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XiaomiのMIUIとピュアAndroidのUIや機能の違いを徹底解説!!

XiaomiのMIUIとピュアAndroidのUIや機能の違いを徹底解説!!

Androidがメーカによってカスタムされているという事は「Android One」の記事でも書いたとおりメーカーによってはピュアAndroidと比べて大きく異なります。

そんな中でもかなりゴリゴリにカスタマイズしているのがXiaomiのMIUI!

2019年12月9日に日本市場で販売開始したことで、知名度や販売台数大幅増。

ということで、今回はXiaomiのMIUIとピュアAndroidとのUIやデザイン、機能面での違いを徹底解説していきます。

また、比較で使用したスマホはAndroid Oneの「Xiaomi Mi A2」とMIUI搭載の「Xiaomi Mi8 lite」。

同一メーカーでハードウェアのスペックも殆ど同じこの両機種が異なるプラットフォームを載せているので比較には最適でしょう!

MIUIとピュアAndroidって?

MIUIとピュアAndroidって?

一纏めでAndroidといってもベースとなるプラットフォームが同じなだけで、メーカーがカスタムすることが可能なため大手メーカーは独自性をだすためにカスタムすることがあります。

そんなカスタムされたAndroidでは、Android OneやGoogle Pixelシリーズに代表されるスマホとUI/UXや機能面、デザインに至るまで大きな差があるといえるでしょう。

中でもXiaomiが開発し自社のスマホに搭載するMIUIはAndroidの部分を残したり、iPhoneっぽさや独自の機能を追加したりなど、カスタムされたOSの中でも特に魔改造されているので慣れてない人が使うと結構戸惑ったりすることも…。

ということで、別物とまでは行かなくても「同じOS?」ってぐらいの違いが見られるのがAndroidなわけです。

MIUIとピュアAndroidのUIとデザインの違い

それでは、MIUIとピュアAndroidのUI違いをMIUI11搭載の「Xiaomi Mi8 lite[MIUI11]」とAndroid Oneの「Xiaomi Mi A2」でみていきましょう!

冒頭にも書きましたがメーカーもスペック的にも非常に近い2機種となっています。

好みが分かれる「ホーム画面とナビゲーションバー」

まずはホーム画面。

MIUI11は、iPhoneに非常に近いアイコンデザインを採用しています。

角の緩やかなカーブラインまでそっくりです。

更にiPhoneと同様の1レイヤー構造なので全てのアプリがデスクトップに置かれるので、iPhoneから乗り換える人には違和感がないでしょう。

対してピュアAndroidのホーム画面では、丸型のアイコンをベースに2レイヤーの構造となっており、画面下部から上へスワイプすることでドロワーがでてきます。

こちらは、利用頻度の高いアプリなどをデスクトップに置くって設計思想ですね。

操作性は両者とも文句なしにヌルヌル動作するのでどちらも不便なく使えますが、Androidに慣れた人にはMIUI11は違和感を感じるUIでしょう。

Xiaomiに限らずですが、中華系は昔からiPhoneリスペクトが強く1レイヤーの設計が多いので好みが分かれますね。

また、ナビゲーションバーはMIUI11が従来からの「バックボタン、ホームボタン、タスク切換え」を標準としています。

対してAndroid 9では、ホームボタンとタスクボタン、そしてタスクのスワイプ切り替え機能がある「ピル」とバックボタンの構成、Android 10ではバックボタンを廃止しジェスチャーによる操作などが標準的となっているため後述するタスク切換えと合わせて最もUI/UXの異なる部分と言えますね。

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内容が異なる「フィード情報」

MIUI11とピュアAndroidでは、ホーム画面左ページに配置されるフィード情報の内容も異なります。

両OSとも天気予報やカレンダーの情報などの表示は共通しているものの、ツール系のアプリが多いMIUI11に対してGoogleアプリを使うピュアAndroidでは、新着ニュースが表示されます。

Googleアプリは使えば使うほど表示されるニュースやブログの精度があがり類似を増やすなどもできるため利便性がかなり高いです。

もともと、Googleのサービスが使えない中国で生まれたUIだけにこの辺りの連携はイマイチといえるでしょう。

MIUI12からはGoogleアプリのディスカバーも利用できるようになったためピュアAndroidと同等です。

若干の違いが見える「設定画面」

端末の基本設定は項目に若干違いはあるものの大きな変化はありません。

しかし、若干MIUI11の方が浅い階層で済むように設計されているので詳しくない人には、分かりやすいといえるでしょう。

Androidというよりは、iPhoneの設定に近い雰囲気です。

最も設計が異なる「タスク切換え」

MIUI11とAndroid 9で最も設計が異なる部分。

MIUI11では過去のどのAndroidのバージョンとも異なるタスク切り替えのUI/UXとなっており慣れないと違和感が残る作りとなっています。

アプリがカード型で2列に表示されているので情報量は多くて良いのですが視点の異動が多くなるので個人的にはユーザビリティーが悪い印象です。

特にMIUI12やAndroid10以降でジェスチャー設定で利用するとチグハグ感を強くなります。

大きな違いは見られない「通知画面」

通知画面の表示は、どちらも二段階でオープンできる点や内容、デザイン共に大きな違いは見られません。

異なる点はAndroid 9がバック画面を半分透かしているのに対してMIUI11では、iPhoneの様に一段回目でも画面したまで通知が降りた様に表現される点です。

使用感には大きく影響しないもののバック画面が見れないことで、たまーに不便に感じることがあります。

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MIUIとピュアAndroidの機能の違い

MIUIでは、Android 10に先立ちダークモードが採用されるなど機能面ではピュアAndroidを凌駕する部分が多々あります。

細かい部分ではiPhoneのアシスタントタッチに相当するクイックボールやキャッシュクリアなどピュアAndroidでは搭載されない機能が豊富です。

そんな多機能を誇るMIUI11の中でもAndroid 9やAndroid 10にはなくアプリでは代替できない優秀な機能があるので紹介していきます。

同じアプリを別のアカウントで使える「デュアルアプリ」

ツインアプリとも呼ばれるこの機能は、LINEなどの一つのアプリで1アカウントしか使えないアプリを複製しスマホ1台で2つのアカウントを使うことができる機能です。

国内販売モデルでは非常に希少で、「ファーウェイ」や「ASUS」製のカスタムされたAndroidでのみ使うことが可能となっています。

LINEなどのメッセージアプリを複数アカウントで使ってない人からすれば必要ない機能ではあるものの、アプリを分けて使いたい人にはとんでもないくらい優れた機能です。

というのも、普通なら2アカウント使うには2台スマホが必要なところ1台で済んでしまうという非常に高い効率性を誇ります。

また、LINE以外にもWeChatやWhats Upなどのアプリとは非常に相性の良い機能です。

Twitterなどは切り替えが簡単なのでそこまで必要性はないでしょう。

実際の使い方については、「ツインアプリの使い方」をご参照くださいませ。

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パフォーマンスを最適化する「ゲームターボ」

MIUI11には、ゲームをする人には最高の機能ゲームターボがついています。

この機能を使うとCPUやGPUのクロック周波数を負荷に合わせて高めたり、メモリを優先的に使ったりすることでより快適にゲームを利用できます。

実際の使い方については、「ゲームターボの使い方」をご参照くださいませ。

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MIUIとピュアAndroidの違いまとめ

MIUIとピュアAndroidの違いは細かい部分ではアニメーションなどがありますが、どちらも昔のAndroidと違い滑らかに動作します。

また、MIUI11は伝統的にiPhoneにインスパイヤされたような設計になっており、ホーム画面も1レイヤーとiPhoneからの乗り換えや、ディアルアプリ機能で複数アカウントでLINEの運用をしたい場合など非常におすすめです。

逆に、Android OneやPixelシリーズ、ピュアAndroidのスマホを使ってきた人が乗り換える場合は、慣れるまでの違和感を覚悟した方が良いでしょう。

私も両方使っているとはいえ、慣れの問題からどーしてもAndroid OneのUIの方が使いやすく感じてしまいます。

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