マウスとキーボードとセットがセットになっている「mk235」。
キーボードはメンブレンの薄型フルキーボードとなっており、価格も非常に安かったので購入しました。
結論からいうと、値段の割に使い勝手がよく、文章の入力にも非常に適していてマウスも付属で電池持ちも良い、コスパの高いキーボードです。
1ヶ月ほど使い倒したので気づいた点なども含めて「mk235」のレビューしていきます!
ロジクール「mk235」の概要と特長
ロジクール マウスキーボードセット 「mk235」は、マウスとメンブレンの薄型キーボードが一緒になった格安のセットで売られています。
マウスとキーボードが1つのUSBレシーバーで無線接続可能なので、USB端子に空きが少ない場合など非常に便利。
その他にも[マウスは単3電池2本で12ヵ月、キーボードは単4電池2本で36ヵ月]の利用が可能なので、使い勝手に優れるキーボードです。
無線タイプの欠点の電池切れによる交換や電池ストックの用意は割と面倒なので、低消費電力で長期間使えるのは、地味に嬉しいですね!
- メンブレンの薄型フルキーボード
- マウスとキーボードが一緒になった格安のセット
- 低消費電力で長期間利用可能
ロジクール「mk235」のスペック
ロジクール 「mk235」スペック(キーボード) | |
テンキー | 有り |
キースイッチ | メンブレン |
インターフェース | USBレシーバー |
キー配列 | 日本語108キー |
押下圧 | 55.0±10g |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 2.5mm |
角度調節機能 | 8℃ |
Winキーロック | 有り |
高さ・幅・奥行き | 20.5mm×435.5mm×137.5mm |
重量 | 475g(電池含む) |
対応OS | Windows 10/8.1/8/7/Chrome OS |
ロジクール 「mk235」スペック(マウス) | |
センサー | オプティカル |
解像度 | 1000dpi |
インターフェース | USBレシーバー |
マウス重量 | 70.5グラム |
押下圧 | 55.0±10g |
高さ・幅・奥行き | 35.2mm×61.5mm×97.7mm |
重量 | 70.5g |
対応OS | Windows 10/8.1/8/7/Chrome OS |
薄型にしてメンブレン、かつキーピッチも19mmとフルキーボードの特徴を持ち、押下圧は青軸のメカニカルキーボードと同様の55.0gとなっています。
マウスは、オプティカルタイプとよく使われる赤色LEDを利用しているので、ガラスを使った机での利用には反応しづらいので気をつけましょう。
ロジクール「mk235」のデザインチェック
それでは、ロジクール「mk235」のデザインを開封から観ていきましょう!!
ちょっと安ぽい「外箱」
外箱は値段なりで特に質感が高いといった事もなく、普通のダンボールに印刷しただけといった感じです。
使うわけではないので全く気になりません。
マウスも含まれる「同梱物」
ロジクール「mk235」の同梱物は以下の通り。
- マウス×1
- キーボード×1
- USBレシーバー×1
- 保証規定×1
- 保証書×1
無線タイプなのでケーブルが入っていない為、キーボード本体を取り出すのは引っかかりもなくスムーズに取り出せます。
シンプルで飽きのこない「マウス」
付属品とは思えないぐらいシンプルでカッコいい作りになっています。
使用感としては先端が結構低めになっているので、クリック時に力が入りにくく少し疲れやすいですね。
薄型構造の「メンブレン」
上の写真はサイドからみた状態です。
メンブレンキーボードですが、パンタグラフかと思うぐらい薄い仕上がりになっています。
しかし、質感は値段なりで、プラスチック感全開です。
正直、高級感とはかけ離れた作りになっているので、キーボードに高い質感を求める場合は避けることをおすすめします。
極薄な「キーキャップ」
スイッチ接触部分は通常のメンブレン同様のラバードーム使用していますが、キースイッチの側面を薄い作りにすることで、一般的なメンブレンよりもコンパクトな仕上がりにしています。
ロジクール「mk235」の打鍵感と打鍵音
実際に適当に打ってるところを撮影してみました。
打鍵感は、スペック上の押下圧、55gからは程遠いぐらいの軽い打ち心地です。
そのため長時間のタイピングをしても、非常に疲れにくくストレスなく利用できます。
スペック表記の押下圧以上に軽く感じる要因としては、かなり薄型のメンブレンなのでキーストロークが短く、戻りが遅いため「ふにゃふにゃ」した感覚なってしまうのが大きく影響しているように感じます。
そのため、浅いキーストロークが好きで、打鍵感も軽いのが好みの人には価格の何倍もの打ち心地を得られる可能性があります。
逆に青軸などの「カチカチ」としたスイッチ感がないと駄目な人には、相性が悪いかもしれません。
打鍵音に関してはパンタグラフに近い打鍵音で、一般的なメンブレンの打鍵音より高音が強いです。
また、音量面でもメンブレンとは思えないぐらい音量が抑えられているので、人がいる場所での利用でも殆ど気兼ねすることなく利用ができるでしょう!
- 浅いキーストロークでスペック上の押下圧よりも軽い打ち心地
- 長時間タイピングでもストレスを感じにくく疲れにくい
- 一般的なメンブレンよりも打鍵音は高音が強い
ロジクール「mk235」のマウス
ロジクール「mk235」付属しているマウスは、左右のボタンにホイールと標準的な仕様です。
デザイン、質感的にも付属品とは、思えないぐらいシンプルでカッコよく仕上がりとなっています。
付属品とは思えないレベルで、さすがロジクールといった感じ。
使用感は先端の高さが足りない分、長時間の利用には多少疲れが出ますが、ブラウジングに使う分には十分な性能です。
逆に、普段使っているロジクールM590に比べると長時間での利用やExcelやスプレッドシートを使う際の機能面で差が出てしまうので、仕事で使うにはやや満足感に欠ける仕上がりとなっています。
ロジクール「mk235」の3つのメリット
ロジクール 「mk235」のメリットは3点つあるのでそれぞれ紹介していきます。
圧倒的に高いコストパフォーマンス
1,700円前後で無線接続でマウスとキーボードが接続できる商品の中では、「質感、使用感、電池持ち」も良く値段を考えると満足できる仕上がりになっています。
低価格ですが、品質もロジクール製というの事もあり、他の格安キーボードよりも安心感が違います。
1つのUSBレシーバーでマウスとキーボードの接続が可能
セットで購入する事の最大のメリットは、USBレシーバー1つでマウスとキーボード共に接続できることです。
また、無線接続においてもロジクールらしく、切断が起きることもなく安定して使うことができます。
一般的なメンブレンより小音で軽い打鍵感
同価格帯のセット商品に対して、パンタグラフ並に薄いキーボードで、軽い打鍵感といった特徴があるのでパンタグラフ愛用者でも違和感は感じないでしょう。
商品の特徴が好みにハマれば価格以上の使用感を手にすることができます。
ロジクール「mk235」の2つのデメリット
ロジクール 「mk235」にもデメリットが2つあるので紹介していきます。
キーロックの点灯がない
ミスタッチなどでキーロックがかかってしまった場合、「mk235」では視覚的に確認することができません。
例えば[Numlockキー]を押してしまった場合、キーボード側ではLEDなどついていないため打ち込んで確認する必要があります。
[INSERTキー]と[BackSpaceキー]が近い
これは使用している時に気づいたのですが、[INSERTキー]と[BackSpaceキー]が非常に近いため、[BackSpaceキー]を押したつもりが[INSERTキー]を押しているということ頻繁におきました。
ある程度キーボードに慣れることで回避はできますが、最初の内はストレスになる可能性が高いです。
ストレス耐性の低い方には、正直おすすめできませんね。
ロジクール「mk235」がおすすめの人
ロジクール 「mk235」はタイピングが軽く、柔らかい打ち心地の薄型キーボードが好きな人におすすめです。
打鍵感にも書きましたが、非常に軽くタイピングできるので疲れにくく、キーストロークも浅いので長時間の利用にも耐えられます。
また、ロジクール 「mk235」はマウスも付いており、充電の持ちも良くコストパフォーマンスも高いためキーボードの利用頻度が低い人にも最適です。
逆に、キーストロークが長いタイプが好きな人やふわふわした打ち心地が苦手な人、キーボードに高級感を求める人には、全く向かないので購入は避けましょう。
上記の部分が気にならない場合、価格的にも万人におすすめできます。
ロジクール「mk235」レビューのまとめ
1ヶ月ほどロジクール 「mk235」を使用して感じた事は、キーボードは高ければ良いと言う物ではないという事です。
質感などは、10,000円以上のキーボードには劣りますが、3,000円以下でマウスも付属しているにも関わらず期待以上の使用感を得られました。
もちろん、その背景にはキーボードの特徴と私の好み、フィリーリングがマッチした点が大きいので、「mk235」の特徴にフィットした好みを持っている方は値段的にもおすすめできますね!
逆に、ロジクール「mk235」の特徴が当てはまらない人は安物買いの銭失いになってしまう可能性が高いので購入は避けましょう。