「モバイルバッテリーは持ってきたけど肝心のケーブルを忘れた…」なんて経験あると思います。
また、モバイルバッテリーに加えてケーブルやコネクタ変換器など合わせると持ち物が増えるので不便です。
そんな欠点を克服したケーブルを内蔵したモバイルバッテリーもありますが、聞いた事もないような怪しいメーカーやレビューもあり、中々購入するに至りませんでした。
ところが最近、Ankerから初のUSB/TypeCケーブルを内蔵した急速充電対応のモバイルバッテリーがAnker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」が販売されていたので早速購入。
ということで、今回は持ち運びに便利なUSB/TypeCケーブル内蔵型モバイルバッテリーAnker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」のレビューをしていきます。
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」の概要と特長
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」は、本体に約6cmのUSB/TypeCケーブル内蔵したモバイルバッテリー。
USB/TypeC対応のスマホを使用している人は充電だけを目的とすれば、Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」だけ持ち歩けば後は一切必要ありません。
また、標準的な急速充電のUSB-PDにもケーブルごと対応しているため、USB-PD対応デバイスであれば何も意識せずに18Wでの充電が可能です。
入力にもUSB-PDは対応しているので、入出力どちらも急速充電も可能!
表面はストライプメッシュ加工となっており、見た目のデザインも良くスマホを上に載せても邪魔になりにくく、まさに持ち運びに特化した仕上がりになっています。
- USB/TypeCケーブル内蔵
- 入出力共に急速充電のUSB-PD対応
- スマホにピッタリのサイズ
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」のスペック
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」のスペック | |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
出力 | USB/TypeC:5V=3A/9V=2A[最大18w] |
入力 | USB/TypeC:5V=3A/9V=2A |
入出力対応規格 | USB-PD |
インターフェイス | USB/TypeC×1 |
サイズ [縦×横×奥行き] |
145mmx 66.5mmx 15mm |
重量 | 約218g |
カラー | ブラック |
同梱物 | 取扱説明書 保証カード |
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」のバッテリー容量は10,000mAhなのでスマホを1~2回充電するに最適な容量。
また、USB-PD対応となっており、出力が最大18wでの給電が可能なのでスマホやタブレットを急速充電する事が可能です。
ケーブルを持ち歩く必要なくスマホ以外にタブレットも充電出来るのは結構便利です。
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」のデザインチェック
それでは、持ち運びに特化したAnker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」のデザインをみていきます!
Ankerお馴染みのカラーの「外箱」
Ankerお馴染みの白と青を貴重としたシンプルな外箱です。
シンプルなだけでなく白の部分には凸凹としたイラストが入っており安っぽさを感じさせません。
付属が一切ない「同梱物」
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」の同梱物は以下の通り。
- モバイルバッテリー+USB/TypeCケーブル一体型の本体×1
- 取扱説明書×1
- 18ヶ月保証カード×1(注文番号が保証書の代わりとなっています)
ケーブルが本体に内蔵されているためか、ポーチなどの付属品は一切なしです。
また、他のモバイルバッテリーの外箱よりもコンパクトになっていますが、モバイルバッテリー本体を取り出すのも内箱に引っ掛ける部分があり、スライドする事でスムーズに取り出すことが可能でした。
メッシュストライプに加工された「本体」
モバイルバッテリー本体上部はメッシュストライプ加工されて質感は高め!
本体の形やデザインを見るとモバイルバッテリーの上にスマホを載せる前提で作られている印象を受けますね。
また、モバイルバッテリの残量はLEDインジケーターによって4段階で残量を知らせてくれるので視認性も高く確認しやすいです。
触っただけでも感じ取れるUSB/TypeCの「インターフェイス」
USB/TypeC接続端子の部分周りがく凹んでいるので目で確認しなくても手にとってすぐに感じ撮ることが出来る作りになっています。
本体周りもケーブル取り出し口部分と接続端子部分だけが凹んでいるので非常にわかりやすいです。
少し短く感じる「ケーブル」
モバイルバッテリー本体横のボタン付近の凹み部分からケーブルを引っ掛けて引っ張り出すことができます。
写真の様に並べて充電する事もできますが、ケーブルが少し短いのでモバイルバッテリー本体の上に載せてしまえば机のスペース確保も出来きるので上に載せるのがベストです。
また、充電しながらのスマホを使うのにケーブルの長さが最適化されている感じがしますね。
公式よりもだいぶ軽い「重量」
Anker公式では約218gでしたが、実際に計測してみると199g…、気になって少し調べてみると取扱説明書の方には198gと記載されていました。
10,000mAhクラスのモバイルバッテリーでは200g前後が多いので標準的な重さといった感じです。
同じ10,000mAhクラスのcheero 「Power Plus 5」と比べてもケーブル込で6gも軽いので、持ち運びも込で考えるとこの重量でも文句なし!。
スマホとサイズの「比較」
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」を「Xperia XZ」と「AQUOS R2 Compact」を並べてサイズ感を比較してみました。
スマホと並べてみても違和感がありません。
本体上部が平らになっているので充電しながら重ねて持つのも楽にできるサイズになっているのが確認できます。
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」がおすすめの人
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」は、USB/TypeC対応のスマホやタブレットを持っている人やモバイルバッテリーのケーブルを持ち歩くのが面倒くさい人におすすめです。
USB-PDに対応しているのでスマホやタブレットを急速充電出来る上に、ケーブルがモバイルバッテリー本体に内蔵される事で持ち運びの際ケーブルの煩わしさからも開放されます。
メッシュストライプに加工されたデザインも格好良く、サイズもスマホと重ねてもかさばりにくいのでAnker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」の上にスマホを載せて充電している状態でもスマホを使用する事ができます。
しかし、USB/TypeC以外のmicroUSBやiPhoneなどのLightningケーブルを使用している人には変換コネクタが必要になり、結局持ち物が増えてしまうのでおすすめできません。
とはいえ、10,000mAhの十分な容量に加え、邪魔になるケーブルを本体に内蔵できるなど、持ち運びするモバイルバッテリーとしては非常に最適なモバイルバッテリーです。
Anker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」レビューまとめ
Ankerから初のUSB/TypeCケーブルを内蔵した急速充電対応のモバイルバッテリーAnker「PowerCore+ 10000 with built-in USB-C Cable」は持ち運びに特化したモバイルバッテリーでした。
ケーブルが不要なので本体の充電さえしていれば、急いでいる時もケーブルを忘れてしまう心配もなく、18wの急速充電も出来て全てにおいてスピーディー。
持ち物が少なくフットワークが軽い人には良い相棒になるモバイルバッテリーですね。