多くの人が利用するモバイルバッテリー。
ネットなどで探すと数えきれないぐらいの種類が有ります。
選択肢が多いことは喜ばしいこととはいえ、同じ容量でも倍以上価格が違うことや、極端に安すぎた製品も多く不安になる部分も…。
ということで、今回は種類が多く価格差も大きいモバイルバッテリーの値段の相場を徹底解説していきます。
モバイルバッテリーのセグメント毎の値段の相場
結論からいうと、モバイルバッテリーの値段は、販売チャネルやブランド、機能などにより同じバッテリー容量で比較しても大幅に異なります。
それが選びにくい要因となっているので、販売チャネルやブランドの有無などをセグメント毎に分けてみていきましょう!
販売チャネルとブランド
モバイルバッテリーの相場は、ノーブランドで店頭販売を除くことで4つのセグメントに分けることが可能です。
そうすると、図の用にセグメント毎の傾向が以下のように見えてきますね!
- 有名ブランドや店頭販売品は高価
- ブランド名がが有りつつEC主体はコスパ
- ノーブランド×ECは激安
また、コスパと書いていることから分かる通り、Ankerやcheeroなどのブランド名がありつつEC主体で販売しているメーカーが非常におすすめです。
というのも、リチウムイオンバッテリーは、PSEマークがついているとはいえ危険な物なのである程度実績があるメーカーのブランドから選択するのが安全性とコスト面からベスト。
激安の部類に入るモバイルバッテリーは記載されたバッテリー容量以下のモデルや昇圧などを行う電源ICの効率が悪いモデルも多く、スペックだけで見分けることが難しいからです。
また、Ankerやcheeroクラスのメーカーになると保証やサポートもしっかりしているので多くの面でおすすめできます。
大手家電メーカーのモバイルバッテリーに関しては、質としては問題なくても価格がかなり高いです。
ECサイトでSONYなどの商品は、Ankerやcheeroと比べると1.5倍から2倍程で売られていますし、キャリアショップなどの店頭では更に値段が高くなっています。
モバイルバッテリーの容量別の値段の相場
容量の相場は、ECサイトの大手であるAmazon、楽天、ヨドバシなどを参考に容量やブランド毎に総合的に判断していきます。
中でも楽天は、激安のモバイルバッテリーが多数販売されていますので興味がある方は一度見てみると良いでしょう。
自分が欲しいセグメントのモバイルバッテリーの相場がわかると基準ができて選びやすくなるので、容量別の相場をいていきましょう!
5,000mAhのモバイルバッテリーの相場
5,000mAhのモバイルバッテリーでは、上記の画像の通りAnkerやcheeroが約2,000円前後、ノーブランドやマイナーブランド品では約1,000~1,500円前後で購入可能です。
SONYなどの大手メーカーは、約3,500~4,000円前後で販売しているのでコスパが悪く消耗品ということを考えるとあまりおすすめはできません。
10,000mAhのモバイルバッテリーの相場
最も売れ筋の10,000mAhのモバイルバッテリー。
こちらも上記の画像の通りAnkerやcheeroが約3,000円前後、ノーブランドやマイナーブランド品では約1,500~2,000円前後で購入可能です。
SONYなどの大手メーカーは、約5,000~10,000円となっており、パススルーや1,000回の充放電に耐えられるバッテリーなどの機能面で優位な点もあるものの1.5~3倍の価格だとどうしても魅力は薄れてまいます。
また、10,000mAhは各社が最も力をいれておりラインナップも価格面でもお得感が高いで余程の事情がなければこのクラスが最もおすすめです。
20,000mAhのモバイルバッテリーの相場
20,000mAhを超えるバッテリー容量のモデルになると価格差はかなり開いてきます。
Ankerやcheeroなどのコスパの優れるメーカーのモデルは、約5,000円前後の値段です。
対して、ノーブランド品などのモデルでは多くの商品が2,500円以下で購入可能です。
SONYなどの大手家電メーカーのモバイルバッテリーでは、約15,000円前後とかなりの高額になっているので価格差を考えてしまうとおすすめできる要素がなくなってしまいます。
また、ノーブランド品の場合容量が表記と異なることがこのクラスでは多いです。
そのため安全性の面から考えてもノーブランド品は避けたほうが良いでしょう!
モバイルバッテリーの値段以外にみるべきポイントは?
モバイルバッテリーの値段以外にみるべきポイントは、下記の6つです。
ポイントを把握することで自分のライフスタイルにあったモバイルバッテリーを選びましょう!
- バッテリー容量
- サイズと重量
- 急速充電と出力
- ポート数と接続端子
- ワイヤレス充電機能
- 充電効率と実測値
この中でもバッテリー容量や急速充電は実利用にも大きく影響するので必ずチェックしましょう。
特に急速充電に関しては、今後主流の「USB-PD」対応モデルが無難ですが、モバイルバッテリーだけでなくUSBケーブルやスマホなどの充電されるデバイスまで揃える必要があります。
詳細に興味がある場合は急速充電の仕組みと規格を、選び方の詳細やおすすめのモバイルバッテリーは「モバイルバッテリーの選び方と用途別おすすめ7選!!」をご参照くださいませ。下記記事ご覧くださいませ!
モバイルバッテリーの相場まとめ
モバイルバッテリーは、ブランドにより大きく値段に開きが出てきていますね。
特に20,000mAhを超えるモデルでは、数倍価格に開きがあります。
しかし、激安モデルは表記されている容量に満たないケースも多いため、Ankerやcheeroなどの実績のあるコスパの高いメーカーから選択するのがおすすめです。