提供楽曲数は少ないものの、邦楽のラインナップが国内屈指のストリーミング型音楽アプリ「RecMusic」。
元々がエイベックスやソニー・ミュージックなどの国内レーベルの出資で出来た会社運営しているだけあって邦楽は、最高レベルに充実しています。
とはいえ、競争が激しい音楽アプリでその他にメリットがないのか気になるところ。
そのため、この記事では邦楽に強い「RecMusic」の料金プランや契約方法に加えて邦楽以外の提供楽曲もどうなのか徹底解説していきます。
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「RecMusic」とは?
「RecMusic」は、「レコチョク」やプレイリスト型のストリーミングサービス「dヒッツ」などを運営する株式会社レコチョクの2019年3月にスタートした音楽アプリです。
開始時期は遅く感じますが、元々は2013年から「レコチョクBest」の名称で音楽サービスをしていて、MVなどの拡充に合わせてサービス名称を変更しているため、知名度の割に長い歴史のあるサービスとなっています。
特徴
「RecMusic」は、以下の3つの特徴があります。
- 国内屈指の邦楽のラインナップ
- MV(ミュージックビデオ)の視聴
- ローカルの音楽ファイルとの連携
この中でもMVは、かなり拡充されており、多くの有名アーティストのMVが視聴可能。
また、ストリーミング型音楽アプリだとどうしても、サブスクが解禁されてないアーティストの楽曲が漏れてしまいますが、ローカルファイルを「RecMusic」アプリで読み込み出来るため、組み合わせてプレイリストが作成可能!
B’zなどサブスク解禁されてないアーティストの楽曲を他の楽曲と合わせて聴きた人には、地味に便利な機能でしょう。
「Apple Music」や「YouTube Music」では自分の音楽ファイルをクラウドにアップロードが可能!!
「RecMusic」の「無料」と「ライト」と「スタンダード」の違い
無料プラン | ライトプラン |
スタンダードプラン
|
|
曲数 | 約650万曲 | 約650万曲 | 約650万曲 |
広告なし | ◯ | ◯ | ◯ |
お手持ちの楽曲再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
シャッフル再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
スキップ制限 | 無制限 | 6回/時間 | 無制限 |
オンデマンド再生 | ◯(制限付き) | ☓ | ◯ |
フル再生 | ☓ | ◯ | ◯ |
オフライン再生 | ☓ | ☓ | ◯ |
歌詞表示 | ☓ | ☓ | ◯ |
高音質 | 128Kbps | 128Kbps | 320Kbps |
MV再生 | ☓ | ☓ | ◯ |
プレイリスト作成 | ☓ | ☓ | ◯ |
「RecMusic」は以下の3プランからのみ。
- 無料プラン[普通に使うのが厳しい制限]
- ライトプラン[BGM的な利用用途]
- スタンダートプラン[制限のないストリーミングサービス]
無料プランは、いくら無料とはいえフル再生が出来ないので、実質的に使い物になりません。
どうしても無料で音楽アプリを利用したい人は「Spotify」をおすすめします。
また、楽曲数は公式では発表されていないものの、約650万曲と他の音楽アプリと比べると1/10近く数字的には少ないため、洋楽やマイナー音楽も聴くコアな音楽ファンには少々厳しいでしょう。
「RecMusic」の料金プラン
RecMusicの料金プラン | |
無料プラン | 0円 |
ライトプラン | 330円 |
スタンダードプラン | 980円 |
「RecMusic」のプランはとってもシンプルで、サービスと一体となった上記3プランのみ。
分かりやすい反面、他の音楽アプリにあるファミリープランや学割がないため条件に当てはまる人は割高になってしまいます。
また、「amazon music」などようなamazonプライムに加入することで、割り引かれるような特典もないので料金面ではメリットはありません。
それでは、各プランを解説していきます。
制限がきつすぎる「無料プラン」
無料プランは、広告はありませんがフル再生出来ない時点で、まともに使えるサービスではありません。
そのため、登録するまでではないけど「RecMusic」の操作性が気になる場合などのお試しようと考えたほうが良いでしょう。
BGM的用途の「ライトプラン」
ライトプランでは、プレイリストの再生のみ可能。
フル再生はできるものの、オンデマンド再生ができず、スキップにも制限が入るため、自宅やオフィスのBGM用途向けのサービスと考えた方が良いでしょう。
月額料金も330円と安いので上記の用途の場合、「dヒッツ」の300円プランと一緒に検討するは価値は有り。
MVと邦楽が充実した「スタンダードプラン」
提供楽曲数が約650万曲と少ないながら、MVと邦楽が充実したスタンダードプラン。
料金的には他の音楽アプリと横並びの980円ですが、ファミリープランや学割などがない分サービスのコスパは低め。
とはいえ、MVのラインナップはかなり充実しているため、メジャーな曲やMVの視聴がメインのユーザーにはピッタリのサービスです。
また、洋楽もヒットチャートにでるようなメジャーな楽曲は殆ど提供されていため、ライトユーザーであれば困ることは少ないでしょう。
「RecMusic」の契約方法
「RecMusic」は、Google PlayやApp Storeでの契約には対応していないため、
全てWEBからの契約になります。
決済方法は以下の5つ。
- クレジットカード[VISA:MasterCard:JCB:AMEX]
- ドコモのキャリア決済
- au系のキャリア決済
- Softbank系のキャリア決済
- レコチョクプリペイドカード
Google PlayやApp Storeでの決済に比べるとやや手間はかかりますが、契約自体は簡単なので、アカウントの登録から解説していきます。
サービスによって異なる「アプリインストール」
WEBでの契約になるため、アプリのダンロードはあとからでも問題有りませんが、契約後アプリで自動ログインできるため、先にアプリをインストールしてそこから契約画面に飛びましょう!
また、「RecMusic」は、[無料プラン/スタンダードプラン]と[ライトプラン]ではサービスが異なるため提供されるアプリも異なります。
そのため、利用するサービスのアプリをダウンロードしてくださいませ!
アカウント作成から必要な「スタンダードプラン」
「スタンダードプラン」で契約するには、アカウントの作成と決済方法の登録が必要です。
また、アプリを起動して、曲を再生しようとすると上記左端の画面が出てくるので、新規登録を選択するとWEBに飛び、そこから契約になります。
既にアカウントを持っている場合は、決済方法を登録するだけでスタンダードプランが利用可能です。
具体的な登録の手順は以下になります。
- アプリを起動して曲再生又は右記リンク「RecMusic」をタップ
- 新規登録を選択(アカウントを持っている場合はログイン)
- メールアドレスを入力
- パスワードやメンバー情報を入力
- 同意して登録を選択(ここでアカウントの作成完了)
- 次へをタップし利用規約に同意
- お支払い方法の選択
- お支払い情報入力
- ご利用中のアプリに戻る
ご利用中のアプリから戻ると自動的にログインされます。
万が一されてなかった場合、IDとパスワードを利用し手動でログインすればスタンダードプランが利用可能です。
専用アプリが用意される「ライトプラン」
ライトプランの場合も「スタンダードプラン」同様の手順で登録可能です。
WEBから直接登録する場合は、こちらのリンク「RecMusic ライトプラン」に飛んで登録も可能です。
「RecMusic」のデメリット
「RecMusic」を利用する上でのデメリットは以下の2つです。
- プランが少なく割引がない
- 洋楽が少ない
- オリジナルのミックスがない
ファミリーや学生などの専用プランがないため、利用できる状況にあるユーザーの場合、どうしても他のサービスと比べると料金は高くなってしまいます。
サブスクリプションサービスのため、月単位の料金の差は大きくないものの、1年、2年と長く使えば使うほど差が広がるため、ファミリープランや学生プランの条件に合う人は余程の動機がない限り避けたほうが良いでしょう。
また、邦楽は充実しているものの、全体の提供楽曲数が少なく、しわ寄せが洋楽に来ているためマイナーな洋楽を聴きたい人には向きません。
「RecMusic」のメリットとおすすめ人
「RecMusic」は、「MVがみたい!」「邦楽しか聴かない!」といった人におすすめの音楽アプリ。
特にMVは私が試した限り他の音楽アプリと比較しても、明確に豊富なラインナップになっているため、MVの視聴を重視する人に向いています。
また、地味にローカルの音楽ファイルと連携してプレイリストを作ることも可能なので、サブスクが解禁されてないアーティストが好きな場合も「YouTube Music」や「Apple Music」と並んで数少ない選択肢の1つになるでしょう。
「RecMusic」のまとめ
「RecMusic」は、提供楽曲数的にも料金的にも、アプリのユーザビリティー的にも他の音楽プリと比べると総合的には厳しい印象。
また、個人的にはレコメンドで作られるミックス系のプレイリストがないのも常用上では厳しいですね。
MVの提供数は体感的にも圧倒的なので、MV重視なら良いかも。