特定のジャンルの音楽を聞くことが多い人などは好みの音源を使ってエージングするのも有りでしょう。

この方法だと好みのジャンルや近い音源に最適な慣らしができるので手間もかからずおすすめです。

イヤホンをエージングするおすすめの方法

それでは、実際にエージングをするさい、アプリやサービスを使ったおすすめの方法紹介していきます。

アプリケーションを使ってエージングする方法

まずは、アプリを使った「エージング」方法。

iPhoneとAndroidでは同じアプリがリリースされていないのでそれぞれ解説していきます。

iPhoneなら「オーディオエージング」

「オーディオエージング」は非常に優秀なアプリで、「再生時間」、「ビット深度」、「サンプリングレート」が自由に選択出来ます。

しかも、選択したらあとは開始ボタンをクリックするだけ。

更に優れているポイントは、ビット深度が16bit、24bit、32bitに対応しサンプリングレートも44.1kHz、48kHz、96kHz、192kHzとハイレゾ音源のレートまで余裕でカバー知ているため、iPhoneを持っていたらこのアプリ一つで簡単に「エージング」ができます。

おまけにタイマーも1000時間まで設定できるのでコード付きイヤホン+旧iPhoneなどの組み合わせでは慣らしが終わるまで完全放置も可能です。

オーディオエージング
オーディオエージング
開発元:Takafumi AMANO
無料
posted withアプリーチ

 

Androidなら「Burn-InAudio」

「Burn-InAudio」は、「ビット深度」や「サンプリングレート」の選択はできないものの「ホワイトノイズ」や「ピンクノイズ」の選択は可能で、全域で慣らしたいのか低音域で慣らしたいのかの希望にそって設定可能です。

こちらのアプリも非常にシンプルで使い勝手がよくノイズの種類を選んだらタイマーを設定して再生ボタンを押すだけ。

ハイレゾ音源までは対応していないものの、それ以外では文句なしのできなので非常におすすめです。

Burn-In Audio
Burn-In Audio
開発元:Dan L Solutions
無料
posted withアプリーチ

WEBサービスを使ってする方法

正直、利用頻度の高くない「エージング」でアプリをインストールするのは「ちょっとな…」って方にはWEBサービスを使う方法があります。

本気でエージングするなら「Tonal Earphone」

「Tonal Earphone」は、イヤホンメーカー「Chord&Major」が提供するサービスでブラウザから提供を受けられるサービスで当然無料です。

使い方もとても簡単で上記リンクでサービスに飛んだら、右上の◎部分をクリック。

するとパーセンテージを入力する項目が出ますが、スルーしてSTARTをクリック以上で完了です。

また、「エージング」はウォーミングアップ、ダイナミック・レスポンス向上、フルレンジエージングと状態に合わせて選択することも可能なのですが、はじめて「エージング」を行う場合はステップ1から順番に慣らすと良いでしょう。

おまけにブラウザでアクセスできるのでハードウェアに制限されずに利用できるのが何気に便利です。

手軽にエージングをするなら「YouTube」

手っ取り早くエージングを試したい場合は、YouTubeで音源を探し再生するのもおすすめです。

エージングやホワイトノイズ、ピンクノイズなどと検索すると上記のようなエージング用音源が出てきますのですぐ試すことができます。

ハイレゾ用にエージングするなら「High Definition Audio Test Files」

ハイレゾ用にエージングするなら「High Definition Audio Test Files」

ちょっと手間はかかりますが、ハイレゾ様にしっかり音源を用意したいという方には、「High Definition Audio Test Files」というサイトからHigh Definition White NoiseやHigh Definition Pink Noiseの音源をダウンロードする手段もあります。

ただし、WAVファイル形式なこともありハイレゾに拘る人以外は必要ないと思います。

イヤホンのエージングまとめ

しょっちゅうイヤホンやヘッドホンを買い換えない限り試すことがない「エージング」という作業。

科学的に根拠がないことも有りやらない人の方が多いと思います。

私は、100時間までは慣らしで「エージング」はしませんが、体感的に好みの音に近づくことが多いので肯定派といえます。

車でも慣らしが必要ない車種も増えてきているのでこういった一手間は、一部の人しかやらない気がしますがそんなに大変作業ではないので一度試してみることをおすすめします。