「UMIDIGI F1」が2019年3月12日の発売からコスパの高さで一気に話題になりましたね。
Antutuスコアが140,000ポイント台で20,000円以下で買えるスマホって「UMIDIGI F1」を除くと国内にはほぼ皆無です。
そんなわけで高いコスパを誇る「UMIDIGI F1」は、現在私がメインで使っている「Xiaomi Mi A2」やGoogle Pay用の「Xperia XZ」と[Antutu、Geekbench 4]のスコアが近いので使用感も含め相当気になる存在でした。
そんな時、Amazonでクーポンがついて販売してたので速攻で購入。
ということで、今回は「Xiaomi Mi A2」や「Xperia XZ」との比較も交えて「UMIDIGI F1」をレビューしていきます!
UMIDIGIのスマホが気になる場合は、[「UMIDIGI」とは?スマホのラインナップとシリーズ一覧!!]をご覧くださいませ。
「UMIDIGI F1」の概要と特長
まずは、「UMIDIGI F1」の概要と特長を紹介します!
「UMIDIGI F1」は、Android 9.0を搭載したスマートフォンでカスタマイズも殆どされていないので、Android ONEに近いAndroidです。
メーカーによるカスタマイズがされてない点は好みが別れますが、私としては評価ポイントになります。
また、20,000円を切る価格で有りながらAntutuスコア140,000ポイント叩き出すSoC(Helio P60)を搭載。
これだけでも、十分魅力的ではありますが、更に顔認証や5,150mAhの大容量バッテリー、DSDV対応など日々の使用感に大きく関わる部分も抜かりないですね…。
更に、この価格帯ではコスト削減の対象になりやすいUSB端子もUSB-TypeCに対応しており、手抜き部分が少なくコスパが非常に高いスマホとなっています。
- カスタマイズが殆どされていないAndroid
- 20,000円を切る価格でAntutuスコアは140,000ポイント※SoC(Helio P60)
- 顔認証搭載
- 5,150mAhの大容量バッテリー搭載
- DSDV対応
- USB端子はUSB-TypeC
「UMIDIGI F1」のスペック
デバイス情報 | |
メーカー | UMIDIGI |
デバイス名 | UMIDIGI F1 |
型番/別名 | F1 |
発売日 | 2019年1月 |
発売地域 | 日本:フリー 海外:SIMフリー |
ハードウェア情報 | |
ディスプレイ | 6.3インチ 水滴型ノッチ |
解像度 | 2340×1080 |
画素密度 | 409ppi |
画面占有率 | 92.70% |
バッテリー容量 | 5,150mAh |
充電対応規格 | 18W充電対応 |
接続端子 | USB Type-C |
サイズ | 高さ:156.7mm 横幅:74.3mm 厚さ:8.8mm |
重量 | 186g |
防水/防塵 | 非対応 |
本体カラー | Red、Black、Gold |
システム情報 | |
OS | Android 9 |
SoC | MediaTek Helio P60 |
CPU | A73(2.0GHz)×4 A53(2.0GHz)×4 8コア |
GPU | Mali G72 MP3 700MHz |
Antutu | 約135,000 |
Geekbench | 約1,400/5,500 |
メモリとストレージ | |
RAM/ROM | 4GB LPDDR4X+128GB |
外部ストレージカード | 最大256GB |
カメラ情報 | |
リアカメラ | 16MP f/1.7+8MP f/1.7 |
フロントカメラ | 16MP f/2.0 |
ムービー | 最大画素数1080p、最大FPS/30FPS |
機能仕様・センサー | |
セキュリティー | 指紋センサー |
GPS | A-GPS, GLONASS |
センサー | 指紋認証(画面内蔵)、顔認証、加速度センサ 近接センサ、ジャイロ、コンパス |
イヤホンジャック | あり |
ネットワーク機能 | NFC(FeliCa非対応/おサイフケータイ非対応) |
その他 | |
価格 | RAM:4GB+ROM:128GB[約19,000円] |
公式サイト | https://www.umidigi.com/ |
販売サイト | Amazon |
対応バンド・ネットワーク | |
Wi-Fi | 802.11a / b / g / n / |
Bluetooth | 4.2 |
3G | 1/2/4/5/6/8/19/34/39/BC0,BC1 |
4G | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B |
docomo対応 | メイン+プラチナバンドなど複数バンド対応 |
Softbank対応 | メイン+プラチナバンドなど複数バンド対応 |
au対応 | メイン+プラチナバンドなど複数バンド対応 |
SIM | NanoSIM×2 |
20,000円以下とは思えないスペックで、特にSoCの性能が価格に対して高すぎる…。
「Helio P60」は「Snapdragon 660」と同等くらいの性能なので、Xiaomiのスマホぐらいしかコスパで対抗できるメーカーはないでしょう。
スペック面での欠点を上げれば、ハイエンドクラスのスマホに比べてカメラ性能が落ちるって所ぐらいしかないですね。
「UMIDIGI F1 Play」との違い
「UMIDIGI F1」と兄弟機種「UMIDIGI F1 Play」との違いは、RAM/ROM容量の違いとカメラ性能です。
具体的には、「UMIDIGI F1」が4GB/128GB+16MPリアカメラ、「UMIDIGI F1 Play」6GB/64GB+48MPリアカメラとなっており、ROMのみ「UMIDIGI F1」が上回っています。
ストレージの量を重視する人は「UMIDIGI F1」、カメラや重いゲームを重視する人RAM容量「UMIDIGI F1 Play」を選ぶと良いでしょう!
私の場合は性能面ではどちらでも問題ないので、価格が3,000円ほど安かった「UMIDIGI F1」を購入しました。
ちなみにデザインは全く同じなので、見た目上はわかりません。
- デザインは全く同じ
- 違いはRAM/ROM容量とカメラ性能
- 「UMIDIGI F1」=4GB/128GB+16MPリアカメラ
- 「UMIDIGI F1 Play」=6GB/64GB+48MPリアカメラ
- ROMのみ「UMIDIGI F1」が上回っている
- カメラや重いゲームを重視するなら「UMIDIGI F1 Play」
対応バンド
国内LTEバンド | UMIDIGI F1 | docomo | au | Softbank | 備考 |
Band 1 2.1MHz |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
Band 3 1.8GHz |
◯ | ◯ | ◯ | 東名阪限定 | |
Band 8 900MHz |
◯ | ◯ | |||
Band 11 1.5GHz |
▲ | エリアが限定的 | |||
Band 18 800MHz |
◯ | ◯ | |||
Band 19 800MHz |
◯ | ◯ | |||
Band 21 1.5GHz |
▲ | 日本独自の帯域 | |||
Band 26 800MHz |
◯ | ◯ | |||
Band 28 700MHz |
◯ | ▲ | ▲ | ▲ | エリアが限定的 |
Band 41 2.5GHz |
◯ | ◯ | ◯ | WiMAXやAXGP | |
Band 42 3.5GHz |
◯ | ◯ | ▲ |
キャリアアグリゲーション用帯域
|
国内で使うには対応バンドも重要です。
私のメイン機種の「Xiaomi Mi A2」では、docomoのプラチナバンドは使えないので出来れば全キャリアのプラチナバンドに対応しているのが理想です。
それでいくと「UMIDIGI F1」は、LTEのプラチナバンド全てに対応していますね。
正直これは凄い…。
中華製のスマホは、Softbankのプラチナバンドにしか対応してないケースが多いので多くのユーザーに適応するでしょう。
しかし、au系の回線の場合は注意が必要です。
というのも、auの3G回線には対応していないので、通話をするにはLTE回線でVoLTEで接続する必要があるのですが、現状不明なのでau回線で利用する場合は必ず確認してから購入しましょう。
対応バンドについて詳しく知りたい場合は[スマホの対応バンドと確認方法を徹底解説!!]をご覧くださいませ。
「UMIDIGI F1」のデザインチェック
基本スペックがわかったところで、気になる「UMIDIGI F1」の開封からデザインまで見ていきましょう!
UMIDIGIらしい漆黒の「外箱」
UMIDIGI「Uwatch2」の外箱と同様のデザインで価格以上の高級感です。
近年中華メーカーで人気がでるところは、本体だけではなくパッケージ全体でデザインを意識してる感じがして好感が持てますね!
開封直後に出てくる「thanksカード」
日本製ではあまり見かけないthanksカードが入っています。
厚手の紙で作られており、最新のデバイスには全て同梱しているのでしょう。
謎に高級感漂う「説明書の封筒」
もっとも高級感を感じたのが、説明書が入った封筒です。
ザラザラとした、厚手の紙に濃い目のグレー配色にゴールドの文字。
パッケージ内で本体も余裕で上回る質感!
封筒内の「SIMピン」と「説明書」
高級感漂う封筒を開けると出てくるのがSIMピンと説明書。
説明書は殆ど英語で、最後の方に日本語で基本的な部分のみ説明が記載されています。
私を含め殆どの人が説明書は読まないでしょうから英語でも問題ないですね。
赤の「USBケーブル」と黒の「充電器」
おっと!ここにきてやっと手抜きの部分がでてきました!
充電器のサイズとケースのサイズが合っていません。(笑)
充電器は日本で使えるものなので、おそらく海外製の充電器を日本で販売するように日本製に替えたらサイズが合わなかったのでしょう。
気になるのは赤の充電ケーブル、この色合いは好みが激しく分かれそうです。
ちなみに私は使う事はないと思います…。
値段以上にしっかり作られた「同梱物」
「UMIDIGI F1」の同梱物は以下の通り。
- 本体スマホ× 1
- 本体ケース× 1
- 充電器× 1
- USB-TypeCケーブル× 1
- SIMピン× 1
- 取扱説明書× 1
- thanksカード× 1
最近ではかなり人数は限られますが、初めてスマホを購入する人や充電器が欲しい人には付属品として付いてくるのはありがたいですね。
質感の高いユニボディと狭額ベゼルの「本体」
水滴型ノッチを採用し、92.7%画面占有率の超縦長ディスプレイとプラスチックのユニボディーは思ったより良い感じ。
プラスチックボディーなので質感は全く期待してなかったのもありますが、触り心地がアルマイト処理したアルミを柔らかくした感じでプラチック感がかなり低くなっています。
金属ボディーにガラスでサンドイッチするタイプのデザインが近年のトレンドですが、悪くないです。
通知も使える「水滴型ノッチ」
iPhoneの様に大きめのノッチだと通知が犠牲になってしまいますが、水滴型ノッチでは通知領域も使えてデザイン的にもスマートになるので大満足!
アルミユニボディーに見える「背面」
プラスチックの素材の背面の見た目は、完全にアルマイト処理されたアルミユニボディーです。
見た目での判別は、アンテナ線の有無でしか見分けが付きません。
安定感に寄与する「厚み」
5,150mAhの大容量バッテリーを積んでいるので最近の端末と比べると流石に8.8mmは厚みがあります。
しかし、持ち安さと言う意味では逆に安定して持ちやすいです。
メインの「Xiaomi Mi A2」が7.3mmとかなり薄いサイズですが、ケースを付けないと落としそうになるので、ある程度の持ち安さは重要になります。
出べそをほぼ回避した「リアカメラ」
厚みがあるおかげで、リアカメラが飛び出てしまう出べそ化現象をほぼ回避出来ています。
そのため、机に置いたときも不安定になりません。
激安端末には珍しい「USB-TypeC端子」と「3.5mmイヤホンジャック」
真っ先にコスト削減の対象となるUSB端子に、TypeCを採用しているのは非常に有り難いの一言!
私の場合、充電環境がほとんどTypeCなのでMicroUSB(USB/Micro B)だと付け替えが面倒。
他にも3.5mmイヤホンジャックもついているので、ワイヤレスイヤホンの故障やバッテリー切れなど緊急の時に役に立ちますね!
質感の高い付属の「TPUケース」
本体用のケースはハイクオリティーです。
一見ハードケースっぽく見えますが、かなり硬めのTPUで背面や側面には加工が施されています。
本体にバッチリはまる「TPUケース」
付属のケースだけあってめちゃくちゃガッチリとハマり、加工が施されているので滑り止め防止にもなります。
つけ外しはTPUとは思えないぐらいしにくいですが、つけている時の一体感とクオリティーは付属品のレベルを超えた出来ですね。
DSDVに対応した「SIMスロット」
SIMスロットは、SIMピンで開けるタイプ。
最近では殆どのスマホがこのタイプですね。
デザイン的には文句なしですが、海外で現地のSIMを入れる際にSIMピンや細長い棒を用意しないといけないので意外と面倒。
疑惑の「重量」
おっと!
公式の重量より6gオーバーしています。
Ankerにはじまり中華系メーカーの場合、多少の重量のズレはもはや恒例行事。(笑)
6gぐらいだと正直体感でわからないので問題ないですが、中華メーカーはなぜこんなに公式値より僅かながら差が出るのか不思議です。
「UMIDIGI F1」のディスプレイ
「UMIDIGI F1」のディスプレイは、めちゃくちゃ綺麗です。
最近のフラグシップのディスプレイに使われる有機ELと比べるとさすがに劣りますが、LCD(液晶)の中では間違いなく上位の表現力となってます!
手持ちの「Xperia XZ」や「Xiaomi Mi A2」と比べても黒の沈みもしっかりしていて色のバランスも文句なしです。
「UMIDIGI F1」のカメラ性能
評判より綺麗に写真が撮れると思います。
今回、比較した写真では色ムラの色合いに不自然差もなく悪くないです。
ただ、何枚か撮影したところ、被写体によっては色がやや不自然に加工されたりする事もあるのでソフトのチューニングはもう一歩といったところ。
正直、同じ価格帯のXiaomi Mi A2の方が写真に限らずクオリティーは高いです。
Band19に対応していない点や購入のしやすさを考慮しなければXiaomiのコスパの高さにはまだまだ届いていないでしょう。
「UMIDIGI F1」のベンチマークテスト
次は、ベンチマークの数値面から「UMIDIGI F1」をみていきましょう!
今回使うアプリは定番の「Antutu Benchmark」と「Geekbench 4」です。
SoC別のスコアをみたい場合は、[スマホのベンチマークランキング]よりご確認くださいませ。
140,000ポイントを超える「Antutu Benchmark」
「Antutu Benchmark」は、140,770ポイントを超えるパフォーマンスを発揮、20,000円以下でこのスコア超えるスマホってXiaomiしか思いつきません。
Xiaomiが国内で正規の販売がないので、実質的に唯一無二の存在感があります。
また、2016年のフラグシップ端末「Xperia XZ」と「Xiaomi Mi A2」のSoCがそれぞれ「Snapdragon 820」「Snapdragon 660」なので総合性能的には、「Helio P60」を含め近いです。
ただ、内訳をみるとCPU性能では、「UMIDIGI F1」や「Xiaomi Mi A2」が高いですが、GPU性能では「Xperia XZ」が倍近くスコアが高いのでゲームでは差が出るでしょう!
マルチコアスコアの高い「Geekbench 4」
「UMIDIGI F1」は、シングルコアスコアで1,476、マルチコアスコアで5,747と比較的マルチコアスコアが伸びやすい傾向があるようです。
また、3年ほど前のフラグシップ機である「Xperia XZ」にシングルコアスコアでは、劣るもののマルチコアスコアでは圧勝しています。
これはコア数の問題で当然の結果ではありますが、ビックコアを使える「Helio P60」を搭載したことで、シングルコアスコアが今までのUMIDIGIとは桁違いに伸びているので大幅に使用感が改善しているのでしょう。
「UMIDIGI F1」と「Xperia XZ、Xiaomi Mi A2」の使用感比較
「UMIDIGI F1」と「Xperia XZ、Xiaomi Mi A2」を比較するとベンチマーク同様、数字と非常に近い使用感を得られます。
ただ、基本はヌルサクで使える3機種ですが、長時間使用していると挙動に差がでてきて「Xperia XZ」は製造プロセスの問題からか、やや発熱が多く一度熱くなってしまうとカクカクな動作になってしまう事があります。
対して「UMIDIGI F1」や「Xiaomi Mi A2」では、発熱することも少なくヌルサクで快適に利用することが可能。
しかし、3Dグラフィックスを扱うゲームでは「Xperia XZ」が最も快適に動作するのでこの辺りもベンチマークテストの結果通りですね。
- 長時間の使用では「Xperia XZ」が発熱が多く動作がカクカクになってしまう
- 「UMIDIGI F1、Xiaomi Mi A2」は発熱する事もなく動作はヌルサク
- 3Dグラフィックスを扱うゲームでは「Xperia XZ」が最も快適に動作する
「UMIDIGI F1」を1週間使った感想
それでは「UMIDIGI F1」を一週間使って見えてきた感想をまとめます!
スワイプジャスチャーが選択可能
最近のAndroid端末では、ほとんどカスタムされたOSを使っているのでジャスチャーは珍しくはなくなってきましたが、「UMIDIGI F1」も当然設定可能です。
Android 9.0から採用されたピルとバックボタンだけの構成に近いジャスチャーも可能で、純正より優れているポイントは、ほぼフルスクリーンにできる点。
実質的にAndroid 10を先取りしている感じで、純正とは異なりピルなどもなくほぼジェスチャーだけで使えます。
そのためディスプレイを広く使え多くの情報を閲覧可能にしてくれまが、ちょっと慣れが必要なので最初のうちは苦労するかもしれません。
ヌルサク動作
上記の動画を見てわかる通り、問題なくヌルサクで動きます。
ブラウザの高速スクロールでも問題なく描写がついてくるのでストレスなく利用可能!
ローエンドモデルとの差はやはりこういうレスポンスなど細かい部分に現れますね。
高速の指紋認証と顔認証
指紋認証も顔認証も高速です。
最近のフラグシップでは当たり前ですが、指紋認証は精度が高く触れたら一瞬で起動します。
激安のスマホだと精度悪かったりすることも多いですが、そんなことはありませんでした。
また、顔認証に対応したスマホを使うのが今回初めてでしたが、想像以上に便利です!
ただ、マスクをしていたり角度が悪いと使えないのは若干不便な面も有り、メインのセキュリティーはどうしても指紋認証になってしまいますね。
厚みと丸みがあり持ちやすい本体
大容量バッテリーのためか、若干厚みのある本体のおかげでケースなしでも安定感が良く持ちやすいです。
また、プラスティックボディーなので硬さを感じないのも意外と持ち安さに貢献してる気がします。
冬などはアルミボディーだと冷たくなってしまう事がありますが、「UMIDIGI F1」はプラスティックなので裸でも問題なく利用可能です。
GPSの精度が低い
Google Mapを利用して若干不便だったのが、GPSの精度。
といっても位置がずれるとかそこまで酷いものではありませんが、スマホの向きに対して方向が合わないことがちょくちょく発生します。
原因の特定は出来ませんが、目的地への移動の際にGoogle Mapのみで移動する人や、方向音痴な人にはやや不便です。
私も方向音痴の傾向があるので、初めての場所で方向がわからないのは辛い部分があります…。
バッテリーの持ちが半端じゃない
5,150mAhの大容量バッテリーを搭載しているだけあってバッテーリ持ちは半端じゃないです!
使い方にも大きく左右されますが、私の場合は2日は使えます。
必然的に充電の回数も減るので、バッテリーの寿命も伸び、更にバッテリー容量の割に軽いです。
国内主要バンドにほぼ対応
「UMIDIGI F1」は、国内のLTEバンドにほぼ対応しています。
中華スマホでは、ドコモのB19と言われるプラチナバンドに対応してないことが多いです。
MVNOを含めドコモの回線を利用する人が一番多いので、SIMの汎用性が高まり利便性が増しますね!
※auでVOLTEが使えるかどうかは未検証なのでau系のSIMを利用したい場合、購入前にご確認することをおすすめします。
USB-PDに対応していない
ちょっと残念だったのは「USB-PD」に対応してない点。
「USB-PD」に対応した充電器やバッテリーが急速に普及してきているので対応してくれると有り難かったです。
SoCがMediaTekの「Helio P60」なのでQualcommの「QuickCharge」も使えないため急速充電は充電器側の急速充電機能に頼ることになります。
「UMIDIGI F1」がおすすめな人
「UMIDIGI F1」は、安くて快適に利用できるスマホを探している人におすすめ。
20,000円を切る価格に必要十分な基本性能、充電端子などのコスト削減対象部分までハイエンドよりの仕様になっているため、手抜き部分が少なくコスパが非常に高いスマホです。
逆に、3Dグラフィックスゲームを中心に利用する人やカメラ性能を重要視する場合は、ハイエンドモデルではないためおすすめできません。
とはいえ、値段を考えるとゲーム性能も日常利用での快適性も高く、バッテリー容量も多いので、余程のヘビーユーザーでなければ満足の行く買い物になると思います。
iPhoneを使っている人で試しにAndroidスマホが欲しいといった場合でも選択肢に入れていいスマホです!
「UMIDIGI F1」レビューのまとめ
「UMIDIGI F1」は、ミドルレンジスマホながら一般的な利用でも必要十分以上の性能と圧倒的なバッテリー容量で多くの人におすすめできるスマホに仕上がっています。
特に価格面が重要で20,000円を切る価格でここまで性能が高い機種は国内では選択肢がありません。
しかし、ちょっと気になるのはBluetooth接続でイヤホンを使う時のコーデック、おそらくSBCとAACにしか対応してないと思います。
一応AACに対応しているので、ハイスペックでなくても快適に使えるようになってきたスマホにおいて最高の選択肢の1つになるでしょう。