曲面ディスプレイを採用したスマホにガラスフィルムを利用しようとすると黒縁や浮きが気になる人も多いのではないでしょうは。
とはいえ、長期間ガラスフィルムなしでスマホを使うと傷が目立って来てしまいます。
そんな時に便利なのがコーティングするだけで硬度9Hを皮膜を作ってくれる「スマホまもる君」!!
ということで、今回は「スマホまもる君」を使うことで滑りや撥油性がどの程度改善されるのか、また本当にコーティングされているのかレビューしていきます。
選び方が気になる場合は[スマホのガラスコーティングのおすすめ5選!!]をご覧くさいませ。
「スマホまもる君」の概要と特長
「スマホまもる君」は、スマホのディスプレイやガラス部分のガラス被膜による保護や滑りを改善できるガラスコーティング剤。
ガラスフィルムや一般的なフィルムと違い、液体を塗ることで空気中の水分に反応して硬化するので、ガラスの厚みや空気が入るなどを気にせず、肉眼ではわからないレベルの被膜を形成してくれます。
また、表面硬度9Hで抗菌性、曇り止め、ブルーライトを90%カットする性能を有しているのでスマホを長く使うのに適した商品です。
- 曲面ディスプレイでも気にせず利用可能
- 硬度9Hの皮膜形成
- ブルーライトを90%カット
- 抗菌性能と曇り止め
「スマホまもる君」の使い方
まずは、「スマホまもる君」の以下の同梱物を確認しましょう。
- コーティング剤×1
- コーティングクロス×1
- ファインクロス×1
- 説明書×1
「スマホまもる君」は、ディスプレイに液体をスプレーするだけなので以下の手順で容易に皮膜形成が可能です。
- 濡れティッシュなどで汚れを拭き取る
- スプレーで液を吹きかける
- コーティングクロスで満遍なく伸ばす
- ファインクロスでムラなく拭き取る
- 3~4回繰り返し行う
簡単に施工可能ですが、個別に解説していきます。
①濡れティッシュなどで汚れを拭き取る
まずは、しっかりディスプレイに付着した油やホコリなどの汚れを拭き取りましょう!
特に油はしっかり拭き取らないと定着に影響します。
今回試している「HUAWEI P20 Lite」は、コーティングが完全にない状態だったので、指紋がなかなか取れずエタノールを使って拭き取りました。
エタノールは油と馴染むため、指紋などの油汚れが取れない場合に使うのがおすすめです。
②スプレーで液を吹きかける
汚れ綺麗に拭き取れたら、「スマホまもる君」をディスプレイにスプレーしましょう!
容器が小さいので若干押しにくいいですが、力を入れて強めに押すとスムーズに噴霧されます。
スマホの場合、2プッシュぐらいで満遍なく液体がかかります。
③コーティングクロスで満遍なく伸ばす
満遍なく噴霧できたら小さい水色のコーティングクロスで均一に吹きましょう。
上の写真は拭き取った後です。
ムラが出ていますがこの時点では問題なし。
この状態で10分ほど待ちましょう!
④ファインクロスでムラなく拭き取る
10分待ったら、大きいファインクロスで強めに拭き取りましょう。
ここでは、視覚的にムラが見えないぐらい吹かないと硬化時にムラが出来てしまうので超重要です。
また、説明書ではこの流れで完了ですが、この時点では指紋が付きやすく硬化してない感じなので最低でも12時間ぐらい触らず放置していた方が良いでしょう。
⑤3~4回繰り返し行う
状況により異なりますが、フッ素加工などを既にコーティングされている場合は、③~④を繰り返すことでよりムラなく施工できます。
「スマホまもる君」の効果
「スマホまもる君」を使って実感した効果についてまとめます。
指の滑りと指紋が付きにくくなる
元の状態がコーティングゼロだったため、指の滑りが大幅に改善しました。
指紋の油もティッシュでこすれば取れるレベルで改善します。
前が指紋だけらだったため、体感的には一番大きい効果!
とはいえ、滑りや指紋に関してはクリスタルアーマー「FUSSO」の方が上だったので「スマホまもる君」使ったあとに「FUSSO」塗るとより使い勝手が良い気がします。
傷が付きにくくなる
ちょっと効果が分かりにくいですが、ハサミでガリガリしても特に傷は入いらず。
思った以上に硬化のコーティングがしっかりされているようです。
今回は古いスマホに使いましたが、できればスマホの購入時に「スマホまもる君」を使った方が効率的な気がしました。
傷が目立たなくなる
説明書や商品の特徴に傷が見えにくくなるような記載は有りませんでしたが、今回試した環境では、ディスプレイの細かい傷がかなり目立たなくなります。
長年使っているとどうしても若干の傷が入ってしまいますが、目立たなくなり、透明感がましたおかげでディスプレイが暗いときにクリア感が大幅アップ!
「スマホまもる君」の使用前後の比較
「スマホまもる君」を使用前と後で比較すると、写真では分かりにくくて申し訳ないですが指紋付き方が全く違うのが分かります。
逆に水の撥水性能はそれほど高くなく、水滴の角度もそこまで高い角度でなく、スマホを立てにした時水滴が下に流れるほどでははないので、撥水性能も指紋や滑りやすさと同様、クリスタルアーマー「FUSSO」のが上です。
とはいえ、傷が見えなくなる効果は古いスマホに使う時はGood!
「スマホまもる君」のコーティング保持期間
「スマホまもる君」のコーティング保持期間は公式にでは記載がありません。
しかし、液体ガラスが主成分で、空気中の水分と反応し水晶化へのプロセスのタイプのためかなり長い間ガラス面に結合すると思われます。
具体的にはヘビーに利用しなければ[半年~1年]は持つでしょう。
「スマホまもる君」がおすすめの人
「スマホまもる君」は、既に浅い傷が入ったスマホを利用している人やガラスフィルムが嫌いな人におすすめ。
近年のスマホはディスプレイ部分が湾曲していタイプが多く、ベゼル部分を利用したノリで貼り付けるタイプや全画面保護できないガラスフィルムが多いため、ディスプレイ保護には使用感も良いので最適。
逆に、滑りの改善や指紋対策がメインの場合は、フッ素系やシリコン系のコーティング剤の方が効果を実感できるので避けたほうが良いでしょう。
また、ディスプレイが傷つくのが気にならないって人には必要ないかもしれませんが、スマホは数あるガジェットの中でも最も利用頻度の高いデバイスなのでフィルム系の保護が嫌な人は一度使ってみるのは有りかと!
「スマホまもる君」レビューのまとめ
「スマホまもる君」を買った時全く期待していなかった傷が目立たなくなる効果があるので、既にディスプレイに傷が入ってしまっている場合にも良い選択肢になります。
というか、「スマホまもる君」の上からクリスタルアーマー「FUSSO」は、相性が良さそうなので今度試してみようかと(笑)