安価な1,000円を切るコスパの良いキーボードは探せば結構見つかるものです。
前回、Amazonのキーボードの売れ筋ランキング4位のエレコム「tk-ffcm01bk」をレビューしましたが、非常に出来の良いキーボードで驚きました。
キーボードの売れ筋ランキングにはまだ1,000円以下で購入できるキーボードがあるので使用感を試すべく今回購入したのが売れ筋ランキング9位のバッファロー「bskbu105bk」!
ちなみにキーボードは、以前1,000未満で購入したアイソレーションのバッファロー「bskbu15bk」のベーシックバージョンです。
ということで、今回はバッファロー「bskbu105bk」を「bskbu15bk」との比較を交えてレビューしていきます!
バッファロー「bskbu105bk」の概要と特長
バッファロー「bskbu105bk」は、カーブデザインにすることで手首と親指にかかる負担を軽減する構造を採用したベーシックなメンブレンキーボード。
PlayStation4やNintendo Switchなどのゲーム機にも対応し、ゲーム用としても利用できるため汎用性は高めです。
同じく1,000円以下のバッファロー「bskbu15bk」のシンプルなデザインと比べてしまうと見ため的に劣ってしまいますが、1,000円以下で普段使いやゲーム用としても使用できるため、お得に仕上がっています。
- 基本的な機能のみのベーシックキーボード
- カーブデザインで負担軽減
- Nintendo Switch/PlayStation4対応
バッファロー「bskbu105bk」のスペック
バッファロー「bskbu105bk」 | |
テンキー | 有り |
キースイッチ | メンブレン |
インターフェース | USB Type-A |
キー配列 | 日本語108キー |
押下圧 | 不明 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 3mm |
角度調節機能 | 二段階 |
Winキーロック | 不明 |
高さ・幅・奥行き | 23mm×441mm×148mm |
重量 | 約520g |
対応OS | Windows 10/8.1/7/PlayStation4/Nintendo Switch |
1,000円以下でありながら、PlayStation4やNintendo Switchに対応しているのがGood。
日本語108キー付きでキーピッチが19mmと馴染みのあるメンブレンのフルキーボードなので使い勝手は良いです。
バッファロー「bskbu105bk」のデザイン
まずは、バッファロー「bskbu105bk」のデザインを開封から見ていきましょう!
赤を貴重としたお馴染みの「外箱」
外箱はバッファロー「bskbu15bk」同様に質感が低いです。
コストカットの影響を伺えるとはいえ、きちんとキーボード本体の写真がプリントされているので外箱からでもキーボードの外観が確認ができるのはいいですね。
エレコム「tk-ffcm01bk」のダンボール丸出しに比べると遥かに良い(笑)
隙間なく埋められた「本体」
上の写真は開封後の状態です。
隙間なく外箱に本体が埋められていましたが、問題なく取り出せました。
説明書のみの「同梱物」
バッファロー「bskbu105bk」の同梱物は以下の通り。
- キーボード本体×1
- 取り扱い説明書×1
同梱物は説明書だけなので、開封時に中身の部品が多い場合ごちゃごちゃになって必要な部品をなくしてしまう心配がないのは気持ちが楽ですね。
保証書は説明書の一緒になっていて、使用するときにはハサミなどで切り取ってタイプになっているので大切に保管して起きましょう!
下に向かって細くなる「サイド部分」
スタンドがついているので二段階にわけて使用可能。
作りをサイドからよく確認するとわかるのですが、タイピング時に打ちやすい用に若干傾斜がつけられているのが確認できます。
排水用の穴と疑惑の滑り止めがある「背面」
バッファロー「bskbu105bk」には排水機能が付いているので本体裏の穴から液体などをこぼした際に流れ出る構造になっています。
写真では分かりづらいですが滑り止め用のゴムは…、左右の大きさがだいぶ違っていました。
左の滑り用のゴムが大きい為タイピング時にキーボードが「カタカタ」と動き、挙句の果てに左を軸にしてキーボードが簡単に滑ります…。
バッファロー「bskbu105bk」の打鍵感と打鍵音
バッファロー「bskbu105bk」の打鍵感は、バッファロー「bskbu15bk」と比べるとキーの重さも軽くクリック感も薄いのでソフトなタッチでタイピング可能です。
また、本体の構造が傾斜しているとこやキートップにシリンドリカル構造を採用しているため、ミスタイプが少なくタイピングできました。
打鍵音は一般的なメンブレンキーボードより低音が弱く音量も小さく聞こえますが、空を切るような「パスッパスッ」といった音は安っぽく感じてしまいます。
残念な部分は、動画で見てもわかるように滑り止め用のゴムの部分の高さが左右であっていないため、気をつけてタイピングしていても打ち込み時にキーボード本体が「ガタガタ」と動いてしまうのが結構ストレスになりました。
- やや軽めの打鍵感
- シリンドリカル構造でミスタッチが出にくい
- 少し軽い打鍵音でやや小音量
バッファロー「bskbu105bk」のメリット
バッファロー「bskbu105bk」のメリットは以下の3つです。
- PlayStation4やNintendo Switchに対応している
- 傾斜とシリンドリカルによるタイピングが打ちやすい作り
- 手首と親指にかかる負担を軽減するカーブデザイン
①PlayStation4やNintendo Switchに対応している
日本語108キー付きでキーピッチが19mmと一般的なメンブレンのフルキーボードなので使い勝手が良いのに加えてPlayStation4やNintendo Switchに対応しているのは大きなメリットです。
一つのキーボードで2つの用途を使うことができるので余計に場所を取らずに済みます。
また、1,000円以下の金額で購入出来るので失敗を恐れず購入可能です(笑)
②傾斜とシリンドリカルによるそこそこの打鍵感
キーの傾斜とキートップがシリンドリカルになっていることで角度による指の位置やキートップのフィット感を増すことで、タイピングがよりしやすく打ちミスを防ぐ作りになっています。
③手首と親指にかかる負担を軽減するカーブデザイン
本体の最下端を曲線としたカーブデザインの構造にすることで手首と親指にかかる負担を軽減してくれます。
実際、どういう事かと言うとスペースキーの下の面積を大きくして台を作ることで、親指の位置を高く保ち、親指を置く時や動かす際に負担を減らす構造になっています。
バッファロー「bskbu105bk」のデメリット
バッファロー「bskbu105bk」のデメリットは1つです。
①本体がガタガタ揺れる
これは私に限ってのことなのかわかりませんが、滑り止め用のゴムの部分の高さが左右であっていないため若干ガタついてしまいタイピングがまともに出来ませんでした。
特にガラスの用に滑りやすい机で使用するとキーボード本体の左下を起点にコンパスの用に簡単にスライドしてしまいます。
キーボード本体に振動を与えないようにタイピングすれば打つことは可能ですが、もともとキーボードは叩いて入力する物なのでかなり不便。
1,000円未満なので過度は期待はしてないとはいえ、非常に残念です。
バッファロー「bskbu105bk」がおすすめの人
バッファロー「bskbu105bk」は、安い価格で打ち安さや指や手首の負担を軽減するキーボードを探している人やゲーム用にお試しで購入しようと迷っている人におすすめ。
特に1,000円以下の金額で普段使い用キーボードとゲーム用キーボードを1つのキーボードでまかなえてしまうのはポイントが高いです。
逆に、ここが優れているってポイントが少ないので自分の好みが明確にある人はあえて選ぶ必要がないと思います。
また、安く商品を提供できるのは何かしらのコストカットを行っていると思いますが、今回の用にキーボードの打ち込みなどその製品の肝になる部分の不良は結構深刻。
とはいえ、滑り止め用のゴムの部分以外は非常にコストパフォーマンスが良いのでハズレが来ても冷静に対処できる人にはおすすめです!
バッファロー「bskbu105bk」レビューのまとめ
バッファロー「bskbu15bk」が良かっただけにバッファロー「bskbu105bk」には期待しすぎてしまった感があったのかもしれません…。
ぶっちゃけ高い商品を購入しても不良品はあるわけで、コストにおおじてその確率が減っていく物なんじゃないでしょうか。
バッファローもサポートがしっかりとしているメーカーなので連絡をすればきちんと対応してくれます。
私はいちいち連絡するのが面倒くさいのでしませんがね…。