活動量計や着信の通知機能など何かと便利なスマートウォッチ。
毎日使用する物だけにバッテリー切れにならないよう、スマートウォッチ充電はしっかりとしておきたいところです。
しかし、USBに直差するタイプはケーブルが不要で便利な反面、USBの接続部分がバンド内に潜り込ませるような作りが多くバンドの取り外しが面倒なケースも…。
このようなバンドの取り外しをボタン式にすることで改善したのが「HUAWEI Band 4」!
とうことで、今回はUSBに直差しで簡単に充電が可能な上に、バンド部分の出来も優秀なスマートウォッチ「HUAWEI Band 4」をレビューしていきます。
「HUAWEI Band 4」の概要と特長
「HUAWEI Band 4」のUSBに直差し充電に最適化された機構を持ち、文字盤のデザイン製にも優れるHUAWEIのブレスレッド型スマートウォッチ。
「防塵・耐水」が5ATMとなっていいるため、水深50メートルでの耐水性有りプールでも外さずに利用可能です。
また、HUAWEI公式では通常利用で約9日間連続でる91mAhをバッテリーを搭載し実用面のユーザービリティーにも優れます。
スマートウォッチの基本機能「時計機能、通知機能、活動量計」に加えて音楽コントロール機能もついているので音楽を再生しながらスポーツをするには相性のいいスマートウォッチです。
- 簡易なバンド取り外し機構搭載
- プールでも利用できる5ATM防水
- 9日間の連続利用
- 音楽コントロール機能搭載
「HUAWEI Band 4」の基本スペック
「HUAWEI Band 4」の基本スペック | |
ディスプレイ | TFTカラースクリーン 解像度: 80 x 160ピクセル サイズ: 0.96インチ |
SoC | 不明 |
バッテリー | 91mAh |
サイズ[長さ × 幅 × 厚さ] | 約56 mm x 約18.5 mm x 約12.5 mm |
ストラップ幅 | 約17 mm |
重量 | 約12 g (ベルト含まず) |
言語 | 日本語 英語 中国語など |
対応 OS | Android 4.4 以降 iOS 9.0 以降 |
機能 | Bluetooth 4.2 BLE 時計機能 歩数・カロリー・移動距離表示 心拍計測 脈拍計測 睡眠計測 通知機能 音楽コントロール機能 万歩計 フィットネストラッキング 睡眠計測機能&スマートアラーム ワークアウト機能 タイマー ストップウォッチ スマートフォン探索 HUAWEI製スマホのカメラ起動時のシャッター操作 |
防塵・耐水 | 5ATM |
同梱物 | 本体×1 バンド取り外し説明カード×1 説明書×1 保証書×1 |
ちょっと残念なのがBluetooth 4.2なところ、てっきりBluetooth 5.0に対応していると思っていました。
とはいえ、HUAWEIが出すスマートウォッチなだけあって時計機能や活動量計など基本的なスマートウォッチの機能もしっかりと備わって低価格とコスパの良さも健在ですね。
「HUAWEI Band 4」と「HUAWEI Band 4 Pro」の違い
商品名 | 「HUAWEI Band 4」 | 「HUAWEI Band 4 Pro」 |
ディスプレイ | TFTカラースクリーン | AMOLED(有機EL) |
GPS内蔵 | 無し | 有り |
バッテリー容量 | 91mAh(連続約9日) | 100mAh(連続約12日) |
センサー | 6軸センサー (加速度センサー+ジャイロセンサー) 光学式心拍センサー 装着検知センサー |
3軸加速度センサー 赤外線センサー 光学心拍センサー |
値段 |
約4,800円 | 約8,500円 |
「HUAWEI Band 4」と「HUAWEI Band 4 Pro」の大きな違いは「ディスプレイ、GPS、価格」の3つです。
「HUAWEI Band 4」の場合、GPS機能はアプリと連動させる事で補う事ができますが、スポーツをする時にスマホを持ち歩きたくない人やディスプレイがどうしてもAMOLED(有機EL)の方がいい人は「HUAWEI Band 4 Pro」を選択肢に入れてた方が良いでしょう。
「HUAWEI Band 4」のデザインチェック
ここからは「HUAWEI Band 4」のデザインを見ていきます!
白をベースとした商品が確認しやすい「外箱」
「UMIDIGIU Uwatch 2」の外箱と比較してみると高級感は劣りますが、白をベースとしたサラサラとした質感のしっかりとした作りの外箱になっています。
個人的に中身の商品の写真があるとパッケージだけでも判断できるので、この手のタイプの外箱はわかりやすく好きです。
取り出しやすい「ケース」
外箱から中のケースを取り出す際は、説明書とケースが区分けされる構造になっていたので比較的取り出しやすかったです。
プラスチックのケースも上側は結構な硬さになっているので、スマートウォッチ本体をしっかりと守ってくれます。
様々な言語に対応した説明書が入っている「同梱物」
「HUAWEI Band 4」の同梱物は以下の通り。
- スマートウォッチ本体×1
- ベルト×1
- バンド取り外し説明カード×1
- 説明書×1
- 保証書×1
説明書は日本語以外の表記にも対応しているので結構厚みがありますが、ケースとは別に区分けされているので取り出す時もすんなり取り出せます。
全体的に丸みを帯びた「本体」
2.5Dガラスを使用したタッチスクリーンは全体的に丸みを帯びて高級感が出ています。
コンパクトで可愛らしくもあり高級感もあるのでスポーツにマッチするデザイン。
レスポンスの良い「ディスプレイ」
ディスプレイは明るく見やすいですが、解像度が低いため画質は荒く感じます。
しかし、今まで購入したスマートウォッチの中でも一番レスポンスが良く文字盤もデザインクオリティーも今までの中華製と比べると桁違いにカッコいいです!
USBの表記が記載してある「背面」
背面は心拍モニター用のセンサーなどが付けられています。
わざわざUSBの差込口がついている方向に「USB」と記載されているのでわかりやすいです。
USB/TypeAの直差しタイプは意外とわかりずらいので表記は結構大事かなと。
力を入れずに簡単に取り外せる「ベルト」
「HUAWEI Band 4」のバンドの取り外しはかなり簡単。
バンド側についているボタンを押して引っ張るだけで簡単に取り外せるので、Hihiccup スマートウォッチ「V18」の様にUSBの差込部分に気を使って取り外す必要がありません。
この構造のおかげでUSBの差込部分を傷つけてしまったり折ってしまう可能性がぐっと減るので安心して取り外せます。
USBに直差しで簡単に出来る「充電」
「HUAWEI Band 4」の一番の魅力、USBの直差し充電。
差込部分の硬さもあるのでしっかりと差し込むことが可能です。
平均的な「重量」
HUAWEI公式では本体のみの重量は約12gでしたが計測してみると1g軽い11g。
本体とベルトを含めても24gです。
同価格帯のベルトタイプのスマートウォッチは大体24~26gぐらいが平均なので重量は特に気にする必要はないですね。
「HUAWEI Band 4」の使い方
ここからは「HUAWEI Band 4」の使い方やヘルスアプリの初期設定について説明していきます。
「HUAWEI Band 4」単体では「時計機能、ストップウォッチ、活動量計」など簡単な機能は各項目画面をタッチするだけで使えますが、ヘルスアプリの「Huawei Health」を使用する事でさらに使える機能が増えます。
具体的に増える機能は、「寝ている時の心拍数を認識することで睡眠を管理し分析する機能、活動量計のトータル的な管理、トレーニングメニューを作成出来る機能」など。
連動させることで常時データ管理が出来るので、健康管理をしたい人は「Huawei Health」をダウンロードしましょう!
「Huawei Health」の初期設定
AndroidからはGoogle Play、iOSからはApp Storeからダウンロードする事が可能です。
ダウンロードが出来たら「Huawei Health」を起動させ、以下の順番に勧めて行きます。
- 「サービス地域の選択」→「利用規約の同意」→「権限およびユーザー契約に同意」
- 「誕生日を設定」→「メールで登録」→「パスワードを設定」→
「セキュリティ用電話番号を関連付け」→「メールで認証」 - 「ログイン」→「性別、身長、年齢、などの基本情報の入力」
以上で初期設定は完了します。
ペアリング方法
「Huawei Health」内の「デバイス」→「追加」→「スマートバンド」→「HUAWEI Band 4」→「ペアリング」→「有効化」とタップしていき、最後に「HUAWEI Band 4」のディスプレイ画面でも許可をするだけで簡単にペアリングする事ができます。
基本的にスマホの画面通りに進んでいけば戸惑うことなくスムーズに行なえます。
「HUAWEI Band 4」のできること
「HUAWEI Band 4」はスマホと連動させることで音楽コントロールやメッセージの通知の確認が出来ます。
基本的に心拍数や歩数計など簡単な活動量計の確認は「HUAWEI Band 4」単体で確認出来ますが、一週間などとトータル的なデータ管理は「Huawei Health」と連動させないと出来ません。
ここでは「Huawei Health」と連動させて機能について紹介します。
活動量計の常時観測
「歩数、カロリー計算、心拍数」など活動量計の確認は「HUAWEI Band 4」単体でその都度確認もできますが、心拍数は「Huawei Health」と連動することで常時計測する事が可能になります。
中でも「睡眠」ではレム睡眠やノンレム睡眠の時間など睡眠状況を確認でき、良質な睡眠をするためのアドバイスをしてくれるので健康管理に役立ちます。
「Huawei Health」のトレーニング
アプリの「Huawei Health」内で特に優秀なのが[トレーニング]。
例えばランニング計画を使用する事で計画を立てながらトレーニングをする事が可能です。
しかも、結構親切で体力強化のための、簡単なトレーニングメニューまで出してくれます。
14週にわたってトレーニングする日や休息日など、あらかじめ計画を作ってくれるので初めての人でもチャレンジしやすい状況を作ってくれるので運動するいいきっかけを作ってくれる機能です。
Googleマップと連動した活動範囲の確認
スマホと連動させる事でランニングをした際の活動範囲は「Huawei Health」内で表記されるGoogle マップで確認する事ができます。
「HUAWEI Band 4」単体ではGPU機能がありませんが、スマホと連動することで活動範囲の計測が可能です。
また、活動範囲の他にも「心拍数、時間、カロリー」なども表示されるので、スポーツをする際の管理も非常に楽になります。
「HUAWEI Band 4」の使用感
それでは実際に「HUAWEI Band 4」を5日間使ってみた使用感についてまとめていきます。
刺し間違える事がないベルト
すぐ気づきそうで意外と気づかなかった…。
ベルトを本体から取り外すのも非常に楽にでき考えられて作られていましたが、取り外した後のベルトの装着も良く考えられていることに使っていて気づきました。
写真ではちょっとわかりずらいですが、ベルトの差込口の形が違っているので反対に差し込もうとしても入れることが出来ない作りになっています。
取り外しだけでなく、装着するときも間違えることなく簡単に装着出来るので、使用してみると意外とポイントが高かったです。
使い勝手の良い音楽コントロール
音楽の再生はポケットやカバンにスマホを入れていても操作可能で、画面操作時のレスポンスも比較的良いのでストレスを感じませんでした。
また、運動時の計測している状態でも「HUAWEI Band 4」の画面を右にスワイプさせると音楽コントロール画面に切り替わるので、運動しながら音楽の音量調節なども同時に操作する事ができるので中々の使いやすいです。
秒針タイプやキャラクターなど豊富にある文字盤
「HUAWEI Band 4」単体では文字盤は3種類しか選択できませんが、アプリの「Huawei Health」から新たに文字盤をダウンロードすれば36種類から自由に選ぶ事が可能です。
文字盤の中には時計の秒針のタイプの物や天気を表記できるタイプもあり、特に可愛らしい猫やパンダのキャラクターが出ているタイプ物は女性の人にもおすすめです。
私の場合は見た目がフルーツになる[Fruit]と仕事中は時計の秒針タイプの「Steel」と2つの文字盤を使い分けて使用していますが、見た目の変更は意外と気持ちの切替に役立ってます。
文字盤を変更するだけで画面が一新されるので、気分でちょいちょい変更してみるのも結構効果的です。
「HUAWEI Band 4」がおすすめの人
「HUAWEI Band 4」は、スポーツをする人や充電ケーブルを使うのが面倒な人にはおすすめです。
特に運動しながら活動計測利用し音楽を聴く人には自分の心拍数をチェックしながら音楽コントロール可能なので使い勝手も良く相性はいいでしょう。
逆にスポーツをしない人やバンドタイプが好みでない人にはあまり魅力を感じられないかもしれません。
とはいえ、ベルトの付け外しも簡単でUSBに直差しですぐに充電でき、トレーニング計画の機能などもあるのでスポーツ用のスマートウォッチを検討している人にも十分おすすめ出来るスマートウォッチです!
「HUAWEI Band 4」レビューのまとめ
「HUAWEI Band 4」はさすがHUAWEI製といった感じで、本体やアプリのクオリティーが高く、音楽コントロール機能やアプリの「Huawei Health」との連動も優秀なコスパの高いスマートウォッチでした。
また、文字盤のクオリティーも同価格帯のスマートウォッチと比べると桁違いにハイクオリティーで所有欲までよく考えられている印象です。