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SoundPEATS「TrueAir2」レビュー!!Qualcomm最新チップQCC3040搭載のインナーイヤー完全ワイヤレスイヤホン

SoundPEATS「TrueAir2」レビュー!!Qualcomm最新チップQCC3040搭載のインナーイヤー完全ワイヤレスイヤホン

カナル型に比べて長時間の利用でも疲れにくいインナーイヤーイヤホン。

遮音性が低いことから屋外での利用では音楽を楽しみずらい部分があるものの、在宅Workやオンライン会議には適しています。

しかし、音質やコスパに優れたモデルがカナル型に比べると少なく、選択肢はあまり多くありません。

そんな中、登場したSoundPEATS「TrueAir2」は、左右同時伝送の「Qualcomm TrueWireless Mirroring」に対応し5,000円未満で登場!

同じく手持ちの左右同時伝送に対応したインナーイヤーの「SoundLiberty 92」とは同価格帯で違いが気になったので、購入しました。

ということで、今回はQualcomm最新チップQCC3040を搭載したコスパ抜群のSoundPEATS「TrueAir2」をレビューしていきます。

SoundPEATS TrueAir2
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SoundPEATS「TrueAir2」の概要

SoundPEATS「TrueAir2」の概要

TrueAir2」は、Qualcomm最新チップQCC3040を搭載し、aptXにも対応しながら価格も5,000円未満に抑え、圧倒的コスパを誇るインナーイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホン。

また、前モデルの「TrueAir」では対応デバイスが少なく利用するのが難しい左右独立伝送「TWS Plus」でしたが、「TrueAir2」では傍受方式の「Qualcomm TrueWireless Mirroring」に対応したことで送信デバイスの制限がなくなり、どのデバイスでも左右同時伝送が可能に!。

その他にも、超軽量で小さい充電ケースでポケットでの持ち運びにも優れるなど、安いだけでなくスペック的にも使い勝手もハイクオリティーに仕上がっています。

  • Qualcomm最新チップのQCC3040を搭載
  • 左右同時伝送「TrueWireless Mirroring」対応
  • 低遅延コーデックaptX対応
  • 持ち運びに適した軽量で小さい充電ケース

SoundPEATS「TrueAir2」のスペック

SoundPEATS「TrueAir2」のスペック
商品名 TrueAir2
連続再生時間 5時間
ケース込再生時間 最大25時間
急速充電 非対応
Bluetooth Bluetooth5.2
コーデック aptX/SBC
ドライバ 14.2mmダイナミックドライバー
タイプ インナーイヤー型
左右同時伝送 対応
音取り込み 非対応
マルチペアリング 対応
マルチポイント接続 非対応
ノイズキャンセリング 非対応
インターフェース USB/TypeC
防水性能 IPX4
操作 タッチセンサー
連携アプリ 非対応
ワイヤレス充電 非対応
ペアリング Qualcomm TrueWireless Mirroring
チップセット Qualcomm QCC3040
充電ケース容量 300mAh
重量 片耳3.77g 充電ケース込33.9g
その他機能 特になし
販売先 Amazon

このスペックで5,000円未満に抑えてるは、本当に凄い。

前モデルで対応していたAACはカットされているので、iPhoneユーザーには向きませんが、AndroidユーザーにはaprXと左右同時伝送が利用できるので現時点では数少ないモデルです。

「TrueAir2+」との違い(追記)

TrueAir2 TrueAir2+
コーデック aptX/SBC
aptX Adaptive/AAC/SBC
ワイヤレス充電 非対応 Qi対応
ゲームモード 非対応 対応

デザインや質感が全く同じの「TrueAir2」の進化版「TrueAir2+」が発売されたので、違いを比較しました。

主な違いな表の通り、低遅延でハイレゾまで対応のaptX AdaptiveやAACコーデックとワイヤレス充電への対応。

完全ワイヤレスイヤホンとはワイヤレス充電は相性抜群で価格が上がっても5,000円前後で買えてしまうことを考えると、「TrueAir2+」の方がコスパが上でしょう!

SOUNDPEATS TrueAir2+
SoundPEATS

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SoundPEATS「TrueAir2」のデザインチェック

それでは、インナーイヤーでうどん型の完全ワイヤレスイヤホンSoundPEATS「TrueAir2」のデザインからチェックしていきましょう!

SoundPEATSお決まりの「外箱」

SoundPEATS「TrueAir2」の外箱

TrueFree 2」と同じく「TrueAir2」も外箱はそれなりの出来。

デザイン的にはモデルが印刷されることで華やかになっていますが、質感的には変化がはありません。

SoundPEATS「TrueAir2」の内箱

内箱もダンボールを黒に塗装した感じで、同価格帯ではライバルのTaoTronics「SoundLiberty 92」と比べると少し劣ります。

割引コードが入った「同梱物」

SoundPEATS「TrueAir2」の同梱物

TrueAir2」の同梱物は以下の通り。

  • イヤホン本体×1
  • 充電ケース×1
  • USB/TypeA-TypeC充電ケーブル×1
  • 多言語取り扱い説明書×1
  • カスタマーケア
  • ロゴの変更通知

TrueFree 2」同様SoundPEATSのため、保証は18ヶ月まで受けることが可能です。

また、詳細が不明な40%OFFのクーポンが入っています。
使い方は記載されているメールアドレスに連絡すると教えてくれるそうなので、気になる方は問い合わせてみましょう!

シンプルで飽きのこないデザイン「本体」

SoundPEATS「TrueAir2」のイヤホン

TrueAir2」は、マッドなブラックとサラッとした質感で可もなく不可もなく。

タッチセンサーのロゴ部分が、薄くゴールドがかっていてアクセントになっています。

光沢感が強い「SoundLiberty 92」と比べると指紋も目立たず、うどん部分も短いので安っぽさは少ないです。

SoundPEATS「TrueAir2」のイヤホン裏側

耳側も若干色合いは薄いものの同じような質感でインナーイヤーの構造になっています。

運動や長時間の利用で汗をかくと結構目立つため、耳に油が多い人は使用後にティッシュとかで拭くのがおすすめ。

超シンプルな「充電ケース」

充電ケースの横入れタイプで、質感的な変化もなく、ロゴのアクセントも弱いため超シンプル。

癖がないので万人向けではあるものの、シンプルすぎて開閉の向きがちょっと分かりにくいといった欠点があります。

また、充電容量は300mAhとやや少ないものの、瞬間的にわかるぐらい超軽量かつ小型なので、ポケットに入れての持ち運びには最適です。

サイドに充電ランプがついた「インターフェース」

SoundPEATS「TrueAir2」のインターフェース

正面から見て右サイドにある充電インターフェイスはもちろんUSB/TypeC、中心よりやや左に配置されています。

デザイン的にはバックに配置されるのが理想的、せめて中心にもって来て欲しいところではありますが、5,000円未満ということを考えると気になりません。

インジケーターがない「LEDランプ」

SoundPEATS「TrueAir2」のLEDランプ

イヤホン本体は、うどんの先に白と赤に発行するLEDが埋め込まれています。

過度に明るいわけでも暗いわけでもないのでちょうど良い輝度と視認性。

気になるのは充電ケースに残容量がわかるインジケーターがない点です。
充電インターフェースに赤に光るランプがあるだけで残容量がわからず、サイドに付いているため充電終了の確認もしにくく、使い勝手は微妙。

超軽量で小型の「重量」

TrueAir2」は、イヤホン本体と充電ケースを合わせて実測34gと圧倒的に軽量。

特に充電ケースは300mAhのバッテリーを搭載しているので驚異的な軽さです。

また、本体も片耳僅か3.5gと軽量のため耳の負担になりくく、文句なしの筐体に仕上がっています。

軽さと小ささでは最強クラスなのでポケットに入れても違和感なし!

SoundPEATS「TrueAir2」の使い方

SoundPEATS「TrueAir2」の使い方

続いて、左右同時伝送「TrueWireless Mirroring」に対応した、SoundPEATS「TrueAir2」のペアリング方法やタッチセンサーを用いた操作方法を解説していきます。

ペアリング方法

SoundPEATS「TrueAir2」のペアリング

「TrueWireless Mirroring」に対応したといっても、Bluetoothの接続は他のワイヤレスイヤホンと同じです。

充電ケースから「TrueAir2」本体を取り出しらたペアリングモードになるので、スマホで設定するだけで完了します。

また、接続はAirohaの左右同時伝送(MCSync)と同様、どのデバイスでも自動で左右同時伝送になりますし、片耳利用も「TWS Plus」と異なり個別にペアリングする必要はありません。

Bluetoothのペアリングや接続できない時の解決方法を徹底解説!!

Androidのペアリング手順

まずは、Androidの接続手順を記載しますので、充電ケースから「TrueAir2」本体を取り出し以下の手順でお試しくださいませ!

  1. [設定]
  2. [Bluetooth]
  3. [新しいデバイスとペア設定]を選択
  4. [SOUNDPEATS TrueAir2]を選択
  5. [ペア設定をする]を選択

iPhoneのペアリング手順

iOSを搭載するiPhoneなどの場合も左右同時伝送で利用可能!

Bluetoothのペアリングの手順は以下の手順になります。

  1. 本体[設定]
  2. [Bluetooth]をON
  3. [その他のデバイス]を選択
  4. [SOUNDPEATS TrueAir2]を選択
  5. [ペア設定をする]を選択

操作方法

TrueAir2」は、タッチセンサーを本体のロゴ部分に内蔵しているので、センサー部分にコマンドを入力すると音楽や通話関連の操作が可能です。

操作感的にはレスポンスが良いものの、若干クセが有り、特に1回タッチ時は指先で「ちょこ」と一瞬押すだけで反応するので、ガッツリタッチしてしまうと2回に認識されることもあるので注意しましょう。

ただ、タッチセンサー系の中ではトップクラスにレスポンスに優れているので慣れれば快適そのものです。

音楽再生関連の操作一覧

音楽を再生 / 一時停止 左右どちらかを2回タッチ
次の曲へ 右イヤホンを1.5秒間ロングタッチ
前の曲へ 左イヤホンを1.5秒間ロングタッチ
音量を上げる 右イヤホンを1回タッチ
音量を下げる 左イヤホンを1回タッチ

音楽を再生時に利用する操作は全て利用できます。

何回か練習でタッチをすると癖がわかるので早めに覚えてしまいましょう!

通話や電源関連の操作一覧

電話に出る 右イヤホンを2回タッチ
電話を切る 通話中に右イヤホンを2回タッチ
通話切り替え 左右どちらかを2秒間ロングタッチ
着信を拒否する
着信中に左右どちらかを1.5秒間ロングタッチ
音声アシスタント 左右どちらかを3回タッチ
手動ペアリング 充電ケースのボタンを6秒間長押し
イヤホンの電源を入れる 左右どちらも1.5秒間ロングタッチ
イヤホンの電源を切る 左右どちらも10秒間ロングタッチ

通話や電源関連は1回タッチ系がないので、特に練習の必要もなく快適に利用可能!

レスポンスは本当に良いので、全て覚えて利用することをおすすめします!

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SoundPEATS「TrueAir2」の音質

TrueAir2」の音質を結論からいうと同価格帯では間違いなくトップクラス!

音の輪郭がハッキリしていて解像感が高く、中音域の一部が抑えてあるためかクリアで音場の広めな素直な音楽が楽しめます。

5,000円前後の価格帯では、個人的に「EarFun Air」と並び抜けていて、解像感では「TrueAir2」が勝り低音では「EarFun Air」が上回る印象。

同じ価格でインナーイヤーとうことでガッツリ競合になる「SoundLiberty 92」と比べると解像感とクリア差で大きな差を感じるぐらい優勢です。

  • インナーイヤーのため低音は弱め
  • 高音域までしっかり伸びる
  • 音場は狭めで解像感は高め
SoundPEATS TrueAir2
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SoundPEATS「TrueAir2」の使用感

SoundPEATS「TrueAir2」の使用感

それでは、「TrueWireless Mirroring」に対応したインナーイヤー型のSoundPEATS「TrueAir2」の使用感をまとめていきます。

結論からいうと、低価格のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンの決定版といえる完成度。
価格帯的に[音質、スペック、デザイン、操作性のクオリティー]が全て高いので、同価格帯では頭1つ抜けたコスパの高さを誇るモデルといえるでしょう!

落ちる心配は必要ないぐらいの「装着感」

インナーイヤーとはいえ、耳にすっぽりハマるので、落ちる心配は全く必要なし。

また、片耳が実測で3.5gと軽量な設計になっているため、インナーイヤーと相まってかなり疲れにくくなっています。

イヤーピースがない分、装着感は耳の形状に大きく左右されると思いますが、余程大きい耳でなければしっかりと耳に引っかかると思います。

高い「接続速度と安定性」

Qualcommの最新チップQCC3040を搭載しているので、全く心配していませんでしたが、接続は2秒以内に殆ど繋がるし、電車に乗っていても今の所不安定になることはありません。

また、「TWS Plus」とは異なり送信側のデバイスの制限がない「TrueWireless Mirroring」対応したことで、どのスマホでも左右同時伝送を利用でき用できるので利便性も増しています。

大きくはっきりと聴こえる「通話音質」

マイクの性能は完全ワイヤレスイヤホンの中では上位に入るレベルで聴き取りやすいです。

声も大きく籠りもないため、オンライン会議などでも十分使えます。

スマホのマイクと比べると解像感では劣るものの、外で利用しても声の大きさに対してノイズが入りにくいので、屋内はもちろん屋外でも実用範囲といえるでしょう。

やや短めな「連続再生時間と充電ケース」

TrueAir2」は、連続再生時間も充電ケース込みの再生時間もそれぞれ5時間と25時間とやや短め。

とはいえ、イヤホン本体も充電ケースも超軽量でトレードオフとして考えても圧倒的に軽いので許容範囲内です。

そもそも、インナーイヤー型なので飛行機などの騒音が大きいところでの利用は向きませんし、屋内で音量を抑えて聴くと6時間ぐらい利用できるので用途を考えると十分かと。

IPX4と低めの「防水性能」

TrueAir2」の防水性能はIPX4と低めです。

水の飛沫であれば防水してくれますが、直接噴流を受けた場合の防水は耐えられません。

個人的には水没にも耐えられるIPX7は過剰だとは思いますが、安心して利用するならIPX5までは対応して欲しいです。

SoundLiberty 92」がIPX7防水なのでこの部分では明確に負けていますね。

ほぼ分からない「遅延」

音ズレに関しては「TrueAir2」はかなり優秀。

YouTubeを視聴しながらチェックしましたが、殆どわかりません。

遅延の少ないaptXの中でもかなり優秀な遅延の少なと言えるでしょう!

また、遅延などに影響するコーデックについて詳しく知りたい場合は[Bluetoothのコーデックの音質と確認方法を徹底解説!!]をご覧くださいませ。

SoundPEATS「TrueAir2」と前モデル「TrueAir」との違い

TrueAir2 TrueAir
ケース込再生時間 最大25時間 最大30時間
コーデック aptX/SBC aptX/AAC/SBC
防水 IPX4 不明
左右同時伝送 TW Mirroring TWS Plus
チップセット QCC3040 QCC3020

SoundPEATS「TrueAir2」と前モデルの「TrueAir」の主な違いは、チップセットの変更とコーデックのAAC対応の有無。

チップセットが最新のQCC3040に変わったことでデバイスに制限のない左右同時伝送「TrueWireless Mirroring」利用できるようになったのが大きいです。

TWS Plus」だと対応しているAndroidスマホが少なくて多くの場合、片耳の電池消費が激しく安定性に欠けるリレー方式でしか使えなかったので、ケース込み再生時間の差も実質的にはないでしょう。

Androidユーザーには関係ありませんが、コーデックに関してはAACが「TrueAir2」では除外されてしまっているので、iPhoneユーザーは使いにくくなっています。

また、前モデルの「TrueAir」では防水の表記はあるものの、規格の記載がないため、本当に防水なのか分からず「TrueAir2」の方が防水性能高いと思った方が無難です。

SoundPEATS「TrueAir2」がおすすめの人

SoundPEATS「TrueAir2」がおすすめの人

SoundPEATS「TrueAir2」は、格安なインナーイヤー型イヤホンを探しているAndroidユーザーにおすすめ。

というのも、高い音質に加え、接続の高い安定性、超軽量&小型の筐体と5,000円未満のインナーイヤー完全ワイヤレスイヤホンとしては決定版といえるレベルの出来になっているためです。

そのため、インナーイヤーで5,000円前後で予算を組んでいる人なら間違いなく高い満足度を得られるモデルといえるでしょう!

ただし、iPhoneユーザーは注意が必要。
コーデックにAACが対応おらず、SBCしか利用出来ないため、動画を視聴する際の遅延が発生しやすいです。

とはいえ、音質とスペックを考えるとトップクラスのコスパを誇るので、iPhoneユーザーでも遅延が気にならなければ選択肢としては有り!

SoundPEATS TrueAir2
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SoundPEATS「TrueAir2」レビューのまとめ

前モデルの「TrueAir」がiPhoneユーザーに売れなかったためか、販売価格を維持するのためか、AACに対応しなかった点が悔やまれますが、「TrueAir2」の満足度もコスパもかなり高め。

Androidユーザーでインナーイヤー欲しいならマイク性能も高いので「TrueAir2」買っておけばOK!ってレベル。

特に音質はカナル型のモデルも入れて5,000円前後では抜けている音質なので、安さを重視しつつ音質もといったユーザーでも満足できるでしょう!

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