Amazonで大人気のベストセラーモデル「Soundcore Liberty Air 2」。
発売から1年が経ちましたが、遂に後継機Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」が登場!
基本デザインやSoundcoreアプリは、継承しつつANC(ノイズキャンセリング)を搭載し没入感が高まりました。
ということで、今回は大人気モデルの後継機で完成度とコスパを極めたAnker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」をレビューしていきます。
1万円未満で同等のノイズキャンセリングを楽しめる下位モデルは[Anker「Soundcore Life A2 NC」レビュー!!]をご覧くださいませ!
実際に使ってレビューしたモデルの中から抽出しています。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の概要
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、大人気モデル「Soundcore Liberty Air 2」のコンセプトをそのままにノイズキャンセリングを搭載したAnkerの完全ワイヤレスイヤホンです。
デザインもより洗練され、フィット感も良くなったことから装着時の安定感も大きく改善。
また、イコライザー機能を持つコンパニオンアプリや急速充電、ワイヤレス充電、装着検出機能など地味に便利な機能を踏襲しつつ、ノイズキャンセリングや外音取込を搭載したことで完成度は大きく向上しています。
- ANC対応(ウルトラノイズキャンセリング)
- 外音取込対応
- コンパニオンアプリ「Soundcore」対応
- 周波数を最適化する「HearID2.0」対応
- 15分で3時間再生可能な急速充電対応
- ワイヤレス充電対応
- 装着検出機能搭載
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のスペック
商品名 | Anker「Liberty Air 2 Pro」 |
連続再生時間 | 最大7時間/6時間(ANCモード)/6.5時間(外音取込) |
ケース込再生時間 | 最大26時間/21時間(ANCモード)/23時間(外音取込) |
急速充電 | 15分の充電で3時間再生 |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
コーデック | AAC/SBC |
ドライバ | 11mm/PureNote ドライバー |
インピーダンス | 16Ω |
タイプ | カナル型 |
左右同時伝送 | 不明 |
ノイズキャンセリング | 対応(ウルトラノイズキャンセリング) |
外音取り込み | 対応 |
通話ノイズキャンセリング | 対応/6マイク |
マルチペアリング | 対応 |
マルチポイント接続 | 非対応 |
インターフェイス | USB/TypeC |
防水性能 | IPX4 |
操作 | タッチセンサー |
連携アプリ/イコライザ | HearID 2.0 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
チップセット | 非公表 |
バッテリー容量 | イヤホン55mAh×2/ケース500mAh |
重量 | 62g(充電ケース込み) |
カラー | ブラック/ホワイト |
その他機能 | 装着検出機能 |
販売先 | Amazon |
コーデックのaptXが「Soundcore Liberty Air 2」から外されていますが、ドライバーが6mmからカナル型の完全ワイヤレスイヤホンとしては大きい10層レイヤーの11mmダイナミックドライバーに変更されているので、大音量での音質は期待大。
また、急速充電も15分で3時間分とかなりハイスペック。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のデザインチェック
まずは、うどん型でスタイリッシュなデザインのAnker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のデザインを観ていきましょう!
マグネット式でハイクオリティーな「化粧箱」
化粧箱はマグネット式で分厚く、加工も入っているためかなりハイクオリティーで高級感があります。
Ankerは見せ方が本当に上手い!
マグネットを開けるとイヤホンと充電ケースが登場。
イヤホンは内箱のケースにガッツリハマっていて取り出しにくいですが、細いマイナスドライバーなどで下から持ち上げると簡単に取れます。
説明書が少し分かりにくい「同梱物」
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の同梱物は以下の通り。
- イヤホン本体×1
- 充電ケース×1
- イヤーピース×9
- USB/TypeA-TypeC充電ケーブル×1
- 多言語Quick Start Guide×1
- 製品保証書/カスタマーサポート×1
- 認証×1
Quick Start Guideは、日本語での記載があるものの、フォントが小さく薄い青のため、やや見にく印象です。
また、製品サポートは通常18ヶ月までですが、Anker Japanに登録することで24ヶ月まで延長が可能。
QRコードから無料で登録できるので、Anker製品を買う頻度が高い人は登録しておきましょう!
シンプルでスタイリッシュな「本体」
本体はうどんタイプを継承しつつ、やや丸みをもたせたことでシームレスで一体感の高いデザイン。
質感も高くグレー部分はサラサラしています。
イヤホンの耳側は、耳の形に合う曲線的な丸っぽい形状でフィット感が大きく向上。
素材はザラザラする軽い手触りで、指紋が付きません。
驚異の9種類の「イヤーピース」
同梱されるイヤーピースは、イヤホンに付いているものも含めて驚異の9種類。
やや薄めで柔らかい素材のため、装着感は抜群!
おまけに9種類から選べるので、間違いなく全ての自分にあったイヤーピースを見つけられるでしょう!
また、ビニールの袋ではなくケースに入っているのもGood!
スライド式の「充電ケース」
充電ケースは、ややネイビーが混じったブラック。
シリコンっぽい手触りでしっとりしているため、質感のクオリティーは高めです。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、横入れでスライド機構を採用しています。
横型の場合片手では開けにくいですが、スライド式のお陰で片手で開閉が可能。
外などでカバンなど荷物がある時のなどは地味に便利です。
USB/TypeCの充電「インターフェース」
充電インターフェイスは今では当たり前となったUSB/TypeCを背面に採用。
スライドの邪魔にならない配置で使い勝手は上々です。
相性抜群の「ワイヤレス充電」
スマホと違い充電ケースは充電しながら使うことがないため、完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースとワイヤレス充電は相性抜群!
1度ワイヤレス充電になれると優先順位がかなり上がります。
視認性が高い「LEDランプ」
イヤホン側のLEDは上部で分かりにくい配置ですが、輝度が高く角度が変わっても視認可能です。
充電ケースは輝度が高く場所もわかりやすい、点滅も含め4段階のインジケーターでバッテリーの残量を確認できます。
また、残量の目安位は以下の通り。
- 3つ点灯→70%以上
- 2つ点灯→30~70%
- 1つ点灯→10~30%
- 点滅→10%未満
ANCモデルでは軽い「重量」
重量は実測で、イヤホンが10g、充電ケースが50gとANC対応モデルとしてはかなり軽量。
かといってチープさがないのがAnkerの凄いところ。
充電ケースのサイズは標準的なものの厚みがないため、スキニーでもポケットに入れて持ち運ぶことができます。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の使い方
続いて、Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のペアリング方法やタッチセンサーを用いた音楽や通話関連のコマンドの操作方法の使い方を解説していきます。
ペアリング方法
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、ケースを開けるとペアリングモードに移行するので、イヤホン本体のLEDの点灯を確認したらスマホで操作していきます。
Bluetoothの接続がうまく出来ない場合は、イヤホン本体を充電ケースに戻し、ケースを明けた状態で10秒ほど、充電インターフェースの横にあるボタンを押し、リセットが確認できたら再度試してみましょう。
また、別のデバイスもペアリングしておきたい場合は、上記と同じ状態で3秒ほどボタンを押し強制的にペアリングモードにすることが可能です。
Bluetoothのペアリングや接続できない時の解決方法を徹底解説!!
Androidのペアリング手順
まずは、Androidスマホから。
設定する場合は以下の手順でお試しくださいませ!
- 充電ケースを開く
- [設定]を開く
- [Bluetooth]を選択
- [新しいデバイスとペア設定]を選択
- [「Soundcore Liberty Air 2 Pro」]を選択
- [ペア設定をする]を選択
iPhoneのペリング手順
iPhoneなどのiOSデバイスでペアリングする場合は以下の手順です。
- 充電ケースを開く
- 本体[設定]
- [Bluetooth]をON
- [その他のデバイス]を選択
- [「Soundcore Liberty Air 2 Pro」]を選択
- [ペア設定をする]を選択
操作方法
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のタッチセンサーは、イヤホン本体のロゴの部分がタッチセンサーになっています。
デザイン的にタッチセンサー部分が小さいので、慣れるまでタッチしにくいものの、感度が良いので何回か試すと快適に利用可能です。
また、これから紹介する操作方法はデフォルトの状態コマンドですが、後ほど紹介するSoundcoreアプリを使うことで自分の好みのセッティングに変更することができます。
ノイズキャンセリングと外音取込の操作一覧
ANC/外音取込/ノーマルの切り替え | 左右どちらか2秒ロングタッチ |
デフォルトはANC(ノイズキャンセリング)から始まるので2回ほど2秒ロングタッチすることでノーマルモードに切り替わります。
音楽再生関連の操作一覧
音楽を再生 / 一時停止 | 右イヤホンを2回タッチ |
次の曲へ | 左イヤホンを2回タッチ |
デフォルトでは、曲戻しや音量の操作が出来ずかなり使い勝手が悪いです。
また、この辺りはSoundcoreアプリで変更可能ですが、1回タッチなどが割り当てられるコマンドがないため、優先順位を付けて選ぶことになります。
通話や電源関連の操作一覧
電話に出る/切り替え | 左右どちらかを2回タッチ |
電話を切る/着信拒否/保留切り替え | 左右どちらかを2秒ロングタッチ |
通話関連も必要最低限。
音楽系のコマンド違いSoundcoreアプリからカスタマイズできないため、やや使い勝手が悪い印象です。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のSoundcoreアプリ
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」で利用できるSoundcoreアプリは以下のことが可能です。
- 機能やバグの修正ができるファームウェアの更新
- タッチセンサーのコマンドのカスタマイズ
- ノイズキャンセリングの設定
- イヤーチップ装着テスト
- 音質の変えられるイコライザー機能
- 耳に合わせて音質を最適化するHearID2.0
コンパニオンアプリとしてはかなり多機能なので、以下のリンクからダウンロードして積極的に利用しましょう!
また、アプリとの接続はペアリング完了後、アプリ側で「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を選ぶと自動的に接続されます。
ファームウェアの更新
接続ができたらまずは、ファームウェアの更新。
メイン画面の[…]をタップすると[フェームウェアを更新する]と出てくるので、イヤホンを充電ケースに収納しケースを明けたまま更新をボタンを押します。
更新後1回再起動するので3分ほどかかりますが、機能が増えることもあるため最初にやっておいた方が良いでしょう。
カスタマイズ
Soundcoreアプリでは、ノイズキャンセリングを[交通機関][屋内][屋外]に加え自分で調整できる[カスタム]の4種類から、外音取り込みは[全ての外音]と[音声フォーカス]の2種類から選べるので、利用状況に合わせて選択しておくとデフォルトの状態で利用できます。
また、デフォルトでは利用できなかったタッチ操作によるコマンドも[コントロール]から自由に設定可能です。
その他、イヤーチップの装着テストもでき、最適な装着方法も教えてくれるため、ノイズキャンセリングの性能を活かすためにテストしておきましょう。
HearID2.0とイコライザー
Soundcoreアプリでは、音質の変更ができるイコライザーが利用可能です。
イコライザーは22種類のプリセットの他、8段階のオリジナルのカスタムもできるため、好みの音質に変えることができます。
また、聞こえる音をチェックするHearID2.0を使うことで自分の耳に最適化した周波数のチューニングを自動でやってくれるのでカスタムが面倒な場合は積極的に使いましょう!
イコライザーについては、[イコライザーとは?]をご覧くださいませ。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の音質
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、低音域と高音域を重視した派手目のドンシャリ傾向の音質。
若干、中音域が弱く、フォークソングとはやや相性が悪いものの、重低音が効きながらクリアでキレのある音質のため、[ロック][R&B][クラシック][EDM]とは相性が良く迫力のある音楽を楽しめます。
この価格帯としては解像感も高く、音場もそれなりに広いので、多くの人に好まれそうな音質です。
また、自分好みに周波数を変更できるSoundcoreアプリのイコライザーも利用できるため、殆どの人が満足できるでしょう!
- 低音域と高音域がやや強め
- クリアで解像感が高め
- 中音域がやや弱く柔らかさは弱い
- イコライザーで音質の変更が可能
超強力な「ノイズキャンセリング」
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のANC(ノイズキャンセリング)はエアコンの風切り音やファンの音などほぼ聴こえないレベルで打ち消すためかなり強力。
高音はそれほど効かないものの、屋外の車のエンジン音や走行音なども大幅に減衰するので、同価格帯では、Anker「Soundcore Life A2 NC」ぐらいしか対抗できるモデルはないでしょう。
ノイズも殆どなく、音質のやや中音域があがるぐらいの少ない変化で違和感もありません。
また、Soundcoreアプリのウィジェットを使えばアプリを立ち上げなくてもシーンに合わせて最適なノイズキャンセリングを利用できる便利さも相まって完成度は文句なし。
ANCの仕組みについては[「ノイズキャンセリング」とは?外音を打ち消す仕組みを徹底解説!!]を御覧くださいませ!
やや貧弱な「外音取り込み」
ノイズキャンセリングの優秀さに比べると外音取り込みは、やや非力と言わざるを得ません。
特に[全ての外音]モードだと全く音量が足りません。
[音声フォーカス]モードだとバランス良く音を拾うものの、ちょっと音量が足りず物足りない印象。
[サー]とか[ジー]といった、外音取り込み特有のノイズが少ないメリットを活かしきれていないのでちょっと残念ですね。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の使用感
それでは、Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の使用感をまとめていきます。
結論からいうと、ベストセラーモデルの後継機の名に恥じない圧倒的完成度。
前モデルから装着感がアップし、ワイヤレス充電や急速充電でユーザービリティーを高めつつ、強力なノイズキャンセリングで音楽への没入感を楽しめるので、コスパ的にもかなり優れています。
軽く疲れない「装着感」
前モデル「Soundcore Liberty Air 2」から耳側の形状が大きく曲線的になったおかげか、装着後やや手前に回すと耳にピッタリとハマり、トップクラスで高いフィット感を得られます。
しかも、イヤーピースが柔らかいおかげか、圧迫感もなく軽いつけ心地のため長時間利用していても疲れません。
また、イヤーピースも合計9種類用意されているため、サイズが合わないってことはまずないでしょう。
一方、遮音性はやや低くいため、ノイズキャンセリングをOFFにすると騒音が結構聞こえます。
高い「接続速度と安定性」
ケースから取り出さなくても開けた瞬間から接続開始するため、耳に付ける頃には接続されていて不満を感じることはありません。
また、aptXやaptX Adaptiveには対応していませんが、安定性も高く、街なか、電車の中でも今の所不安定になったりはしていないので実用上問題ないでしょう。
ハイレベルな「通話音質」
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のマイク性能はかなりハイレベル。
解像感もそれなりにある上、バランス良く声を拾ってくれるため、籠もったり、高音が刺さるといったことがありません。
また、屋外でのノイズキャンセリングの処理も上手く、多少の風や騒音は上手くカットしてれくるので、仕事でも支障なく利用することができるでしょう。
標準的な「連続再生時間と充電ケース」
ANC(ノイズキャンセリング)モードで、6時間、ケース込みで21時間と可もなく不可もなくなスペック。
実測では、ノイズキャンセリングモードで音量50%の状態で5.5時間ほどだったのでスッペック程は持ちませんでしたが、飛行機などで長距離移動しなければ問題ないでしょう。
急速充電もあるのでイヤホンのバッテリーが切れても短時間で使えるようになります。
また、左右同時伝送に対応しているなどの記載はないものの、イヤホンのバッテリーの減りをSoundcoreアプリで確認したところ、左右のバッテリーの減りが同じぐらいだったので、ロールスワッピングには対応しているのかも知れません。
レスポンスが良い「装着検出機能」
耳からイヤホンが外れると自動で音楽が止まり、装着すると再度再生が始まる「装着検出機能」は精度も高く、レスポンスも良好。
他のモデルの「装着検出機能」だと再生や停止に待たされる時間が発生するものの、Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」で殆ど待たされずに快適に利用できます。
動画では分からない「遅延」
低遅延コーデックのaptXやaptX Adaptiveには対応していないものの、YouTubeなどの動画コンテンツでは遅延を感じることはありません。
満員電車などの通信環境が悪い場所では、遅延による音ズレは発生しそうですが、通常利用でも快適です。
また、遅延などに影響するコーデックについて詳しく知りたい場合は[Bluetoothのコーデックの音質と確認方法を徹底解説!!]をご覧くださいませ。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と「Soundcore Life A2 NC」の違い
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」とは同日発売で、ノイズキャンセリングやSoundcoreアプリにも対応している「Soundcore Life A2 NC」とはスペックも近く違いは気になるところ。
デザイン的にはうどん型とオーソドックスなタイプで違いはあるものの、質感的にはイヤホン本体はもちろん、充電ケースでもAnker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」が上回ります。
スペック比較
Soundcore Liberty Air 2 Pro |
Soundcore Life A2 NC
|
|
ケース込再生時間 | 最大26時間 | 最大35時間 |
急速充電 | 15分で3時間再生 | 10分の充電で1.5時間再生 |
防水 | IPX4 | IPX5 |
ドライバ | PureNote/11mmダイナミック | 11mmダイナミック |
通話ノイズキャンセリング
|
6マイク | 不明 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 非対応 |
アプリ | 対応/HearID 2.0 | 対応/HearIDは非対応 |
装着検出機能 | 対応 | 非対応 |
価格 | 12,980円 | 9,990円 |
スペック的にはケース込みの再生時間や防水性能でやや「Soundcore Life A2 NC」が上回りますが、実用上ユーザビリティーに影響がでる[ワイヤレス充電][急速充電][装着検出機能]で差を付けられています。
音質比較
音質はどちらもドンシャリ傾向。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の方がクリアで解像感が高く、「Soundcore Life A2 NC」は中音が少しでてややマイルドといったチューニング。
決定的な差はないですし、どちらのモデルもSoundcoreアプリのイコライザーが使えるため、音質面で不満が出る可能性は低いでしょう。
ノイズキャンセリング性能比較
ノイズキャンセリングの性能は、完全に互角で差は感じません。
価格を考えるとどちらも驚異的な性能ですが、遮音性では「Soundcore Life A2 NC」が僅かに上。
とはいえ、ノイズキャンセリングモード時だと聴き比べないと分からないレベルの差なのでそんなに気にする必要はないでしょう。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」がおすすめの人
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、ノイズキャンセリング搭載の完成度の高いコスパイヤホンを求めている人におすすめ。
クオリティーの高いコンパニオンアプリやワイヤレス充電など完成度が高いので、1つ上の価格帯で探している人でも満足できる完全ワイヤレスイヤホンです。
逆にノイズキャンセリングが必要ない場合は、「Soundcore Liberty Air 2」など安くて優秀なモデルもあるので避けましょう。
とはいえ、強力なノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人などには最適解の一つです。
Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」レビューのまとめ
「Soundcore Liberty Air」シリーズ初のノイズキャンセリング対応モデルにも関わらず性能はかなり強力。
外音取り込み機能はちょっと弱いものの、ワイヤレス充電や急速充電、クオリティーの高いアプリや装着感など完全ワイヤレスイヤホンとしての完成度が高くユーザービリティーは抜群!
前モデル「Soundcore Liberty Air 2」に続きベストセラーモデル間違いなし!