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Xiaomi「Redmi Note 9S」レビュー!!待ち望んだ圧倒的コスパのスマホ

Xiaomi「Redmi Note 9S」レビュー!!待ち望んだ圧倒的コスパのスマホ

世界最高レベルの高コスパスマホを販売するXiaomi

2019年には日本にも上陸しXiaomi「Mi Note 10」を発売しましたが、ブランディングのため価格を上昇させている「Mi」シリーズでは、今までXiaomiが実現してきたコスパと比べると肩透かし感が強いものでした。

しかし、2020年6月9日、遂に現在世界トップクラスのコスパシリーズの「Redmi」から「Redmi Note 9S」と日本でも発売!

価格設定も既に発売されいている海外と同じ価格に設定されているため、消費税を考えると恐ろしいコスパに!

そんな国内最高レベルのコスパスマホを買わないわけには行かないので発売日にさっそく購入。

とうことで、コスパが高いと言われるXiaomi「Redmi Note 9S」の安いだけでは終わらない、質と性能の高さをしっかりレビューしていきます。

Contents
  1. Xiaomi「Redmi Note 9S」の概要と特長
  2. Xiaomi「Redmi Note 9S」のスペック
  3. Xiaomi「Redmi Note 9S」のデザイン
  4. Xiaomi「Redmi Note 9S」のディスプレイ
  5. Xiaomi「Redmi Note 9S」のカメラ性能
  6. Xiaomi「Redmi Note 9S」のベンチマークテスト
  7. Xiaomi「Redmi Note 9S」の使用感
  8. Xiaomi「Redmi Note 9S」の購入先
  9. Xiaomi「Redmi Note 9S」がおすすめな人
  10. Xiaomi「Redmi Note 9S」レビューのまとめ

Xiaomi「Redmi Note 9S」の概要と特長

Xiaomi「Redmi Note 9S」の概要と特長

Redmi Note 9S」は、Xiaomiのコスト重視のサブブランドで、上位に相当する高い基本性能とクアッドレンズを搭載したミドルハイクラスのスマホです。

カメラや基本性能が高いだけでなく、筐体の塗装の仕上げやデザインもハイエンドモデルと変わらないレベルを実現しています。

また、5020mAhの大容量バッテリーやUSB-PDが利用できる18Wの急速充電が登載されているためバッテリー残量に気を使わなくて済むなどなど高いユーザビリティーも確保。

液晶ディスプレイも最高レベルの画面占有率91%のため、高い没入感を感じることが出来、ゲームや映画などを存分に楽しむことが出来るまさにコスパ最高スマホとなっています。

  • ミドルレンジの上位の性能
  • 4眼カメラ
  • 画面占有率91%

Xiaomi「Redmi Note 9S」のスペック

Xiaomi「Redmi Note 9S」のスペック
デバイス情報
メーカー Xiaomi
デバイス名 Redmi Note 9S
発売日 日本:2020/6/9 海外:2020/03
発売地域 日本/海外
ハードウェア情報
ディスプレイ 6.67インチ 液晶(Tiny Dot Display)
ノッチ パンチホール
解像度 2,400×1,080/FHD+
画素密度 395ppi
アスペクト比 20:9
画面占有率 91%
バッテリー容量 5,020mAh
充電対応規格 USB-PD 18W対応
接続端子 USB Type-C
サイズ 165.8mm x 76.7mm x 8.8mm
重量 209g
防水/防塵 P2i撥水ナノコーティング
本体カラー オーロラブルー/グレイシャーホワイト
システム情報
OS MIUI11(Android 10)
SoC Qualcomm「Snapdragon 720G」
CPU Kryo 470(A76)×2+Kryo 460(A55)×6
GPU Adreno 618
Antutu V8 約250,000
Geekbench 5 約570/1700
メモリとストレージ
RAM/ROM 4GB LPDDR4X+64GB/6GB LPDDR4X+128GB
外部ストレージカード microSDXC(最大512GB)
カメラ情報
メインカメラ 標準:48MP/F1.79/1/2.25/手ブレ補正
超広角:8MP/F2.2
マクロ:5MP/F2.4
深度:2MP/F2.4
フロントカメラ 16MP/F2.48
ムービー 4K(30pps) 1080p(120fps) 720P(960fps)
機能仕様・センサー
セキュリティー 指紋認証/顔認証
GPS A-GPS対応/GPS/GLONASS/BeiDou/GALILEO
センサー 顔認証/加速度センサ/マイク/近接センサ/ジャイロ/コンパス/赤外線センサー
イヤホンジャック 有り
NFC 非対応
対応バンド・ネットワーク
Wi-Fi Wi-Fi 2.4 GHz + 5 GHz 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth5.0+ LE
3G B 1/2/4/5/6/8/19
4G B 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/B38/40/41
docomo対応 メイン+プラチナバンドなど複数バンド対応
Softbank対応 メイン+プラチナバンドなど複数バンド対応
au対応 メイン+プラチナバンドなど複数バンド対応
楽天対応 メインバンドとauバンドに対応
SIM NanoSIM×2[DSDV]
その他
価格 RAM:4GB+ROM:64GB[約24,800円]
RAM:6GB+ROM:128GB[約29,800円]
公式サイト Xiaomi
販売サイト Amazon
gooSimseller
IIJmio
LINEモバイル

Snapdragon 720Gを搭載していて24,800円から購入できるモデルは国内に他にないでしょう。

おまけにDSDSではなくDSDVに対応しているので、LTEで同時待ち受けできます。
この価格帯では本当珍しい。

気になる点は「P2i撥水ナノコーティング」と言われる防水。
一般的な防水の規格ではないため性能が不明ですが、10年の歳月をかけて開発した防水なのである程度期待はできそうです。

また、Wi-Fiも 802.11acまでの対応となっているので、「Wi-Fi 6」と呼ばれる802.11axは非対応。
アクセス部分がまだまだ追いついてないので重要性は低く、NUROなどの高速回線を利用していて重いファイルのやり取りをする人以外気にする必要はなさそう。

国内全キャリアの主力帯域が利用できる「対応バンド」

国内LTEバンド Redmi Note 9S docomo au Softbank 楽天 備考
Band 1
2.1MHz
主力
Band 3
1.8GHz
東名阪限定
Band 8
900MHz
プラチナバンド
Band 11
1.5GHz

(au)
局所的
Band 18
800MHz
プラチナバンド
Band 19
800MHz
プラチナバンド
Band 21
1.5GHz
局所的
Band 26
800MHz
Band 28
700MHz
エリアが限定的
Band 41
2.5GHz
WiMAXやAXGP
Band 42
3.5GHz
キャリアアグリゲーション用帯域
3Gバンド Redmi Note 9S docomo au Softbank 楽天 備考
Band1
2.1GHz
主力
Band6
800MHz
FOMAプラスエリア
Band8
900MHz
プラチナバンド
Band9
1.7GHz
Band11
1.5GHz
局所的
Band19
800MHz
一部FOMAプラスエリア
BandBC0
800MHz
CDMA2000
CDMA2000
プラチナバンド

対応バンドは完璧とはいえないものの、楽天も含めたキャリアの主要バンドとプラチナバンドに全て対応しているので、どのキャリアでも実用上全く問題ないレベルで利用できますね。

また、Xiaomi「Redmi Note 9S」は、海外で先に発売されている海外モデル「Redmi Note 9 Pro」の日本版で、元はプラチナバンドにSoftbank回線しか対応していなかったため、日本発売の恩恵を感じられます。

対応バンドについて詳しく知りたい場合は[スマホの対応バンドと確認方法を徹底解説!!]をご覧くださいませ。

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Xiaomi「Redmi Note 9S」のデザイン

スペックに続いてXiaomi「Redmi Note 9S」のデザインを開封と一緒に見ていきましょう!

高級感はないが質感の高い「外箱」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「外箱」

HUAWEI P30 Lite」と比べるとデバイスの印刷やMiロゴのせいか、高級感はありません。

しかし、質感はサラサラとして分厚いため同等レベルで高く、毎度のことながら中華メーカーのトップクラスは細部までクオリティーが高い。

シートに包まれた本体の上に同梱物がある「内箱」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「内箱」

Xiaomi「Redmi Note 9S」は、同梱物の一部が本体の上に収納されているタイプ。

本体にはシートが貼られていますが、シートより袋に入れてくれた方が正直楽ですね。

18W充電器が付属している「同梱物」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「同梱物」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の同梱物は以下の通り。

  • スマホ本体×1
  • 対応充電器×1
  • USB/TypeA to TypeCケーブル×1
  • TPUケース×1
  • 説明書×1
  • 保証書×1

SHARP「AQUOS R2 Compact」では、価格が高い割におまけ程度の充電器だったのに対して、18Wの急速充電に対応した充電器同梱されているので買い足さずそのまま利用できます。

とはいえ、充電器の出力側はUSB/TypeAなので、USB-PDには対応しておらず少し残念です。

狭額ベゼル+大画面の「本体」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「本体」

Xiaomi「Redmi Note 9S」は、金属製のフレームにガラスでサンドイッチしたデザインと91%という液晶としては驚異の画面占有率です。

また、サイドが丸くなっていてベゼルが狭いのでより一層没入感高められるデザイン。

画面サイズが6.67インチと多くのスマホより一回り大きいサイズではあるものの、19:9や18:9のアスペクト比が主流の中、20:9へ更に縦が伸びているので、インチ数ほど横幅は大きくなくなんとか片手操作できます。

「Xperia 1」がアスペクト比21:9なので、一般的なスマホのアスペクト比とのちょうど間ぐらいです。

中心に穴が空いた「パンチホール」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「パンチホール」

正直中心に「パンチホール」のノッチを採用するなら、ウォータードロップノッチのが見栄えが良い印象。

サイドにパンチホールを配置した「Google Pixel 4a」も同様ですが、ステータスバーがウォータードロップノッチか太くなってしまってますからね。

また、ディスプレイにはそのまま利用できるレベルの保護フィルムが最初から貼られているので保護フィルムなど買わずにそのまま利用できのはGood。

複雑な反射をする鏡面仕上げの「背面」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「背面」

今回購入したオーロラブルーの背面は鏡面仕上げで光が複雑に反射します。

とはいえ、一時期流行った虹っぽくギラギラに反射するタイプではなく、割と自然に光がゆらぐ感じで反射するのでわざとらしくなく、飽きが来なそうです。

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「横から背面」

側面の反射は上記の写真の通り。

オーロラブルーの名の通り綺麗な青が自然に反射しています。

クアッドレンズを搭載した「リアカメラ」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「リアカメラ」

Xiaomi「Redmi Note 9S」のリアカメラは、[標準レンズ、超広角レンズ、マクロレンズ、深度レンズ]の4眼構成。

出っ張りは気になるものの中心で四角に囲った上で、カメラを真ん中に密集させているため、デスクに置いても安定感は高めです。

USBTypeCと3.5mmイヤホンジャックを搭載した「インターフェイス」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「インターフェイス」

デザイン的には中心が揃っていないのが若干気になるところですが、ケーブルタイプのイヤホンを使っている人にとっては有り難い3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。

また、インターフェイスは左から[3.5mmイヤホンジャック、USBTypeC、マイク、スピーカー]の構成。

スピーカーが下部に設置されており、1基のみなのでステレオでの再生は出来ませんが、音量も大きく問題なく利用できます。

デザインを活かす透明な「TPUケース」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「TPUケース」

中華メーカーでは最早標準と言っていい付属の保護ケース。

素材はTPUで透明タイプなので長く使うと黄ばみが気になりそうですが、精巧に出来ているので本体とバッチリハマります。

USB部分にはキャップが付いた「ケース装着時」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「ケース装着時」

スマホ本体にTPUケースを装着すると、キャップが付いているのに気づきました。

おそらく、P2i撥水ナノコーティングが防水スマホでよく使われるIP67やIP68より防水性能が低いための防水対策だと思われます。

キャップが付いていると充電が面倒になるので、ちょっと邪魔ですね。

ケース装着後もスムーズに利用できる「指紋認証」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「ケース装着時」

メインセキュリティーは、指紋認証。

Xperiaでよく採用されるサイドに登載されています。

サイドの指紋認証は、全面に比べて邪魔にもならず、背面と比べてデスクに置きながらでも解除できるなど非常に使い勝手が良い配置。

Xiaomi「Redmi Note 9S」は、認証精度も高く爆速なので実利用では個人的には最強の部類です。

また、付属のケースを装着しても干渉することなくスムーズに利用できます。

microSDも利用できる「SIMスロット」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「SIMスロット」

DSDVに対応したSIMスロット。

Xiaomi「Redmi Note 9S」の良いところは2枚めのSIMがmicroSDと共用じゃない点です。

結構、2枚目のSIMスロットに関しては共用になっているデバイスが多いのでmicroSDを使う人で2枚刺し運用する人にとっては地味だけどメリットの大きい仕様。

18W出力に対応した「充電器」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「充電器」

デザインは少し大きめとはいえ、Apple純製の充電器にめちゃくちゃ似たデザインは飽きがこないシンプルイズベストな作り。

また、スペック的には付属にも関わらず18W出力に対応しているので実用性もバッチリです。

この価格帯でもしっかり意味のある物を入れてくるのはさすがXiaomiの一言。

サイズと大容量バッテリーのせいか重めの「重量」

本体単品の重さが公式209gで実測210gとスマホの中では重めの部類なので、軽めのスマホを使っていた場合ずっしり感があります。

しかも、ケース込だと230gとなってしまうので片手で長時間はサイズも相まってちょっと厳しい印象。

とはいえ、5020mAhという圧倒的大容量のバッテリーを搭載しているのでトレードオフといえるでしょう。

Xiaomi「Redmi Note 9S」のディスプレイ

Xiaomi「Redmi Note 9S」のディスプレイ

Xiaomi「Redmi Note 9S」のディスプレイは輝度も高く視野角も広いので、屋外でも屋内でも視認性抜群。

また、解像度がフルHD+の中でも更に縦に長い[2,400×1,080]となっているためChromeなどのブラウザでは、表示領域が広がっています。

アプリによっては変わらないものもありますが、Twitterなどの画面内の表示領域も縦に長くなっているので情報取得ツールとして使いやすいです。

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Xiaomi「Redmi Note 9S」のカメラ性能

Xiaomi「Redmi Note 9S」のカメラUIは、iPhoneに近く、撮影モードがタブ形式になっており、スライドで変更出来るため初見からでもとても分かりやすい。

画質面では結論を先にってしまうと、ハイコントラストや光量が足りない暗所では、階調表現が足りなかったり、ノイズが増えてしまうので「Google Pixel 4a」などのトップクラスと比べると落ちます。

しかし、環境が良いシーンでは見栄えのある解像感の高い写真が撮影可能です。

それでは、48MPの標準カメラを筆頭に4眼カメラを搭載したXiaomi「Redmi Note 9S」のカメラ性能を実際の写真で確認していきましょう。

解像感の高い「標準レンズ」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「標準レンズ」

解像感は文句なし!

写真で見るより実際は、空が少し明るく木の部分は暗いハイコントラストシーンですが、全体的に明るく撮影出来ています。

ノイズも多くないので値段を考えれば十分ハイクオリティー。

とはいえ、空の部分が若干白飛びしてしまい階調表現がなくなってしまています。

普通に難しいシーンなので求め過ぎな気がしますが、この部分を改善できればトップクラスといえそうです。

Xiaomi「Redmi Note 9S」のお弁当

撮影環境が良いシーンでは、色合いやディティールも見栄え良く撮影可能。

特に緑の水々しさがしっかり表現できています。

標準レンズと同等レベルの能力を持つ「超広角レンズ」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「超広角レンズ」

標準が48MPのF1.79に対して超広角レンズが8MPのF2.2なのでハイコントラストの撮影シーンでは差が出るかと思いきや広角になっただけで、解像感も高く殆ど違いはありません。

形だけの4眼ではなく超広角も実用的なレベルに仕上がっています。

境界が見事な「ポートレート」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「木のポートレート」

メインの被写体に対して背景をボカすポートレート。

ソフトウェア的に擬似的に演出しているので背景との境界がおかしくなることがあるのですが、深度センサーを搭載しているためか、しっかり境目が認識できています。

背景は強めにボケるので好みが分かれるものの、被写体が際立つので個人的には好きな演出です。

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「花のポートレート」

先程の木と異なり、複雑な形状の花でも上手く境界が分けられています。

花の部分は風が強かったため若干ピントがおかしくなっていますが、ポートレートは簡単に際立った写真が撮れるので価格を考えなくてもかなり優秀でしょう!

ノイズが目立つ「ナイトモード」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「ナイトモード」

ナイトモードは、ミドルレンジクラスの限界が見えますね。

街灯もありコントラストが極端に強いかなり難しいシーンとはいえ、光量が足りず全体的に暗くなってしまっています。

また、Xiaomi「Redmi Note 9S」は、光量が足りない分をISO感度を上げて補おうとするためノイズがかなり多くナイトモードとしては微妙。

このぐらいの厳しいシーンでの撮影で綺麗に撮影できるスマホは「Google Pixel 4a」ぐらいでしょう。

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「ナイトモード」滑り台

先程より光量があるシーンでは、それなりに明るく撮影可能なのでミドルレンジでは間違いなくトップクラス。

以前撮影した「HUAWEI P30 Lite」よりも明るく撮影出来ています。

とはいえ、ゴーストはそこまで出てないものの、ISO感度が上がっている影響か若干ノイジー。

このように暗所や夜景の撮影は、ハイエンド比べると厳しいですが、Pixelシリーズで利用できるカメラアプリのGCam(Googleカメラ)を使うことで、大幅に改善可能!

GCamをインストールする具体的な方法は、[Xiaomi「Redmi Note 9S」でGCam(Googleカメラ)を使う方法を徹底解説!!]をご覧くださいませ!

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超接写でそこそこ綺麗な「マクロレンズ」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「木のマクロレンズ」

4眼カメラなので5MPでF2.4のマクロレンズも搭載しています。

光量があるシーンであれば十分実用的で超接写が撮影可能。

木の質感がしっかり表現できています。

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「マクロレンズ」

アジサイの接写では、被写体が風で揺れてしまっていたため若干ピントが甘いのですが、色合いが自然。

Xiaomiスマホは色合いが極端に派手にならずに撮影できるのでバランス感が中々優秀。

動画では貧弱な「手ブレ補正」

Xiaomi「Redmi Note 9S」は、動画での手ブレ補正の性能は高くありません。

動画を見て貰えばわかると思うのですが、坂を下る時の振動が補正しきれず、揺れが若干映像に出てしまっています。

とはいえ、画質そのものはそれなりに撮れるので止まって撮影する分にはきになりません。

ちなみに、撮影サイズは4K(30fps)まで撮影可能です。

めちゃくちゃ滑らかな「スローモーション」

Xiaomi「Redmi Note 9S」でもっとも面白かった機能がスローモーション。

動画で見てもらえばわかりますが、めちゃくちゃ滑らかに撮影可能です。

というのも、720P(1,280×720)を960fpsで撮影しているため、以前レビューしたハイエンドのSHARP「AQUOS R2 Compact」より圧倒的に滑らかで見応えのある映像が撮影できます。

また、ただスローモーションで撮影するのではなく、撮影の途中からスローモーションに変わるので変化が非常に面白い!

とはいえ、撮影できる時間が非常に短くスローモーションに変わるタイミングも撮影している時には分からないので撮影が難しい、1~2回の撮影では慣れないので、取りたいシーンがある時は事前に練習が必要でしょう!

Xiaomi「Redmi Note 9S」のベンチマークテスト

Xiaomi「Redmi Note 9S」のベンチマークテスト

Xiaomi「Redmi Note 9S」は、Qualcommの「Snapdragon 720G」を搭載しているのでミドルレンジではGPUが強化されている上位に位置します。

実際に総合スコアの指標となる「Antutu V8」とCPU性能の指標、「Geekbench 5」で測定してベンチマークスコアを見てみましょう!

SoC別のスコアをみたい場合は、[スマホのベンチマークランキング]よりご確認くださいませ。

総合得点約25万点の「Antutu V8」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「Antutu V8」

一般的なミドルレンジが16万点程度でなのに対して、25万点もでているので特別重い3Dゲームでなければ超快適に利用できます。

また、Kirin710などを搭載している「HUAWEI P30 Lite」と比べるとGPUでは2.5倍ほど性能が高いため殆どの環境で快適に使えます。

このぐらいあると2年以上は十分利用出来ますね。

シングル500以上、マルチ1,700以上の「Geekbench 5」

Xiaomi「Redmi Note 9S」の「Geekbench 5」

「Geekbench 5」ではCPUのシングル性能が550を上回ります。

これは2世代前のハイエンド用SoC、Snapdragon 845と同等以上の性能です。

ブラウザやSNSなどの動作では超快適と言って良いでしょう。

逆に、マルチスコアではビックコアが2コアということも合ってシングルコアに比べると抑えめな数値となっています。

Xiaomi「Redmi Note 9S」の使用感

Xiaomi「Redmi Note 9S」の使用感

丸一日使い倒したXiaomi「Redmi Note 9S」の良くも悪くも気になった点は、以下になります。

  • 価格を上回るカメラ性能
  • ロングライフバテリー
  • ピュアAndroidにない機能が豊富なMIUI
  • 大きくて重い

カメラ性能は暗所での撮影を除けばかなりハイレベルでとても24,800円で買えるレベルのカメラではないので満足度は高めのクオリティー。

スローモーション撮影も面白いし、5020mAhのバッテリーを搭載しているだけあって1日使い倒しても途中充電しなくても良いのが地味ですが高評価です。

また、XiaomiなのでAndroid OneなどのピュアAndroidではなく「MIUI」を搭載していてるため、ゲームターボデュアルアプリなど一度使い込んでしまうと、ないと困る状態になってしまうのではと思えるほど機能が秀逸です。

ただし、やっぱりちょっと大きいのがネック、使っていて手が小さい人では片手運用は重いし疲れそうな印象を受けました。

Xiaomi「Redmi Note 9S」の購入先

Xiaomi「Redmi Note 9S」の購入先

Xiaomi「Redmi Note 9S」は、Amazonや楽天以外にもMVNOからも発売されているのでもっと安く買いたいなら利用するのも有り。

OCNモバイルONEならキャンペーンで安く買えることが多い

OCNモバイルONEは、定期的にスマホを大幅な割引で販売することが多いので、更に安く購入したいならOCNモバイルONEから購入するのがおすすめ。

回線とはセットになってしまいますが、MVNOの中では比較的安定して利用できるため、データ通信量があまり多くない人に向いています。

また、OCNモバイルONEは、月間3人までと制限があるものの24時間通話定額も利用できるので総合的にもお得です。

Xiaomi「Redmi Note 9S」がおすすめな人

Xiaomi「Redmi Note 9S」がおすすめな人

Xiaomi「Redmi Note 9S」は、基本性の高いスマホでコスパを求める人やバッテリーの持ち時間を重視する人におすすめです。

というのも「Snapdragon 720G」を搭載しAntutuが25万点オーバーのスマホは国内では他に選択肢がない上、カメラ性能も高くバッテリー容量5020mAhとコスパが圧倒的に高すぎます。

逆に、防水性能やお財布ケータイが必須の人のメインスマホには向きません。

とはいえ、上記の条件に当てはまらなければ唯一無二のコスパを実現しているので買い替えを控えている人には今もっともおすすめのスマホでしょう!

Xiaomi「Redmi Note 9S」レビューのまとめ

スペック、質感、ソフトウェア多くの部分で高いクオリティーのスマホに仕上がっているので「安すぎ!」が正直な感想。

今までは海外通販でしか変えなかったスマホがAmazonやMVNOからも販売されているので昔からXiaomiを使っている人にとっても嬉しいですね。

あとはお財布ケータイ対応を祈るばかり!

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