コンビニなどで売られている1,000円~2,000円の格安モバイルバッテリーは簡単に購入できすぐに使えますが、容量がすくなかったり充電するのが遅かったりと残念なモバイルバッテリーが多いのが現状です。
まぁ値段を考えると仕方ありませんね…。
しかし!同じ価格帯で複数の端末を充電できるコスパの良いモバイルバッテリーもあります。
その名はcheero「Bloom 10000mAh」!
低価格で複数の端末を充電できる圧倒的なコスパのcheero「Bloom 10000mAh」を購入したのでレビューしていきます!
cheero「Bloom 10000mAh」の概要と特長
cheero「Bloom 10000mAh」は、圧倒的な低コストと大容量バッテリー、TypeCを含む3ポートの出力と2ポート入力が使えるモバイルバッテリー。
特にコスパが驚異的で、2,000円未満の低価格を上記の性能を実現しています。
10,000mAhの大容量バッテリーにTypeCがついてこの価格はノーブランドを除けば殆ど存在しないうえ、接続端子が4つもついているというちょっと困惑…常識を逸脱した価格です。
また、ただ安いだけでなくピンクやブルーなどのモバイルバッテリーとしては珍しいカラーも用意されています。
更にcheero独自の検査基準をクリアし日本製のヒューズやセンサーを使用するなど安心して使える超お得なバッテリーとなっているのでコスパ最強と言えるでしょう。
- 4ポートを搭載し3台同時充電可能
- USB/TypeC端子
- 格安×他ポート端子の超コスパモデル
- 多色展開
cheero「Bloom 10000mAh」のスペック
cheero「Bloom 10000mAh」のスペック | |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
出力 | USB TypeC:5V=3A max USB TypeA(×2ポート):5V=2.4A max |
入力 | USB TypeC:5V=3A max micro USB:5V=2A max |
入出力対応規格 | Auto-IC[cheero独自] |
インターフェイス | USB/TypeA×1 USB/TypeC×1 |
サイズ [縦×横×奥行き] |
142mmx 74mmx 15mm |
重量 | 245g |
カラー | ブラック、ブルー、ピンク、ホワイト |
同梱物 | USB-A to USB-Cケーブル×1(データ転送不可) 取扱説明書 保証カード |
cheero「Bloom 10000mAh」は、ブラックやホワイトで支配されるモバイルバッテリーの中では、珍しい多色展開のカラーリングでピンクやブルーも採用しています。
無骨になりがちなモバイルバッテリーですが、フラット系の優しい色合いが追加されたことで女性にも選びやすく選択肢の幅が広がりますね。
また、TypeCを含む、接続端子の4ポートと10,000mAhクラスのモバイルバッテリーのセグメントでは非常に珍しいので唯一の存在感といえるでしょう。
cheero「Bloom 10000mAh」の開封とデザインチェック
それでは、最強コスパモバイルバッテリーcheero「Bloom 10000mAh」の開封とデザインをみていきましょう!
コスパの影響をもろに受けた「外箱」
驚異的なコスパの影響からかAnkerやRavPowerなどのモバイルバッテリーと比べると明らかにコストを削減の影響を受けていますね。
もはや外箱とは言えませんが、ブランディングの側面はともかく利用者目線でいうと低価格の商品では外箱はそれほど重要ではありませんので、コストに対する意識の高さが出ています。
一切の無駄がない「同梱物」
めちゃくちゃシンプルです。
本体と充電ケーブル、説明書だけ。
無駄がありません。
ちょっと残念なポイントは付属のUSBケーブルがUSB-A to USB-Cな点は良いのですがデータ転送不可な点。
せっかくUSB/TypeCのケーブルを用意しているのでデータ転送まで対応して欲しかったですね。
2,000円未満という価格を考えると求めすぎな気もしますが(笑)
THEシンプルな「本体」
本体はもパッケージ同様めちゃくちゃシンプル。
同じくcheeroの「Power Plus 5」とは違い薄型タイプで良くも悪くも嫌われるデザインではないでしょう。
今回購入したのはブラックですが、ブルーやピンクだとガラッと印象が変わりそうです。
とはいえ、アルミなどの素材ではないので高級感などはなく、質感を考えるとフラット系のブルーやピンクのモデルがあるのが頷けます。
また、バッテリー残量ランプがオレンジ色なのがブルーやホワイトに慣れた私にはやや違和感が残ります。
4つの接続端子がある「インターフェイス」
cheero「Bloom 10000mAh」の目玉の1つが4っつの接続端子。
左から、入力端子のmicroUSB、入出力可能なTypeC、出力可能なTypeA×2。
これだけの接続端子があり3台同時充電ができる10,000mAhのモバイルバッテリーって選択肢がないので凄いの一言。
なにも主張しない「背面」
商品名などの印字がある裏面。
前面同様、完全にフラットなので置いている時もしっかり安定しています。
cheero「Power Plus 5」と斜めからの「比較」
cheero「Power Plus 5」と比べると横幅と縦の長さが結構違いますね。
写真でみるより差は感じないですが、薄型タイプで端子を多く載せている分サイズ感とはトレードオフですね。
cheero「Power Plus 5」と側面の「比較」
斜めや正面との比較とは違い側面は、cheero「Bloom 10000mAh」が半分近い厚みで非常に薄型にできています。
容積比で考えると正面からの写真とは違いそれほど差はありません。
3同時接続中の「接続端子」
3本同時に充電を試しているところ。
正直、3台同時に充電する機会はそれほどありませんが、海外旅行などでモバイルWi-Fiルーターを使っている時に重宝しそうです。
意外とレンタルのモバイルWi-Fiルーターって電池の劣化も有り電池減るの早いですからね。
容量比ではやや重い「重量」
公式245gに対して、実重量242gと3g軽量。(笑)
モバイルバッテリーで重量を測るとよくあることですが、cheero「Power Plus 5」の時は全くズレがなかったのでちょっと意外でした。
cheero「Bloom 10000mAh」の使い方と電圧電流チェック
それでは、cheero「Bloom 10000mAh」の使い方と電圧や電流チェック確認していきましょう!
使い方
cheero「Bloom 10000mAh」は接続端子が多いので難しく感じますが、基本的には普通のモバイルバッテリーと同じにように利用可能。
「USB PD」や「QuickCharge」などの急速充電は使えないものの、cheeroの「Auto-IC」には対応しているので基本的にどの出力端子からでも自動的に最適な電圧と電流で充電してくれます。
ただし、端子毎に入出力ともに最大出流力が異なり、出力端子のUSB/TypeAが最大5V=2.4、入力端子のmicroUSBが最大5V=2A、そして入出力双方に対応したUSB/TypeCが入出力共に5V=3Aがmaxとなっています。
効率面を考えると基本的にはUSB/TypeCをメインに使うと良いでしょう!
電流と電圧チェック
今回の電圧と電流に試した環境は、Xiaomi Mi 8liteを出力先にUSB/TypeAから出力しバッテリー残量31%で試しました。
安定するまでの時間は早く電圧[5.13V]電流[1.82A]でほぼ安定。
9.3W程度の出力などでギリギリ合格ライン。
「USB PD」や「QuickCharge」に対応しているともっと高い電力で出力するので、やや遅いですが2,000円未満のモバイルバッテリーにそこまで求めるのは流石に酷です。(笑)
cheero「Bloom 10000mAh」がおすすめの人
cheero「Bloom 10000mAh」は、複数デバイスを充電する人やコスパ重視のモバイルバッテリーを求めている人におすすめです。
というのも、10,000mAhの大容量モバイルバッテリーのセグメントで出力で3台同時接続ができて2,000円未満はちょっとおかしいぐらい安い価格設定だからです。
まだUSB/TypeC端子がなければまだ理解できたのですが、USB/TypeC端子端子までついてこの価格設定はコスパが良すぎます。
強いてデメリットを挙げると、「USB PD」に対応していない点。
そのため既に「USB PD」に対応したモバイルバッテリーを持っている人で、3大同時接続に魅力を感じなければおすすめはできません。
とはいえ、圧倒的に安くブルーやホワイトなどのフラット系の優しい色合いのカラーリングもあるので女性を含め多くの人におすすめできますね。
cheero「Bloom 10000mAh」レビューのまとめ
久しぶりのモバイルバッテリーのレビューでしたが、価格と機能性に正直驚きが大きかったです。
今までのコスパの概念が大幅に変わってしまいました…。
また、薄型タイプのモバイルバッテリーは初めて使いましたが、横幅がケースを付けたスマホと同じぐらいなので、両手を使うとモバイルバッテリーを持ちながらの操作も楽々出来きます。
そのため充電しながらスマホを使うって人にもおすすめできるちょっとテンションのあがる製品でした。