音楽アプリのメジャーなサービスは、世界各国で展開している海外の会社のサービスが多いです。
とはいえ、日本の会社が提供していて、シェアも高いサービスもあります。
そのサービスが「AWA」。
もちろん日本の楽曲だけじゃなく世界中の楽曲を約6,500万曲提供しているので、世界シェアトップの「Spotify」や2位の「Apple Music」とも十分張り合うことが可能!
ということで、この記事では「AWA」の特徴のある料金プランや契約方法がどんな人に向いているのか徹底解説していきます!
機能や使い方にについては知りたい場合は↓
解約方法について知りたい場合は↓
他の音楽アプリを検討している場合は↓
「AWA」とは?
「AWA」は、日本の音楽レーベル、エイベックス・エンタテインメントの子会社、エイベックス・デジタル株式会社と日本のIT企業、株式会社サイバーエージェントの出資で設立した音楽アプリを提供する会社です。
邦楽はもちろん、洋楽にも強く競合サービスの中でもトップクラスの約6,500万曲以上の楽曲を提供し、音声認識よる曲検索や著名人が作成したプレイリスト、コメント機能などキメ細かいサービスの特徴を持ちます。
また、海外のサービスでは弱い歌詞表示も多くの楽曲で利用できるので、カラオケが好きな日本人にはピッタリのサービスの1つと言えるでしょう!
「AWA」の[FREEプラン]と[STANDARDプラン]の違い
AWA FREE |
AWA STANDARD
|
|
曲数 | 6,500万曲 | 6,500万曲 |
曲順 | ◯ | ◯ |
音声検索 | ◯ | ◯ |
プレイリスト | ◯ | ◯ |
シャッフル再生 | ◯ | ◯ |
オンデマンド再生 | ◯ | ◯ |
スキップ制限 | ◯ | ◯ |
ストリーミング再生 | ◯ | ◯ |
歌詞 | ◯ | ◯ |
広告なし | ◯ | ◯ |
バックグランド再生 | ◯ | ◯ |
音質 | ◯ | ◯ |
オフライン再生 | ☓ | ◯ |
時間制限 | ☓ | ◯ |
フル再生 | ☓ | ◯ |
「AWA」は無料で利用できる、[FREEプラン]と有料の[STANDARDプラン]から選択可能。
無料でも広告がなく上記の表をみると制限が少ないため一見無料でも十分そうに見えますが、致命的な制限があります。
それが曲のフル再生が出来ない点。
文字通り、曲をフルで聴くことが出来ないのでどう考えても致命的です。
下記に無料プランの詳細を解説していきます。
フル再生が出来ない「無料プラン」
無料の[FREEプラン]で利用できないのは以下の3つ。
- オフライン再生
- 時間制限
- フル再生
無料で利用するとオフライン再生が利用できなくなるので、ダウンロードしてデータ通信量を節約しながら使うと言ったことができなくなります。
しかし、音楽アプリを無料で利用しようとすると当然のようにある制限ですし、大した制限ではありません。
問題は、時間制限とフル再生。
時間制限は、月間20時間をリミットとしているので、通勤や通学で毎日利用しようとすると恵まれた立地の人以外は高い確率で引っかかります。
この時点でなかなかエグいといえますが、更にキツイのがフル再生不可。1曲に再生できる時間がわずか30秒とまともに聴ける時間じゃないので正直全く使い物になりません。
というより、フル再生不可の制限1つで致命的なので、無料で利用したい人は、「Spotify」をおすすめします。
「AWA」の料金プラン
AWAの料金プラン | |
FREE | 0円 |
FREE[年間プラン] | 9,800円 |
STANDARD | 980円 |
学生 | 480円 |
ARTIST
|
270円[1-ARTIST]
|
540円[2-ARTIST]
|
|
810円[3-ARTIST]
|
「AWA」の料金プランは、上記の通り海外のサービスでは当たり前のファミリープランがありません。
その為、6人でファミリーを組める状況だったり条件が整っている人にとっては、かなり割高になってしまいます。
その分年間の料金をまとめて支払う事による割引やARTISTという他のサービスでは見当たらない料金プランがあるので下記に解説していきます。
制限が厳しすぎる「FREEプラン」
上述したように「FREEプラン」の制限はトップクラスでキツイです。
そのため、他のサービスを利用していて「AWA」のインターフェイスなどの使い勝手が気になるって人がちょっと利用する時に役に立つプランと言えるでしょう。
無料で常用的に利用するのは諦めることをおすすめします。
年払いでお得になる「STANDARDプラン」
月額980円でフル機能が開放される「STANDARDプラン」は、他のサービスと比べても標準的な価格です。
同居しているか家族などでファミリープランを使える状況にある人にとっては、割高になってしまいますが、単身で利用する場合年払いをすると2ヶ月分割り引かれます。
割引をされると年間9,800円なので他社サービスより安く利用できるので、「AWA」が気に入っていて他に乗り換える気がないって人は利用しましょう!
中学生以上から利用できる「学生プラン」
「AWA」学生プランは、480円と他の競合と比べても同等の料金設定です。
しかし、「LINE MUSIC」と同じく高等専門学校や大学から利用できる他社のサービスと異なり、中学生から利用可能なため範囲が広く対象者は多くお得!
また、Google PlayやApp Storeからの契約で学生プランは利用できないので、学生プランに加入する場合は必ず[AWA公式サイト]から登録しましょう。
特定のアーティス限定の「ARTISTプラン」
「AWA」の料金プランで最も特徴的なのが「ARTISTプラン」。
月額270円で選んだ1人のアーティストの曲が全て聴けるようになります。
機能的にも曲数を除けば「STANDARDプラン」と同じなので、好きなアーティスがいて聴く曲が固定されている人は利用する価値有り!
しかし、アーティスト自体が固定されている場合、楽曲を購入してしまった方が長い目でみると安くなる可能性が高いので慎重に契約することをおすすめします。
また、540円出すと2アーティスト、810円だと3アーティストと最大3組まで増やすことが出来ますが、「STANDARDプラン」との価格差を考えると2アーティストが境目といえるでしょう。
「AWA」の登録と契約方法
「AWA」はデバイスなどにより3つの契約方法が可能です。
- ブラウザから契約なら[AWA公式サイト]
- Androidから契約なら[Google Play]
- iPhone/iPadから契約なら[App Store]
「YouTube Music」の場合、[App Store]を利用してiTunesで契約すると高くなるなど契約方法による料金の違いがありましたが、「AWA」の場合どの契約方法でも料金に差はないのでお好みで選択できます。
また、ブラウザからの契約であればデバイスが関係なく契約も可能です。
登録無しで楽しめる「アプリインストール」
スマホで「AWA」を利用するには、「AWA」アプリのインストールをしましょう。
Androidは[Google Play]、iPhone/iPadは[App Store]からそれぞれダウンロードが可能です。
「AWA」良いところはちょっと無料で利用してみたい時など、アカウントの登録などしなくても利用できるので気軽に試すことができます。
無料トライアルが試せる「有料版への契約」
アプリのインストールが済んで有料版の「STANDARDプラン」を契約したい場合下記の手順になります。
Google PlayやiTune経由
まずは、[Google Play]や[App Store]から契約する方法を紹介します。
無料で利用しているとHOMEの上に[STANDARDに登録]と大きく出てくるのでタップ。
すると月間プランと年間プランの選択画面が出てきますので、希望に合わせて選択しましょう。
次の画面で[定期購入]を選べば契約完了です。
この他に登録もなく契約できるので最も簡単に終わります。
WEBブラウザ経由
ブラウザからの登録は[AWA公式サイト]を開きログインから新規登録を選択しましょう。
登録はFacebook、Twitterの連携やメールアドレスからの登録が可能です。
上記の3つの内のどれかで登録したら支払い方法などを入力して登録完了。
学生プランをご利用の場合は、ブラウザからの登録しか対応していないので必ずブラウザから申し込みましょう!
他のデバイスで利用するための「アカウント登録」
[Google Play]や[App Store]から契約した場合、アカウントが出来ていないのでメールアドレスやFacebook、Twitterを利用してアカウントを作成しておくと、機種変更したときやスマホ以外のデバイスで利用するときに、レコメンドや利用履歴、プレイリストなどが引き継げるので用意しておきましょう!
「AWA」のデメリット
「AWA」は、インターフェイスの階層の深さが慣れたきた時に不便で煩わしく感じます。
詳しくは、[AWAの使い方]で解説していますが、タブベースの作りになっていないので、直感的に使えるものの目的地に辿り着くまでのタップ数が多くなりがちです。
また、無料の「FREEプラン」は、再生が30秒と強力な制限がかかっているため実質的に使いみちがなく、ファミリープランが用意されていないなど料金面で競合に比べて不利になる場面があります。
「AWA」のメリットとおすすめ人
「AWA」は海外のサービスと比べると特に邦楽の歌詞表示に対応している曲数が豊富で、「TREND」などのランキングやプレイリストなども日本人向けのが多く出るので、邦楽が好きな人や日本のトレンドに敏感な人に最適なサービスです。
また、曲単位でYouTubeのようにコメントのが残せて、他人のコメントも読むことができるので、好きなアーティストや曲で共感したり詳しく知ることが可能!
そのため、日本の会社が提供し利用者も日本人が多いことから、日本人向けのサービスと言えるでしょう!
「AWA」の料金まとめ
「AWA」は、ファミリープランがないので家族で利用したい人には、どうしても割高になってしまいます。
単独で毎月の支払いで利用する場合、料金的なメリットはないので料金を安くしたい場合は、年払いでやすくするしかありません。
とはいえ、親しみやすいランキングやコメントなど日本人に馴染みやすいサービスもあるのでこれらのサービスに魅力を感じれば利用するのも有りでしょう!