ケーブルでワイヤレスイヤホンの充電をするのに煩わしさを感じ、Qi対応の充電器、Anker「PowerWave 10 Pad」改善版を購入しました。
おかげで寝る前などに置くだけでデバイスの充電が可能になり、インターフェイスも確認して充電する必要もなくなり非常に便利。
この便利さに慣れてしまうと、ケーブル充電には戻れません…。
ということで、今回はQi対応したコンパクトな充電器、Anker「PowerWave 10 Pad」改善版をレビューしていきます。
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版の概要と特徴
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版は、コンパクトかつデザインに優れた10Wまで対応したQi規格のワイヤレス充電器。
置くだけで充電が可能なのでインターフェイスを気にする必要もなく、ほどんどのスマホもケースをしたままで充電する事が可能です。
また、本体はコンパクトなパッド型で場所は取らず、表面にはゴム製の加工がされているので充電の際もデバイスが滑りにくい作りになっています。
充電器は別途で用意する必要がありますが、価格はAmazonで約2,000円とコスパも抜群のワイヤレス充電器です。
- 10W対応のワイヤレス充電器
- 丸型でインテリアの溶け込みやすいデザイン
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版のスペック
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版 | |
規格 | Qi |
出力 | 5W / 7.5W / 10W |
入力 | 5V-2A / 9V-2A |
入力対応規格 | QuickCharge2.0/3.0 |
インターフェイス | microUSB×1 |
サイズ | 100mm x 100mm x 11mm |
重量 | 67g |
カラー | ブラック/ホワイト/ブルー |
同梱物 | 本体×1 Micro USB×1 取扱説明書× 1 イラスト説明書× 1 |
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版のサイズは厚みは違いますが、コースターぐらいの大きさで、非常にコンパクトなので場所を取りません。
Qi認証を取得しているのでQi対応した製品は安心して使う事が出来ますね。
また、同梱物に充電器が入っていませんが、充電用のmicroUSBのケーブルが入っているのでPCやモバイルバッテリーなどに差し込めばすぐに利用可能です。
7.5wや10wの充電はQuickCharge2.0/3.0対応の充電器が必要になるので必要な人は別途用意しましょう。
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版のデザインチェック
ここからは、Anker「PowerWave 10 Pad」改善版の開封からデザインのチェックをみていきます!
白と青の平べったい「外箱」
外箱はAnkerお馴染みの白と青をベースとした作り。
モバイルバッテリー用の外箱とは違い、薄く平べったくスリムです。
外箱の裏側にはQi認証取得のマークが記載されています。
内箱を取り出すとすぐに説明書と本体がお目見え。
内箱の上部に出っ張りが付いているので取り出す際も楽に取り出せます。
イラストの説明書が付いた「同梱物」
同梱物は以下の通り。
- 本体×1
- microUSB×1
- 取扱説明書× 1
- イラストの説明書 ×1
中身は少なくシンプル。
充電器は同梱されておらず充電用のMicro USBのケーブルのみです。
取扱説明書は日本語を含めた13ヶ国語で記載されており、イラストの説明書には充電する時の注意点がイラストでわかりやすく説明されています。
コースターサイズのコンパクトな「本体」
本体はコースターサイズで非常にコンパクト。
中心にはワンポイントとしてAnkerのロゴが表記されており、質感はマッドでしっとりしています。
もともとAnker「PowerWave 10 Pad」改善版はパッド型なので充電の際のデバイスが滑り落ちにくいですが、表面にゴム製の加工をする事でより安定して充電する事が可能です。
本体裏側にも同様にゴム製の加工が施されているので本体のズレも起きにくくなっています。
microUSBでも問題のない「インターフェイス」
インターフェイスはMicro USBですが、充電はワイヤレスで行うので問題なし!
充電用のMicro USBケーブルが同梱物に入っているので設置時に差し込む向きだけ気にするだけです。
マジックテープが付いた「ケーブル」
充電用のmicro USBケーブルは太さもありしっかりとした作り。
ケーブルには束ねる用にマジックテープが付けられているので使用しない時はコンパクトにする事が可能です。
大きすぎず明るすぎない「LEDランプ」
本体の状態を知らせてくれるLEDランプは大きすぎず明るすぎず控えめです。
最初は少し視認性が悪いと感じましたが、就寝時など部屋を暗くした際の充電を考えるとこの大きさと明るさは納得。
LEDランプの発光パターンについては以下になります。
LED発光パターン | 意味 |
青色に3秒間点灯後に消灯 | 電源に接続 |
青色に点灯 | 充電中 |
青色に点滅 | 充電時に異物などの異常を検出 |
緑色に点滅 | 互換性のない充電器を使用している |
点灯以外の発光を繰り返したした時は何かしらのトラブルが起きていると覚えておくと良いでしょう。
公式通りの軽い「重量」
重量は公式通りの67g。
手にとってみても軽く、見た目通りのサイズ感と重さです。
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版の使用感
ここからはAnker「PowerWave 10 Pad」改善版の使用感について解説していきます。
今回はワイヤレスイヤホンで充電しましたが、スマホなどの場合は以下の状態だと充電されないので必ず確認してから充電しましょう。
- 磁石や鉄製プレートを入れたケース
- ポップソケット付けのケース(バンカーなど)
- 5mmの暑さのあるケース
ケースにクレジットカードを入れている場合も充電出来ないので注意です。
トラブルなく充電したい場合は予め本体だけを乗せるようにしましょう。
ケーブルには劣る「充電速度」
今回Anker「Soundcore Liberty Air 2」をフル充電した際の時間は約3時間30分程。
ケーブルで充電した場合は2時間でフル充電されますが、寝る前などに置いて充電すれば朝には充電されているので十分許容できる充電速度です。
ちなみにスマホを充電する場合は、QuickCharge2.0/3.0対応の充電器を利用する事をおすすめします。
対応しているスマホにもよりますが、iPhone11などは最大7.5の出力、Galaxy S10などは最大10Wの充電が可能です。
日常生活では問題ない「コイル鳴き」
ワイヤレス充電中にはコイル鳴きが発生しますが、生活音にかき消されるレベルの音なので特に気にする必要は無し!
音は「ジジジ」といった感じでそれほど気になりませんが、就寝時などAnker「PowerWave 10 Pad」改善版を近くに置きすぎていると音が少し邪魔になるかもしれません。
その場合は少し離れた場所に置くことで聞こえなくなるので、コイル鳴きが気になる場合は距離を取りましょう。
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版がおすすめの人
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版はワイヤレスイヤホンの充電にQi対応のコンパクトな充電器を探している人や、ケーブル充電を煩わしく思っている人におすすめです。
置くだけで手軽に充電が可能な上、インターフェイスもいちいち気にする必要がないのは非常に便利。
しかし、ワイヤレス充電は電力を磁束に変換するロスがある為、電力をそのまま送れるケーブル充電よりも遅くなってしまうので、充電速度を重視する人はあまり魅力に感じないでしょう。
とはいえ、スマホもも充電できて価格も約2,000円と安く、お試しのワイヤレス充電器としての購入も十分おすすめできます。
Anker「PowerWave 10 Pad」改善版のレビューまとめ
コンパクトで手軽に充電でき、価格も約2,000円とコスパも良いAnker「PowerWave 10 Pad」改善版。
就寝時に充電してしまえば、殆どの物が朝にはフル充電されています。
ワイヤレス充電に慣れてしまうとケーブル充電に戻れないくらい便利なので、気になる人はお試しで購入してみるのもアリです。