「スマホを充電してたのにできてない…「充電がめちゃくちゃ遅い…」ってことを経験したことある人多いですよね。
私も間違えて転送用のケーブル使って充電されてなかったり、コネクタの接続不良で角度を気をつけないと充電されないなど微妙に困ったことが多々あります。
ということで、今回は充電ができない!遅い!なんて時の原因と解決方法を徹底解説します。
スマホが充電できない原因と解決方法
スマホに充電ができない時は何かしらの原因があります。
原因を把握するためには、まずしっかりUSBがアダプターや本体に差し込まれているか確認しましょう。
また、ホコリや汚れなどの影響で充電できないこともあるので、エアダスターやクロスなどを使って掃除をしてみるのも有りです。
それでも解決しない場合は、ソフトウェア的な原因と物理的なハードの故障などの原因が考えられますので、それぞれの原因と解決方法をまとめて解説していきます。
OSやアプリなどのソフトウェア的な原因の場合の解決方法
スマホにはAndroidでもiPhoneでも必ずOSが搭載され、様々なアプリをインストールして使うため、アプリの干渉や相性の問題でOSに影響がでてしまい結果的に充電出来ないといったケースもあります。
ハードの故障箇所が特定できている場合を除き、ソフトウェアでの解決方法は簡単でお金もかかりませんのでまずは以下の方法を試してみましょう!
- 再起動
- OSのアップデート
- セーフモード
再起動
スマホを再起動などせずに長期に渡って利用していると動作が不安定になることがあります。
それが影響して充電に支障が出ている可能性があるので、まずは再起動を試しましょう。
OSのアップデート
確率としては低いですが、OSをアップデートしない状態で使っていて充電ができなくなる可能性もあります。
OSのアップデートが滞っている場合、セキュリティーの側面からもOSのアップデートすることをおすすめします。
セーフモード
アプリの干渉や相性が原因で充電ができない可能性も考えられます。
そんな時は、一度セーフモードを試してみましょう。
セーフモードは、インストールしたアプリなどが無効状態で起動するのでこの状態で充電が出来ればなにかしらのアプリが原因の可能性が高いです。
セーフモードで充電ができる場合、キャッシュクリア系のアプリやセキュリティー系のアプリが原因の可能性が高いので順にアンインストールし充電できるか確認し、充電ができたらアプリが原因なので削除しましょう。
セーフモードへの入り方は、「セーフモードで起動する」をご参照ください。
ケーブルやコネクタなどのハードウェア的な原因の場合の解決方法
ソフトウェア的の解決方法を試して解決しない場合はハードウェアに原因があります。
充電に関わるハードウェアは主にACアダプター、ケーブル、コネクター、バッテリーです。
どこに問題があるか特定方法と解決方法を解説していきます。
ACアダプタやケーブルとコネクタが故障している場合
ACアダプターやケーブルが壊れている可能性がある場合、確認が必要な部分を代替のもので試してみましょう。
例えばケーブルが故障しているか調べる場合は、ケーブルを以外は全て同じまま別のケーブルで充電を試すことで確認ができます。
充電が出来ればケーブルが原因なので買い替え、できなければACアダプターも同様にチェックするといった感じです。
また、コネクタに関しても別のスマホやタブレットなどで試すことで確認が可能です。
原因が特定できたらあとは原因のパーツを買い換えて解決となります。
また、スマホのコネクタが原因の場合修理が必要なのでキャリアやメーカー、スマホの修理の専門店に依頼しましょう。
故障時の対応方法は[スマホが故障!?壊れたり電源が入らない時の修理と対応方を徹底解説!!]をご覧くださいませ!
スマホのバッテリーが過放電している場合
使えなくなる前に充電がカラの状態で放置していた場合など、バッテリーが過放電になっていて安全のために高い出力での充電ができないようになっている可能性が考えられます。
この状態で充電ができない時は、PCから給電するなどして少ない出力で充電を試してみましょう!
また、過放電はバッテリーの不可がかかり寿命を縮める要因となるので、放置する場合はできるだけ過放電になるような状況避け、50%のバッテリー残量で保管をおすすめします。
スマホの充電が遅い原因と解決方法
スマホの充電はできても極端に遅い場合やスマホを使いながらでは充電されずに減っていくことがあります。
私も最近はないですが、昔のスマホで特に富士通製ではこのような現象が多発していました…。
充電が遅くなってしまう事にも原因がありますので解決方法と併せて紹介していきます。
ACアダプターやモバイルバッテリーの出力が原因の場合の解決方法
ACアダプターやモバイルバッテリーの出力が低いと充電が遅くなってしまいます。
具体的な数字でいえば、最低7W以上の電力で出力できれば極端に遅いことはないです。
また、電力は電圧[V/ボルト]と電流[A/アンペア]の掛け算です。
供給できる電力についてはACアダプターに記載があるので、一度確認し電力が低い場合は後述する急速充電の規格と併せて買い替えましょう!
USBケーブルの種類が原因の場合の解決方法
充電に使うUSBケーブルにデータ転送用のケーブルを用いて充電している場合、非常に遅くなってしまいます。
USBケーブルには転送規格と給電規格があり、両方に対応しているケーブルとどちらか片方にしか対応していないケーブルが存在します。
転送規格しか対応してないものですと2.5~4.5Wが給電できる電力の最大値となり今の時代では非常に物足りない出力です。
見分け方は非常に困難ですが、激安品やなにかのデバイスの付属でついてきたものだと給電規格に対応していない可能性が高いでしょう。
この場合、買い換えるしかないので前述のACアダプターや後述する急速充電にあったものを購入することをおすすめします。
急速充電の規格が原因の場合の解決方法
スマホやタブレットなど非常に短時間で充電してくれる急速充電になれていると普通の充電が遅く感じてしまいます。
急速充電を活用するには規格を揃える必要があり、特にUSB-PDという規格は徐々に業界標準的な地位を確立していますが、ACアダプターやモバイルバッテリー、USBケーブル、スマホやタブレット本体全てが対応していないと利用できません。
しかし、2018年辺りから本格的に広まってきた規格ということもあり、既存のスマホでは対応していなケースも多いです。
そのため国内の古いスマホではQualcommのQuickchargeに対応したACアダプターを揃えると多くの場合、遅い充電は回避できる可能性が高いでしょう。
また、QualcommのQuick chargeにも世代ごとに規格がありますが、Quick Charge4.0を除き互換性がありますのでQuick Charge4.0対応のACアダプターは避けた方が無難です。
スマホの入力対応が低い事が原因の場合
極端に古いスマホの場合、急速充電に対応していないだけでなく入力される電力上限が低いことがあります。
この場合、非常に残念ですが充電が遅い状態を解決する手立てがないので買い換えるしかありません。
発熱していたりバックグランドで何か動かしている状態が原因の場合の解決方法
バクグランドでアプリを動かしていたり、その影響などで異常に発熱している時など充電が遅くなることがあります。
スマホにはリチウムイオンバッテリーが使われており、爆発などの危険性が有るためバッテリーを守るため保護回路がついています。
そのため、バックグランドで使われる電力や発熱により、保護回路が働き電力の供給が少なくなり消費電力が上回ったり充電が遅くなってしまうんですね。
そんな時は、電源を切りしばらくおいてから充電することで通常通り充電ができるようになります。
スマホのバッテリーの劣化が原因の場合
スマホを2年以上使っていたりヘビーな使い方で充放電を繰り返してしまって充電が遅くなってしまった場合は、残念ながら寿命なのでバッテリーの交換をおすすめします。
スマホが充電ができない時のまとめ
現代人には欠かせないアイテムとなったスマホの充電ができない状態は、かなりの死活問題。
再起動を試してACアダプターやケーブルなどの原因を突き止め早めに解決する必要がありますね。
とはいえ、ケーブルの断線など目に見える形の故障があったら無理に使うのは危険なので、絶対にやめましょう!
また、スマホ本体のバッテリーに問題があると感じたら爆発などの危険性もあるので必ずキャリアやメーカーなどへ修理するか早めの機種変更をおすすめします。