日本でも徐々に浸透してきたスマートウォッチ。
スマートウォッチはスマートフォンと違い、まだまだプラットフォームが絞られていないため、価格も機能も多種多様になってきているので選ぶのが中々難しいですよね…。
しかし、スマートウォッチの機能やできることを知ることで、自分の用途にあったスマートウォッチを探すのがだいぶ楽になります。
というわけで、今回はスマートウォッチの機能やできることについて徹底解説していきます。
スマートウォッチで採用されるOSについては[スマートウォッチのOSの種類を徹底解説!!]ご覧くださいませ!
スマートウォッチとは?
そもそもスマートウォッチはウェアラブルデバイスの1つで名前の通り多機能な時計です。
ただし、普通の多機能時計と異なりディスプレイを備えスマホと連携することで通知は勿論LINEの既読や返信など様々な機能を使うことが可能!
また、スマートウォッチで利用される「OS」は、以下の5つに分けられます。
- Appleの「watchOS」=「Apple Watch」専用OS
- Googleの「Wear OS by Google」や「Android」=多くのメーカーから発売
- Samsungの「Tizen」=Samsung製スマートウォッチ専用
- 独自のOS=メーカー毎に機能や性能が異なる
国内ではFeliCaを使った非接触決済、特に「Suica」に対応しているスマートウォッチは少なく「watchOS」のApple Watchや一部独自OSのみとなっています。
その他、独自のOSを搭載するスマートウォッチは安さ重視のデバイスが多く、機能面では特化タイプで作られているので機能性が低い傾向です。
現状では成熟した市場ではないため「OS」の種類も多く価格や機能差が激しく、ある意味スマホ選びより難しいといえるでしょう。
スマートウォッチの機能と単体でできること
それでは、スマートウォッチが単体でできる事を紹介していきます!
- 日付や時刻の確認
- 文字盤の変更やカスタマイズ
- タイマー:アラーム:ストップウォッチ
- 活動量計[歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠系、心拍数]
- GPS
- マップアプリ
- 音声アシスタント
- 非接触ICによる決済
- アプリのインストール
このようにスマートウォッチ単体でできることはかなり多いです。
中でも「Android」を搭載したスマートウォッチでは、使い勝手は別にしてYouTubeの視聴なども含めてスマホと同レベルのことが利用可能。
逆に、独自OSではアプリのインストールがマップに対応してないとはいえ、歩数計や心拍数を計るセンサーなどを搭載した活動量計の機能で、独自OSのデバイスは安いものなら数千円から購入可能です。
そのため、活動量計の機能だけが欲しい場合は独自OSを搭載したスマートウォッチを選ぶとコスパ的にお得でしょう。
また、残念ながらApple Payなどの非接触ICを使った決済(Suica)は現状「Apple Watch」などの一部モデルしか対応していません。
「Apple Watch」以外のスマートウォッチで、どうしても非接触ICによる決済を使いたい場合は、SONYの「wena wrist」が選択肢になります。
「wena wrist」の場合、時計本体ではなくバンド内にFeliCaを内蔵され今まで通りの普通の時計でも、「Suica」など一部プラットフォームを除けば利用することが可能です。
スマートウォッチの機能とスマホと連携してできること
スマートウォッチは単体でも動きますが、アクセサリー(周辺機器)の側面もあるためスマホとBluetoothなどでペアリングし連携して利用することで利便性が大幅に向上します。
連携してできる主な機能は下記になります。
- 音楽の再生などの操作
- 電話の受・発信や通話
- スマートフォンの通知を受信
- LINEなどの確認と返信
- スマホのアプリと連携
連携機能に関しては、現在使っているOSに併せてAppleの「watchOS」や、Googleの「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチを選ぶのが最適です。
特にこの2つのOSの場合は活動量計アプリとの連携をスマートフォンのアプリなどでログとしてしっかり活用できるので利便性が高いです。
その他にもアプリストアがあるのでお好みで連携できるアプリをインストールすることで利用形態にあった使い方に最適化できます。
逆に、独自OS系はアプリのインストールが出来ず、自由な連携は比較的弱いのでスマートフォンとの連携を重視する場合は避けた方が良いでしょう。
スマートウォッチができないこと
独自OSを採用したスマートウォッチではアプリのダウンロードができず、スマホとの連携もやや弱めです。
また、多機能な「watchOS」や「Wear OS by Google」でさえ、時計形状のデバイスであるがゆえのディスプレイのサイズの成約により、全ての機能が便利に使えるとは言えないので過度の期待は禁物です。
そのため、スマートウォッチはスマホを補完するデバイスと考え利用することでストレスなく活用できます。
また、「Android」搭載のスマートウォッチは、「Android」そのものなので多機能な分電池の消費が激しくスペック的に快適に動作しないので注意しましょう!
スマートウォッチの機能まとめ
スマートウォッチの機能やできることは、デバイスによってはスマートフォンと変わらないほど多機能になっています。
しかし、デバイス間での差は激しいので自分の用途をしっかり見極め用途に合ったスマートウォッチを選択しましょう!